1. はじめに
2019年2月21日にスタートダッシュデッキ 「エンジョイ!ノスフェラトゥ」が発売されます.
このスターターだけでも遊べる構成になっていますが,色々変更するともっと強化出来ます.
このデッキを強化するのに必要なカードはデッキ発売後品薄&高騰することが予想されます.
多くの人がスターターを買って強化しますから,需要が増えるので自然な流れですね.
私は「エンジョイ!マーメイド」のときに失敗しています….
(SRのマイ・フェア・レディ タルティニがデッキ発売後150[円]→1000[円]くらいになってましたよ…)
ですので今回は前もって準備してますよ~.
そこで今回はこのデッキを強化するために必要になるであろうカードを紹介したいと思います.
2. 墓城の道化プーニーレ(26弾N)
IGアイコンのウェイカーオープン用のゼクスです.
ウェイカーをオープンし,デッキトップを1枚トラッシュに送れます.
さらに,トラッシュに落ちたカードが墓城名称を含むならノーマルスクエアにある相手の4コスト以下のゼクスを破壊出来ます.
「エンジョイ!ノスフェラトゥ」はトラッシュが多く欲しいですし,墓城が多く採用されているので破壊効果も発動しやすいです.
破壊対象が4コスト以下と割と広めな点も良いです.
注意点としてはウェイカーをオープンしないと効果が発動しない点です.
序盤は問題ありませんが,中盤以降は表向きにするウェイカーが無い可能性もあります.
墓城名称でトラッシュ肥やし&相手の4コスト以下破壊が行えるので優秀なIGアイコンです.
3. 墓城の奏者レプイヤ(27弾R)
墓城名称のノスフェラトゥのライフリカバリーです.
効果を使うには自分のリソースにカードが5枚以上かつノスフェラトゥが4枚以上必要です.
条件は少々厳しめですが,トラッシュからこのカードを登場させると追加でコスト3以下のノスフェラトゥをリブートでノーマルスクエアに登場させることが出来ます.
「エンジョイ!ノスフェラトゥ」に収録されている炎天下の侍従 墓城のスタブからこのカードを登場させて,3面展開することが多くなりそうです.
今までノスフェラトゥのライフリカバリーはちょっとパッとしない感じのものが多かったです.
墓城指定ではないので色々なノスフェラトゥデッキでも採用されると思います.
4. 墓城七姫 五の姫ハーシェル(27弾SR)
3つの効果を持った墓城名称のゼクスです.
一つ目の効果はこのカードがトラッシュにあるときにトラッシュにある墓城名称2枚に付きコストが1減る(ただし0以下にならない)能力です.
通常では10コストですが,この能力により最大1コストまで下げることが可能です.
3コストまで下げれば墓城の奏者レプイヤの能力で登場させることも可能です.
二つ目の効果はこのカードがスクエアにあるときに相手はこちらのトラッシュにあるカードを効果で選ぶことが出来なくなる能力です.
「エンジョイ!ノスフェラトゥ」はトラッシュからの登場や回収が多いので,こちらのトラッシュが相手の干渉を受けにくくなるのは良いことです.
三つ目の効果はこのカードがスクエアにあるときに相手のチャージにカードがあるならば,スクエアにあるこちらの全ての墓城を含むゼクスのパワーを2000上昇させる能力です.
デッキの大半が墓城名称なので登場させておけば,こちらのゼクスが相手ゼクスの攻撃で破壊されづらくなります.
パンプの対象が全ての墓城名称なので自身が11000まで強化される点もGOODです.
しかもIGOBの名称が“墓城誓装”黒崎春日なので絶界持ちですが,パワーを上げられます.
自身のコスト軽減,トラッシュへの干渉遮断,墓城全体パンプと総じて優秀なカードです.
墓城でデッキを組む際は必ず使われるカードになりそうなので入手しておきたいです.
5. 墓城のナース クリンギーナ(ゼクスタプロモ)
2018年11月~12月 ゼクスタ景品のプロモーションカードです.
効果は自分のトラッシュにノスフェラトゥが4枚以上ある場合,トラッシュにあるこのカードをデッキの下に送ることで,自分と相手のデッキトップ1枚をチャージに置く能力です.
相手が徹底してチャージを除去してくるとIGOBになれません.
そんなときにチャージを得られるカードです.
チャージ消費が1枚のディンギルとIGOBの相性が良くなります.
このカードの効果でチャージを補充出来てチャージ2枚を維持可能だからです.
ディンギルの効果を使いつつIGOBになりやすいのは大きな利点だと思います.
相手にもチャージを与えてしまう点が欠点です.
しかし,墓城には相手のチャージを参照するカードもあるので利点でもあります.
このカードを採用していると円滑に動けるシーンが増えるので是非入手したいです.
6. 誘引の滑走レイバック(プレミアムパック ゼクプレ!)
IGOBが出来ない場合のサブプランの主力カードです.
IGOBが強力なので妨害されてなかなかなれないことも多々あります.
そんなときでも戦えるような主力がデッキには必要だと考えます.
20コストですが,トラッシュにノスフェラトゥが13枚以上あれば7コストでプレイできます.
効果はプレイ登場時,トラッシュにある6コスト以下のノスフェラトゥを2枚登場させる能力です.
「エンジョイ!ノスフェラトゥ」に収録されている炎天下の侍従 墓城のスタブや墓城七姫 壱の姫アーシアを登場させることで一気に盤面を埋め尽くすことが可能になります.
登場させるカード次第で色々な状況に柔軟に対応することも可能です.
長らくノスフェラトゥのキーカードとして活躍してきたカードは伊達ではありません.
「レイバックは伊達じゃない」
7. 黄泉路の案内人カンテラ(24弾SR)
相手のチャージ次第でノスフェラトゥを展開させることが可能なカードです.
効果はこのカードが登場したとき,チャージ1枚消費で相手のチャージ枚数×2以下のコストのノスフェラトゥ1枚をトラッシュからノーマルスクエアにリブートで登場させる能力です.
相手のチャージが2枚なら4コスト,チャージが3枚なら6コスト,チャージが4枚なら8コストのノスフェラトゥを登場させられます.
相手のチャージ枚数依存ですが,盤面のゼクスを破壊すれば問題ないので好きなゼクスを出しやすいです.
プレイ時ではなく登場時なので,効果で登場しても発動する点は優秀です.
8. 憎悪の呪剣カースドソウル(21弾R)
条件次第でリソースを支払わずにトラッシュから登場し,相手ゼクスを破壊するゼクスです.
条件はリソースにノスフェラトゥ4枚かつスクエアに自分のノスフェラトゥが4枚必要です.
「エンジョイ!ノスフェラトゥ」は展開力に長けているので条件達成が容易です.
効果は名称指定で1ターンに1回しか使えないので枚数はそれほど必要ないです.
このカードのおかげで盤面の相手ゼクスが残りにくく,盤面を埋めやすくなります.
9. 麗色昆虫レディローズ(乙女の聖戦R)
デッキからトラッシュに落ちたときデッキトップ1枚をリソースにスリープで送る効果です.
これが早い段階で捲れると相手よりも早く多く動けて,ディンギルにも早くなれます.
「エンジョイ!ノスフェラトゥ」はデッキトップをトラッシュに送る効果が多いので効果を誘発しやすいです.
このカードを採用する余禄として緑のウェイカーが使えます.
候補としては下記の3枚が挙げられます.
・開眼鳥人ウェアクロウ:リソブor相手のリソ除去&パンプ
・翠竜の桜翼 娑伽羅:自分と相手のチャージ&盤面リソ送り
・修羅魔王プリニー:相手NSの3コスト以下任意枚数リソ送り&リソのゼクス回収
ノスフェラトゥ以外が増えるのでリソースの管理は少し気を使う必要がありますが,
どれも採用に値するカードなのでタッチ緑にして対応力を上げるのも面白いかもしれません.
レイバックは最大でも7コストまでしか下がらないので早めに7コストにしたいです.
ESで1リソースブースト出来るこのカードとは相性が良いです.
10. 打ち据える『鋼槌』シュルシャガナ(17弾R)
相手の小型大量展開に対応するための黒の6コストディンギルです.
展開するためにはスクエアを少しでも空ける必要があります.
このカードはパワー6000以下の相手ゼクスを全て破壊出来ます.
「エンジョイ!ノスフェラトゥ」は展開しやすいのでスクエアを空ける手段としてデュナミスに欲しい1枚です.
11. 優艶の旋律リャナンシー(27弾R)
トラッシュ肥やし&条件付きで破壊が可能なディンギルです.
ノスフェラトゥ2枚が降臨条件なので「エンジョイ!ノスフェラトゥ」のためにあるようなカードです.
破壊のためにはトラッシュにノスフェラトゥが7枚必要です.
しかし,このカードでデッキトップを4枚落とせるので達成は容易です.
チャージ消費が1枚なのも嬉しいところです.
12. 耽溺の神海エレシュキガル(サマ・ドラR)
黒のゼクス2枚が降臨条件の7コスト10500ディンギルです.
チャージ消費1枚で効果が二つあります.
一つ目の効果はNSにある相手の6コスト以上のゼクスを1枚破壊する能力です.
二つ目の効果は相手の手札を全て見てIGアイコンを1枚捨てる能力です.
大型ゼクス相手の除去として活躍するシーンは多々あるはずです.
しかも相手の手札を全て見ることが出来るので,これ以後の展開を組み立てやすいです.
カードゲームに置いて手札の量と質はそのまま行動に直結しますからね.
相手の手札を把握すること=相手のこれからの行動を知ることとほぼ同義ではないでしょうか.
「エンジョイ!ノスフェラトゥ」に収録されている『冥滅』する神獄エレシュキガルも7コストのディンギルです.
そちらはチャージ3枚でNS相手ゼクス破壊とトラッシュから3コスト以下を登場させられます.
『冥滅』する神獄エレシュキガルは強力ですが,チャージの消費が重いのはネックです.
どちらにも良さがあるので,状況に応じて使い分けられるとGOODです.
13. おわりに
最近収録された墓城名称のカード以外にも色々良さそうなカードがありましたね.
憎悪の呪剣カースドソウル(21弾R)とか割と覚えてない方も多いかもしれないですね.
以前レイバックデッキで使った時はなかなか良い感じでした.
とりあえず一通り揃えておいて,デッキが発売したら色々組んで遊んでみて下さい.
最後までお読みいただきありがとうございました.
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