1. はじめに
今回は44弾で強化された青白D・ウィッチデッキを紹介します.
追加カードのおかげで手札を稼ぐのが容易になりました.
そのうえ,自分のD・ウィッチを手札に戻せるカードや1コストで登場出来るカードの追加でライフを奪う力も増しました.
なので,上振れなら5リソース時に決着出来ることがかなり多くなりました.
2. デッキレシピ
まずデッキレシピを紹介します.
※1 カード名の後ろの数字は採用枚数・1枚の値段となっています.
※2 カードの値段は記事作成時の遊々亭さんの値段を参照させていただきました.
プレイヤー
上柚木さくら 1・180
プレイヤーエクストラ
ホルスEX 1・580
デュナミス
D・ウィッチ 狐魂のコトネ 2・180
驕傲を解き放つ神祖 ルシファー 1・9980
億劫なる『沈泥』ラハム 1・120
超越の神姫 ミステリア 1・1780
鬼謀の神機 アルダナブ 1・680
退廃の神姫 ナトコ 1・3480
奇縁の神楽 ルル 1・320
砕き呑む禍嵐 フレスヴェルク 1・3980
万物粉砕の葬翼 ニーズホッグ 1・7980
列神天使ガムビエル 1・180
【顕誓『愛邪精神』】ニャルラト 2・80
カードデバイスの変革者 1・80
数理妖精“妹” ルナ 1・4980
十二星聖“天蝎宮”バルビエル 1・3480
スタートカード
フォスフラムの希望 さくら 1・1480
IG枠
D・ウィッチ 躁情のアンドラス ←LR 4・50
サテライト7d7 レーメー ←VB 4・30
D・ウィッチ 暁星のオリアス 4・50
D・ウィッチ 予見のエリゴス 4・420
D・ウィッチ 炎狼のアモン 4・50
非IG枠
コスト3
D・ウィッチ 賢智のクロセル 4・50
コスト5
D・ウィッチ 純水のウェパル 4・50
コスト6
D・ウィッチ 空想のグレモリー 4・2480
D・ウィッチ 猟人のバルバトス 4・50
ホルス 天上の決意 1・30
コスト8
D・ウィッチ 解明のヴァサゴ 4・220
コスト9
D・ウィッチ 業火のフラウロス 4・580
イベント
風の天使とフォスフラム 4・180
デュナミス合計:37560円
プレイヤーエクストラ:580円
プレイヤー:180円
メインデッキ合計:18350円
デッキ総額:56670円
デュナミスの高額カードはほとんど使わないのでそれらを採用しなければもっと安く組めます.
デュナミスは概ねいつも通りですが,メインデッキが想像以上に高いのは驚きました.
D・ウィッチ 空想のグレモリーが2480円になっているとは思いもしませんでしたから.
D・ウィッチ 予見のエリゴスとD・ウィッチ 業火のフラウロスの値段も以前に比べると結構高くなっていますし.
ですが,この辺を安く集められれば他のパーツは安いので組みやすいはずです.
3. デッキの動かし方
D・ウィッチは手札とチャージが重要なのでそれらを稼ぐことを最優先に動きます.
手札とチャージの条件さえ整えば1コストで大型のゼクスを登場させられます.
なので,上手く噛み合えば4リソース時から相手を攻めることも出来ます.
5リソースになればD・ウィッチ 狐魂のコトネが使えるので一気に畳みかけられます.
注意点は早期にリソースにD・ウィッチ名称を3枚置くことです.
D・ウィッチ 躁情のアンドラスの上限+の条件を満たすために必要ですから.
他にはリソースの色管理にも気を付けたいです.
白多めで青少なめがちょうど良いです.
3.1 1ターン目(3リソース時)
風の天使とフォスフラムをプレイしてD・ウィッチ 予見のエリゴスを登場させるのが一番良い動きです.(次点でD・ウィッチ 炎狼のアモンを登場させたいです)
この動きだけで手札とチャージを3枚増やせます.
この時チャージにD・ウィッチ 賢智のクロセルを置ければさらに手札を増やせます.
このターンは使えませんが,D・ウィッチ 純水のウェパルをチャージに置けると次ターンの動きが楽になります.
上記の動きをしたいのでマリガン基準は風の天使とフォスフラムの有無です.
マリガンしても風の天使とフォスフラムが手札に来なかった場合はD・ウィッチ 予見のエリゴスかD・ウィッチ 炎狼のアモンをプレイしたいです.
3.2 2ターン目(4リソース時)
1ターン目に手札とチャージをしっかり稼げていればこのタイミングから動けます.
チャージにD・ウィッチ 賢智のクロセルやD・ウィッチ 純水のウェパルを置けていれば手札とチャージを合計11枚以上にすることが出来ますから.
条件を達成したらD・ウィッチ 空想のグレモリーを1コストでプレイして相手PSをバウンスしつつ,1点ライフを奪います.
リソースに余裕があるならD・ウィッチ 業火のフラウロスで追撃します.
ここでライフを奪えば奪うほど次のターンでの決着が容易になります.
3.3 3ターン目(5リソース時)
このターンで一気に攻めてライフを削り切りたいです.
チャージと手札に余裕があるならイグニッションします.
1枚D・ウィッチが登場するとD・ウィッチ 猟人のバルバトスを出しやすくなりますので.
まず,D・ウィッチ 空想のグレモリーで相手PSを剥ぎつつ1点取ります.
次にD・ウィッチ 狐魂のコトネをプレイして攻撃済みのD・ウィッチ 空想のグレモリーを手札に回収しつつライフを削ります.
1コストでプレイ出来るD・ウィッチをプレイしてライフを削ります.(これを2回行います)
これでこのターンにD・ウィッチを4枚登場させているのでD・ウィッチ 猟人のバルバトスを0コストでプレイ出来ます.
D・ウィッチ 猟人のバルバトスで相手PSに隣接しているD・ウィッチを手札に戻し,空いたスクエアに1コストでD・ウィッチをプレイしてライフを削ります.
相手PSを5回攻撃出来るのでライフが弱ければこのターンで5点貫通させることも可能です.
4. デッキの補足
このデッキに採用しているカードについて補足します.
4.1 メインデッキ
4.1.1 フォスフラムの希望 さくら
毎ターン手札かチャージを増やせるので助かります.
チャージ回収も出来るので破壊されたゼクスを再利用し易いのも◎.
チャージ上限が1増えるのでずっと置いて置きやすいのも良いです.
非常に有用なのでメインデッキに追加で採用するのも有りだと思います.
4.1.2 D・ウィッチ 躁情のアンドラス
手札とチャージ上限を1増やせるのは助かります.
多くの手札とチャージを維持出来るおかげで動きが安定しやすくなりますから.
ただし,リソースにD・ウィッチが3枚必要なので置くリソースに気を付けましょう.
D・ウィッチ名称なのでD・ウィッチ 純水のウェパルで登場させられるのも助かります.
4.1.3 サテライト7d7 レーメー
イベントのように使える除去なので盤面処理に手を割かずに済むのが良いです.
手札は減りますが,手札入れ替えも出来るので手札入れ替え目的で使うこともあります.
連続攻撃を重視するなら奏流フロートも有りだと思います.
奏流フロートは自分のゼクスを入れ替えられるのでより相手のライフを削りやすくなりますから.
4.1.4 D・ウィッチ 暁星のオリアス
登場時に手札かチャージを増やせるのは便利です.
チャージで使えるパワーを-5000する効果が役立つ時もあります.
ですが,他のIGアイコンに比べるとやや見劣りします.
IGアイコンのD・ウィッチ名称が大事なので採用しています.
4.1.5 D・ウィッチ 賢智のクロセル
毎ターン手札を1枚増やせるので非常に重要なカードです.
このカードを早い段階でチャージに置けるか否かで上振れするかどうかが決まるくらいです.
そのため,1ターン目から各種カードの効果でチャージに置けるようにメインデッキに4枚採用しています.
スタートカードとして置いてしまうと全然割ってくれないですからね.
パワーを-6000するのも盤面処理に困った時に助かります.
4.1.6 ホルス 天上の決意
1ターン目にリソースに白が2枚欲しいので採用しています.
初期リソースに青が2枚入ってしまうと風の天使とフォスフラムを最大限使えません.
そのうえ,D・ウィッチ 業火のフラウロスも使えないので非常に動きにくくなります.
D・ウィッチ名称じゃないのは気になりますが,1ターン目を安定させるために大事です.
ほとんどカードは1コストでプレイ出来るので登場効果は使いません.
ですが,ホルスEXのパンプ効果は重要です.
パワー11000で攻撃する手段が限られているのでかなり大事です.
4.1.7 D・ウィッチ 解明のヴァサゴ
自ターンに相手の起動能力を封じやすくなるので妨害を受けにくくなります.
最近は起動能力による強力な妨害カードが多いので,この効果は非常に重要です.
常時発動する相手の手札のカードのコスト+1も地味に効いてきます.
Last Danceのようなイベントも使いにくくなりますし,手札から指定コスト以下のゼクスを登場させる効果も使いにくくなりますので.
能力自体は優秀なのですが,自身以外にチャージと手札が12枚以上必要なのは大変です.
かなり意識して立ち回らないと枚数が微妙に足りなかったりするので要注意です.
青白なのでリソースに置くと色が困りにくいのも助かります.
4.1.8 D・ウィッチ 業火のフラウロス
基本的には1コストのアタッカーとして序盤から活躍させたいです.
ですが,状況次第では下の効果で手札とチャージを稼ぐのも有りです.
例えば1ターン目に風の天使とフォスフラムでD・ウィッチ 賢智のクロセルをチャージに置けたとします.
その場合は登場させずに残りの白1でD・ウィッチ 業火のフラウロスの下の効果を使います.
それでD・ウィッチ 純水のウェパルをチャージに置ければそこからさらに手札とチャージを稼ぐことも可能なので.(後攻じゃないと条件を満たすのは無理ですけど)
4.2 デュナミスについて
色々積んでいますが,実際に使用するのは一部です.
なので,使用頻度の高いものだけ補足します.
4.2.1 D・ウィッチ 狐魂のコトネ
デュナミスはD・ウィッチ 狐魂のコトネ2枚だけでいいんじゃないかと思うくらい良く使います.
1コストで登場出来て連続攻撃用のスクエアを確保しつつ2ドローも出来るわけですからね.
2枚採用なのは勝敗に関わらず7リソース目(5ターン目)が訪れないからです.
最近のZ/Xのスピードの早さに驚いています.
4.2.2 億劫なる『沈泥』ラハム
自分のゼクスを手札に戻して連続攻撃するために使用します.
基本的にはD・ウィッチ 狐魂のコトネを使います.
ですが,IGの当たり次第ではこちらの方が良いこともありますので.
4.2.3 超越の神姫 ミステリア
7コスト以下で盤面を埋められた時のリセットとして役立ちます.
強力な起動能力持ちに絶界を付与されている時にも重宝します.
相手のPSも剥げるので攻め手を盤面処理に消費せず攻め続けられるのも◎.
グロリアデッキが多い環境なら必須だと思います.
パワー13500になった画竜点睛 グロリアをNSに2枚,PSに1枚置かれると処理が追い付きませんから.
しかも,NSの2枚は大抵絶界がついていますし.
急ぎじゃないならゼクストCD付属の清音奏でる純姫が届くまで待つのも有りだと思います.
4.2.4 鬼謀の神機 アルダナブ
エクストラ権を使わずにカードを探せるのは有用です.
イグニッションが良く当たっている場合に重宝します.
4.2.5 【顕誓『愛邪精神』】ニャルラト
青白でもトラッシュから2種族を1枚回収出来るのでかなり助かります.
5リソース時と6リソース時に使う為に2枚採用しています.
D・ウィッチは専用シフトがないので紙機神【神算鬼謀】も採用したいですね.
トラッシュに回収したいカードが無い場合はこちらでデッキから探せますから.
4.2.6 カードデバイスの変革者
使える機会は限られますが,守勢に回った時に役立ちます.
5. おわりに
以前よりも上振れしやすくなったので早い段階から動きやすくなりました.
D・ウィッチ 賢智のクロセルとD・ウィッチ 狐魂のコトネ追加の影響が大きかったです.
一部のカードさえ安く集められれば組みやすいので宜しければ遊んでみて下さい.
最後までお読みいただきありがとうございました.
コメント