1. はじめに
前回は属性UP幻獣とキャラUP幻獣について説明しました.
今回は旺盛効果UP幻獣と特殊攻撃UP幻獣について説明します.
2. 与ダメージ式
前回と全く同じ内容なので,理解されている方は読み飛ばしていただいて問題ありません.
今回使用する与ダメージ式を記します.
ここで示す式は説明用に必要な部分だけ抜き出し簡略化しています.
したがって,実際のダメージ計算とは異なりますのでご注意下さい.
D ={AL×(1+CG×0.01+A×0.01)×(1+ZG×0.01+Z×0.01)×(1+OG×0.01+V×0.01)×(1+TG×0.01)}/TB … (1)
D:与ダメージ[-]
AL:キャラ攻撃力 + ウェポン攻撃力 + 幻獣攻撃力[-]
CG:キャラUP幻獣効果[%]
A:アサルト値[%]
ZG:属性UP幻獣効果[%]
Z:属性値[%](主に英霊ウェポンが該当します)
OG:旺盛効果UP幻獣効果[%]
V:ヴィゴラス値[%]
TG:特殊攻撃UP幻獣効果[%]
TB:敵防御[-]
(1式)を分かりやすく言葉に直すと下記のようになります.
与ダメージ =
{表示攻撃力×(1+キャラUP幻獣効果+アサルト値)×(1+属性UP幻獣効果+属性値)×(1+旺盛効果UP幻獣効果+ヴィゴラス値)×(1+特殊攻撃UP幻獣効果)}/敵防御
今回下記の数値は固定にして計算します.
AL = 30000[-]
A = 130[%]
TB = 10[-]
3. 旺盛効果UP幻獣について
まずは旺盛効果UP幻獣とはどれを指すのか説明します.
幻獣効果に風属性キャラのHPが多いほど攻撃UP(最大40%)と表記されています.
これが旺盛効果UP幻獣です.
HP最大時が補正値最大で,HPが減少する毎に補正値が下がり,HP50[%]で補正が無くなります.
ウェポンスキルのヴィゴラスと同じものだと思って下さい.
属性UP幻獣40[%]と旺盛効果UP幻獣40[%]のダメージをD4とします.
D4を(1)式より算出します.
CG = 0
ZG = 40
Z = 0
OG = 40
V = 0
TG = 0
を(1)式に代入すると下記のようになります.
D4 ={30000×(1+0×0.01+130×0.01)×(1+40×0.01+0×0.01)×(1+40×0.01+0×0.01)×(1+0×0.01)}/10
= 13524
属性幻獣40[%]&属性UP幻獣40[%]のダメージD2よりも高いダメージが出ます.
D2 = 12420
ただし,HP最大時の状態を維持しなければならない点に注意です.
回復が厚い編成やBT時にフルバーストだけで倒せるような相手なら活躍が見込めます.
4. 特殊攻撃UP幻獣について
まずは特殊攻撃UP幻獣とはどれを指すのか説明します.
幻獣効果に風属性キャラのHPが減るほど特殊攻撃UP(最大50%)と表記されています.
これが特殊攻撃UP幻獣です.
HP最大時に特殊攻撃10[%]UP,HP最小時に特殊攻撃50[%]UPします.
ウェポンスキルのプライドと似ていますが枠が異なります.
属性UP幻獣40[%]と特殊攻撃UP幻獣40[%]のダメージをD5とします.
D4を(1)式より算出します.
CG = 0
ZG = 40
Z = 0
OG = 0
V = 0
TG = 40
を(1)式に代入すると下記のようになります.
D4 ={30000×(1+0×0.01+130×0.01)×(1+40×0.01+0×0.01)×(1+0×0.01+0×0.01)×(1+40×0.01)}/10
= 13524
属性幻獣40[%]&属性UP幻獣40[%]のダメージD2よりも高いダメージが出ます.
D2 = 12420
旺盛効果UP幻獣と同じ結果になりました.
この結果になるのは計算式から明らかでしたね.
ちなみにHP最大時と最小時のダメージは下記のようになります.
・HP最大時:10626ダメージ(特殊攻撃10[%])
・HP最小時:14490ダメージ(特殊攻撃50[%])
旺盛効果UP幻獣とは対称にHP減少状態を維持出来るならこちらのほうが高ダメージを出せます.
体力が減った状態を維持しなければならないのでなかなか扱いが難しいです.
5. おわりに
旺盛効果UP幻獣と特殊攻撃UP幻獣は高いダメージを出せますが少々癖がありますね.
しかし,使いこなせれば属性UP幻獣×2よりも高いダメージを出せます.
編成次第では十分選択肢になり得る幻獣効果です.
最後までお読みいただきありがとうございました.
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