1. はじめに
2023年5月25日にZ/X EXパック39弾「まれびとの宴(ストライク・イージス)」が発売されます.
今弾は新しいスタートリソースとそれに対応したイージスゼクスが目玉のパックです.
新たなカテゴリのTT(トライバルトランサー)とキルクズも追加されます.
さらに,今まで収録されたカテゴリの強化カードも多数収録されるらしいです.
今回は青と白の憑依条件持ちのゼクスエクストラと青と白のイージスの新カードを紹介します.
2. 電算楼閣“FPAA” アトラス
憑依条件を持つ青の7コストパワー2000のゼクスエクストラです.
手札消費の激しい青系デッキで重宝しそうです.
憑依条件はコスト3以下のゼクス2枚なので使いやすそうです.
IGが2回当たればOKですし,リターン・エース リゲルと同じサイクルのヴォイドブリンガーなら1枚で3コスト以下のゼクスを2枚用意出来ますから.
1つ目の能力について
フォース分パンプ&フォースを能力で付けられないデメリットです.
フォースでパンプするカードには必要なデメリットです.
2つ目の能力について
手札を一気に5枚まで増やせるので手札消費の激しいデッキと好相性です.
手札0枚の状態で使用すれば5ドロー出来ますからね.
先攻2ターン目にIGがヒットした場合はライフを奪うのではなくこの効果を使って次ターンの動きを安定させるのも良さそうです.
3. テクノ・イージス メガ
今弾の目玉である青のイージスゼクスです.
プレイ登場ターンに3枚ゼクスを剥げてバウンスを構えられるので有用です.
1つ目の能力について
プレイ登場時にNSにある相手の5コスト以下&5コスト以上のゼクスを1枚ずつデッキバウンス出来ます.
チャージとトラッシュを与えず2面処理出来るので優秀な除去です.
指定コストの境界がちょうど良いのも使いやすいです.
2つ目の能力について
ターン1回の起動能力でNSにある相手ゼクスを1枚手札に戻します.
手札を1枚消費しますが,構えられるバウンスは有用です.
4. テクノ・オリジン メガ
テクノ・オリジン メガ専用スタートリソースです.
他のイージス専用スタートリソースと色や名称以外ほぼ同じです.
5. 終末天聖“看守” サンダルフォン
憑依条件を持つ白の8コストパワー9000のゼクスエクストラです.
攻撃された時に攻撃したゼクスを破壊出来るのでPSにおきたいです.
憑依条件はコスト5以上のゼクス1~2枚なので比較的達成しやすそうです.
1つ目の能力について
カードの能力でこのカードのフォースを増やせないデメリットです.
3つ目の能力が優秀なのでそれを想定以上に使用されないようにということですね.
2つ目の能力について
登場時にNSかトラッシュかチャージにある相手のゼクスをデッキボトムに置きます.
広い範囲のカードをボトム送りに出来るので有用な除去です.
3つ目の能力について
フォースを1枚トラッシュに置くとこのカードを攻撃したゼクスを破壊します.
対象を選んでいないので絶界持ちのゼクスを破壊出来るのが強力です.
フォース枚数分攻撃を無効化されるので相手からすると相当厄介なはずです.
なので,可能な限り憑依条件で2枚のゼクスをフォースにしたいです.
絶界は駄目ですが,相手の効果を受けないカードならこの効果を突破可能ですね.
6. ソウル・イージス モナ
今弾の目玉である白のイージスゼクスです.
絶界持ちな上に起動能力でパワーマイナスも使えるのでなかなかの脅威です.
1つ目の能力について
常在能力で絶界を持っています.
パワー11000が最初から絶界を持っているのはかなり厄介です.
ほとんどの効果で除去出来ないため,同パワー以上での攻撃を要求されますから.
1コストで絶界パワー11000をポンポン投げられるだけでもかなりの脅威です.
2つ目の能力について
プレイ登場時にNSにある相手のゼクスを1枚までデッキボトムに置きます.
デッキボトム送りは再利用されにくいので有用な除去です.
3つ目の能力について
起動能力でNSにある相手のゼクス2枚までのパワーを-8000します.
5コスト相当を2枚処理出来ますし,攻撃破壊の補助としても有用です.
起動能力なのでこのカードが生存すると返しのターンが非常に楽になります.
7. ソウル・オリジン モナ
ソウル・イージス モナ専用スタートリソースです.
他のイージス専用スタートリソースと色や名称以外ほぼ同じです.
8. おわりに
今回紹介したカードは相手ターンに使える妨害能力や残してはいけないゼクスが目立った印象です.
そのため,ゲームスピード遅めのコントロールデッキが復権するかもしれません.
最後までお読みいただきありがとうございました.
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