1. はじめに
2023年7月23日にZ/X 45弾「螺旋輪転編 降魔<プロフェシーリンク>」が発売されます.
今弾は44弾で収録されなかった各パートナーのリンクとリンクゼクスが目玉のパックです.
他には新たなパニッシャー&汎用約束,新カテゴリのSSD(サメサメ団)の追加も魅力です.
今回は3色の降臨条件持ちゼクスエクストラとエクリプス・デュオと魔眼とプリンセスの新カードを紹介します.
2. 数理妖精“銀管” リウェット
青と白と黒のゼクスを1枚ずつ要求する6コストのゼクスエクストラです.
絶界持ちな上に自動で誘発する妨害能力が強力です.
愛らしい見た目に反してフレーバーが恐ろし過ぎですね….
1つ目の能力について
常時絶界を持っているのは優秀です.
パワー12000が絶界持ちなだけでも厄介なのに3つ目の能力もあるのでかなりの脅威です.
2つ目の能力について
登場時に3枚まで引くので一気に手札を増やせます.
ドロー枚数を調整出来るのでデッキが薄い時に助かりそうです.
3つ目の能力について
相手のゼクスがカードの能力で登場した時,相手が(1)か(2)を選び解決する.
(1)相手は自分の手札を2枚選びトラッシュに置く.
能力登場するたびに手札を2枚失うので強烈なハンデスです.
如何に手札補充に長けているデッキだとしても簡単に手札を枯らせそうです.
(2)あなたのチャージを1枚選びトラッシュに置いた場合,登場したゼクスをスリープする.
チャージ1枚消費で登場したゼクスをスリープして無力化出来ます.
(この書き方だと捨てるチャージの選択権はこちらにあるはずです)
スリープした自分のゼクスを除去するのは手間なので除去より厄介です.
対象を選ばないので絶界に効くのも優れています.
より多くのゼクスをスリープするためにチャージ4枚でターンを返したいです.
3. エクリプス・デュオ ~下見~
調査記録を複数入手出来る2コストのエクリプス・デュオです.
除去かエクリプス・デュオのサーチも行えるので非常に有用です.
1つ目の能力について
登場時に相手のゼクス2枚につき調査記録を1個得ます.
なので,8面すべて埋まっていれば一気に調査記録を4個入手することが出来ます.
劣勢時ならこの効果だけで2つ目の能力に使用する調査記録を補えるのも良いですね.
2つ目の能力について
自ターン2回の起動能力で調査記録を1個消費し,NSにある相手の容疑者を1枚選び,(1)か(2)を選び解決する.
(1)選んだゼクスを除外する.
選んだゼクスを除外出来るので使いやすい除去です.
2回使えるのでこれ1枚で盤面処理が捗りそうです.
(2)デッキから選んだゼクスと同コストのエクリプス・デュオ名称のゼクスを1枚手札に加える.
スクエアにある相手のゼクス依存ですが,デッキから欲しいエクリプス・デュオ名称のゼクスを持って来れるのは優れています.
欠点を挙げるとすれば8コストは絶界を付与されることが多いので選びにくいことですね.
盤面に相手の8コストが絶界持ちしかいない場合はエクリプス・デュオ ~真相~をサーチ出来ませんからね.
4. 迸ル赤雷ノ魔眼 レディラ
リソースを支払わずに登場出来る2コストの魔眼です.
トラッシュに任意の魔眼を置きやすくなるのでだいぶ動かしやすくなりそうです.
ただし,手札消費が重いので補充手段をしっかり確保したいです.
1つ目の能力について
手札にある魔眼かつ5コスト以上のゼクスを1枚捨てたら手札のこのカードをコストを支払わずにプレイします.
大型の魔眼を捨てつつリソースを支払わずにプレイ出来るのはかなり良いです.
魔眼はトラッシュに同名を複数揃えたいですし,攻め手を増やせますから.
ただし,自分のトラッシュが10枚以上じゃないとプレイ出来ないので序盤は使えませんね.
同名ターン1回なので使うタイミングにも気を付けたいです.
2つ目の能力について
登場時に手札を1枚捨てたならデッキ内から魔眼名称のカードを1枚トラッシュに置きます.
任意の魔眼をトラッシュに揃えやすくなるのでかなり有用な効果です.
ただし,1つ目の能力で登場させた場合はこのカード含めて3枚手札を消費します.
そのため,手札補充手段をしっかり用意しないとその後の展開がかなり厳しくなりそうです.
5. プリンセス・リサーチャー チェルク
プリンセス4種類目のLRとVB以外のIGアイコン持ちです.
デッキ上かトラッシュからチャージを増やせるのは便利そうです.
能力について
自ターン1回の起動能力で(1)か(2)を選び解決する.
(1)あなたのデッキ上をチャージに置く.
シンプルなチャージブーストなので使いやすいです.
特に指定がないのでプリンセスデッキ以外でも使えますね.
(2)トラッシュにあるプリンセス名称のゼクスを1枚チャージに置く.
プリンセスはチャージからゼクスを登場させられるので助かります.
以前は1回トラッシュに落ちたカードを再利用するのが難しかったですから.
この能力のプレイするにはスクエアかデュナミスに表向きの王冠シフトが必要です.
ですが,この能力をプレイしたい時には問題なく条件を満たせているはずです.
6. プリンセス・メディック シャサール
コスト軽減効果を持つ10コストのプリンセスです.
複数のゼクスを除去出来るので劣勢を返しやすいですが,頼りにするのは難しそうです.
1つ目の能力について
手札からプレイする際,自分のデュナミスにある表向きの王冠シフトとスクエアにある相手のゼクス1枚につき,このカードのコストを-1します.
なので,両方合わせて9枚あれば1コストでプレイ出来ます.
相手が全面埋めれば2コストまで下がるので1コストでプレイするのも難しく無いです.
2つ目の能力について
登場時にスクエアかデュナミスにある自分の表向きのシフト2枚につき,スクエアにある相手のゼクスを1枚までリソースにスリープで置きます.
例えば,表向きのシフトが8枚あれば相手のゼクスを4枚リソ送りに出来ます.
一気に盤面を処理出来るのは良いですが,相手にリソースを複数枚与えるのかなりのリスクです.
次のターンに増えたリソースで一気に逆襲される可能性は非常に高いですから.
そのため,この効果を使用したターンで勝ちたいです.
この効果でリソースに置かれたカードは次の相手のターン中如何なる効果でもリブートしないとかならプリンセスの劣勢を返す手段として頼りに出来たと思うのですが….
年々1リソースの価値が上がっているのでリソースへの除去はどんどん弱くなっていますから.
7. おわりに
数理妖精“銀管” リウェットは一度登場してしまえばかなりの脅威になりそうです.
エクリプス・デュオは劣勢を返しやすくなるので戦いやすくなりそうです.
魔眼とプリンセスも動かしやすくはなりそうですが,まだまだカード不足感は否めません.
最後までお読みいただきありがとうございました.
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