1. はじめに
2023年6月26日から期間限定で「キャラクターデッキ 七尾＆怜亜＆超」が発売されています．
このスターターデッキはヴェイバトロンデッキに必須なカードや強力な再録カードが多数収録されています．
そのため，現役プレイヤーだけでなく初心者や復帰者にもおすすめのスターターです．
今回は「キャラクターデッキ 七尾＆怜亜＆超」に収録されている新カードを紹介します．
2. 〈セブンステイル〉シンクロトロン
登場時に2つの能力を使い分けられる5コストのシンクロトロンです．
キラーマシーン確定サーチは優秀ですし，4コスト以下を登場させられるのも良いです．
能力について
登場時に(1)か(2)を1つ選び解決します．
(1)デッキからキラーマシーンを1枚まで手札に加える．
状況に応じて必要なキラーマシーンを手札に加えられるのでかなり優秀です．
藍色輝く宙駆ける超神器や藍宙の超神器 G・ヴェイバトロンみたいな展開に必須のカードを引けますし，上振れを狙うためにファーストシャドウ アスルや壊蒐機械ギャザリングを引くことも出来ますから．
名称指定ではなく種族指定なので色々なカードを引けるのが優れていますね．
(2)1枚まで引き，手札から4コスト以下のキラーマシーンを1枚までNSに登場させる．
手札を増やしつつ4コスト以下を登場させられるのは有用です．
4コストまで登場させられるおかげで暴虐紫怨剣マスプロトロンやオリジナルXIII Type.EXなどの優秀なゼクスを登場させられますから．
3. 〈セイント・レイ〉ローレンシウム
3つの能力を持った6コストのローレンシウムです．
コスト軽減で登場させやすく妨害封じとパンプで相手を確実に倒します．
1つ目の能力について
手札とトラッシュでコストが軽減されるので登場させやすいです．
トラッシュのメタルフォートレス2枚につき1コスト下がります．
なので，ローレンシウム名称参照でコスト軽減される蒼星神器ローレンシウムよりも今は使いやすいです．
今はローレンシウムデッキもヴェイバトロン名称のカードが増えていますからね．
トラッシュでコストが下がるので忍者流儀 チームG・ヴェイバトロンで登場させられるのも◎．
2つ目の能力について
このカードのバトル中相手は起動能力とイベントをプレイ出来ません．
強力な起動能力やイベントによる妨害を防げるのでかなり有用です．
昨今は相手ターンに使える強力な妨害札を採用したデッキが一定数いますからね．
3つ目の能力について
攻撃時にパワー+4000するのでパワー12000まで攻撃破壊出来ます．
低コストで登場出来るゼクスが大型を処理出来るのは助かりそうです．
4. 〈サンダーバード〉サイクロトロン
IGアイコンを得てバウンスと絶界も持っている5コストのサイクロトロンです．
1つ目の能力について
自分のリソ5枚&手札5枚以上の条件を満たせばすべての領域でIGアイコンを得るのは良いです．
イグニッションでゼクスが出やすくなるので攻防ともに戦いやすくなりますから．
サイクロトロンはイグニッションする効果を持っていますし，同梱されている各務原あづみ Unite＜R＞でイグニッションを出来るのも好相性です．
良い効果だとは思うのですが，相手のリソースが5枚以上の時でもIGアイコンを得て欲しかったです．
最近のZ/Xは3ターン目5リソース時から動き始めることが多いです．
なので，こちらが後攻の時でもライフから出て欲しかったですから．
2つ目の能力について
登場時に相手の5コスト以下を1枚までバウンスするので使いやすいです．
使いやすい除去なのですが，もう少しバウンス対象が広くても良かったような気もします．
3つ目の能力について
ゼロオプティマ3で絶界を得るので攻防共に頼りになります．
パワー7500絶界がイグニッションで登場するのはなかなか厄介そうです．
ただし，ゼロオプティマ3なのは結構気になります．
現環境だとスタートリソースを採用するのでIGOB環境よりもリソースにIGアイコンを置きにくいです．
なので，置くリソースにかなり気を付ける必要があります．
5. おわりに
シンクロトロンとローレンシウムはなかなか良さそうな新カードを貰えたと思います．
サイクロトロンは悪く無いのですが，他の二人に比べるとやや物足りなさを感じます．
今回のスターターでヴェイバトロン専用シフトが追加されなかったのは残念です．
今後はますますヴェイバトロン名称が増えるはずなので，一刻も早く専用シフトが欲しいですから．
最後までお読みいただきありがとうございました．
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