1. はじめに
2024年1月25日にZ/X 47弾「螺旋輪転編 轟轟＜イグナイトリンク＞」が発売されます．
今弾は46弾で収録されていない各パートナー専用のアウェイクンパニッシャーとそれを登場させるアウェイクンゼクスが目玉のパックです．
枢要大罪や舞鬼，紙機神の追加も魅力です．
今回はXで公開されなかった新カードを中心に紹介します．
2. 枢要大罪“驕傲” ルシファー
枢要大罪の能力は独立しているので枢要大罪でデッキを固める必要はなさそうですね．
縛り過ぎるのも良くないですが，一緒に使っても楽しいような要素が欲しくも有ります．
少々我儘ですかね．
1つ目の能力について
チャージ上限が無くなるのでガンガンチャージを増やせます．
とはいえ，このカードがスクエアからいなくなると効果は消失します．
なので，なるべく生き残りやすいような位置に配置したいです．
2つ目の能力について
起動能力でターン終了時まで自分と相手はイベントをプレイ出来ず，自分は1ダメージ受けます．
イベントに対する強力なメタ効果です．
汎用約束も専用約束も使えませんし，他のイベントエクストラも一切プレイできなくなります．
なので，相手のイベントによる妨害を一切気にせず攻められます．
相手ターンにも使用できるのでその場合は動きをかなり制限出来そうです．
とりあえず，紙機神は泣いていいと思います．
1点ダメージを受けるのは非常に大きなデメリットです．
ですが，あらかじめライフの中身を知っているならば話は別です．
狙ってVBやLRなどのIGアイコンを使用できますから．
なので，出来ればライフを確認できるカードと併用したいです．
3つ目の能力について
自分か相手がダメージを受けた時，デッキ上をチャージに置けます．
なので，上手く活用すればガンガンチャージを増やせます．
1つ目の能力のおかげでチャージ上限がなくなっているのがとても良いです．
2つ目の能力使用時にダメージを受けるのでチャージを増やしやすいですね．
チャージを増やしやすいので悲嘆の堕天使ルシファーを使いたくなります．
4つ目の能力について
起動能力でチャージを5枚トラッシュに置き，NSにあるすべての相手のゼクスを破壊します．
コストは重めですが，ゼクス内蔵のNS全体破壊は優秀です．
絶界も貫通して更地に出来るので反撃しやすくなります．
特筆すべきはこの能力は相手ターンにも使用できることです．
なので，PSにこのカードを置いて相手の攻撃を全体破壊で凌ぐこともできますね．
3. 枢要大罪“色欲” アスモデウス
以前の世界線では子供の姿でしたが，今回の世界線では大人なのですね．
怜亜の成長した姿を見るなら赤の世界で成長したセイント・レイとサンダーバードの二人が見たいです．
以前収録されたカードにセイント・バードの二人のフレーバーがあったのでそのうちカード化されると思っていました．
ですが，旧世界線の話なので新世界で登場するかどうかは全然わかりません．
というか，アルタイルとカノープスの新カードは無いんですか！
ベガもですが，もう何年も何年も新カード貰えてないんですよね…．
アドミニストレータはデネボラとポラリスだけじゃないんですよ…．
男性キャラの需要は女性キャラよりも少なくシングル価格が低くなるのは理解できます．
それなら枢要大罪“怠惰” ベルフェゴールみたいに強めのデザインにすれば良いのではないでしょうか．
1つ目の能力について
このカードに隣接している自分のゼクスが3枚以上だと絶界を得る珍しい能力です．
条件を満たせるのは4，5，6，8のスクエアに置いた時だけですね．
どこに置いても取り巻きの3体か自身が相手PSに隣接してしまうのは気になりそうです．
1体でも隣接ゼクスを処理されるとすぐに絶界が解除されるので維持はかなり難しいです．
2つ目の能力について
このカードに隣接しているすべての自分のコスト4以下のゼクスに絶界を付与します．
低コストだけとはいえ，複数のゼクスに絶界を付与出来るのは優秀です．
この効果のおかげで除去によって1つ目の能力の絶界を解除されにくいです．
4と6のスクエアに枢要大罪“色欲” アスモデウスを置いて全面埋めればNSを絶界のみで埋められますね．
全体除去を持たないデッキだと盤面を取り返すのがかなり難しそうです．
3つ目の能力について
起動能力でこのカードと隣接している自分のゼクスを1枚スリープしてスクエアにあるゼクスを1枚破壊します．
自壊も可能な破壊効果なので優秀な除去です．
1つ目と2つ目の能力のおかげでコストを用意しやすいのも噛み合っています．
相手ターンにも使用できるので妨害手段としても優れています．
特筆すべきは相手PSも破壊出来ることです．
そのため，相手のPSを直接破壊してライフを奪いやすいです．
相手PSからこのカードに隣接している自分のゼクスを守る手段としても有効です．
相手PSに隣接しているゼクスが処理されやすい弱点を補えています．
4. 姫界賊 アルビルダ
ブレイバーデッキ復権の可能性を感じる追加カードです．
まさかこの時代に界賊名称の新カードが収録されるとは思いもしませんでした．
もしかして，カテゴリデッキとして界賊が復活する可能性も…？
もしくは三国志や三銃士復活の可能性も…？
需要を考えると一番有りそうなのは女神デッキの復活ですかね．
1つ目の能力について
スクエアにある相手のゼクス1枚につき手札でコストを-1します．
なので，相手のゼクスが6枚いれば1コストになります．
ですが，必ずしもそこまで下げる必要は無いですね．
手札で3～4コストになれば月華の女神セレネのようなゼクス登場能力で登場させられますから．
2つ目の能力について
プレイ登場時に手札1枚消費でNSにある相手のゼクス1枚除外します．
1コストで登場しつつ，盤面処理も出来るので使いやすいです．
劣勢時であれば1コストでプレイするのは簡単ですし．
ゼクス登場能力持ちが盤面処理も出来るのはかなり良さそうです．
3つ目の能力も考慮してブレイバー系で幅広く採用出来そうです．
3つ目の能力について
起動能力で自身スリープ&除外で手札からコスト8以下のブレイバーを1枚までリブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させます．
8コスト以下のブレイバーなら何でも登場させられるのが良いです．
そのため，様々なブレイバーデッキで採用出来ます．
こういった色々なデッキで使えるカードが収録されるとデッキを考えるのが楽しいです．
(気軽に参加できるゼクスタが無くなって久しいので，考えたデッキで遊べる機会が大幅に制限されているのは痛すぎますが…)
(ゼクチャンは試みとして面白いと思いますが，それよりもゼクスタ開催店舗を増やして欲しいです…．気軽にZ/Xで遊べないことにはどうしようもないので…)
自身を除外するのは一見するとデメリットっぽいです．
ですが，PSに登場した場合は自身を除外することで後でPSに大型を置けるのがメリットです．
5. 魔導書∴白昼の樹妖
1つ目の能力について
相手のカードの起動能力のコストに手札を1枚除外するを追加します．
起動能力妨害効果としては弱めですが，起動能力を多用するデッキには非常に刺さります．
相手は起動するごとに手札をどんどん除外されるので動けなくなりますから．
以前よりも大型の魔導書を登場させやすくなったので比較的使いやすいと思います．
2つ目の能力について
セリオンの能力で手札からこのカードを捨ててトラッシュからコスト3以下の魔導書を1枚NSにリブートで登場させます．
色々条件はあるものの，攻め手を確保する手段としては使いやすいと思います．
6. 【ＴＴ】新たな依代を求めて アビィ
1つ目の能力について
リソースでデュナミスにある表向きの【ＴＴ】と同じ色を得る効果です．
表向きになっていないと機能性しないので多色発生源としては遅いです．
どちらかというとリソースに無色が入り過ぎた時の救済措置みたいな感じでしょうか．
2つ目の能力について
起動能力で手札のこのカードと自分の手札を1枚捨ててNSにある相手のコスト5以下のゼクスを1枚手札に戻します．
手札消費は激しいですが，リソースを支払わずに盤面処理できるのは利点です．
ただし，デュナミスに表向きの【ＴＴ】が3枚以上必要なので序盤は使いにくいです．
7. 金剛§開化 マルディシオン(シークレット)
今弾収録の金剛§開化 マルディシオンがシークレット版で登場です．
新しいライフリカバリーがLRやスターターで収録されたプレイヤーとパートナーはガチャ版が無いので出会いのシーンのイラストがないんですよね．
リルフィのXによると出会いのシーンのイラストが収録されていないプレイヤーとパートナーの出会いのシーンを今後収録するかもしれないらしいです．
それ自体は歓迎したいですが，今回のライフを早期に再録して値段を暴落させる今までの売り方はいい加減止めて欲しい．
もし出会いのシーンを収録するなら別の新カードでお願いします．
8. おわりに
枢要大罪“驕傲” ルシファーと枢要大罪“色欲” アスモデウスがなかなか面白そうですね．
姫界賊 アルビルダ収録を皮切りに色々なブレイバーデッキが復活して欲しいです．
最後までお読みいただきありがとうございました．
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