1. はじめに
2025年11月20日にZ/X IGパック第7弾「ちびゼク☆カワイイパニック!」が発売されます.
今回はZ/X IGパック第7弾「ちびゼク☆カワイイパニック!」収録の汎用ゲートカードと青の汎用ゼクスとグロリアとノスフェラトゥとク・リトの新カードを紹介します.
2. ちびゼク☆カワイイパニック!

エクストラパックでたまに収録されるパック名と同じカードです.
まさか,同じセットで汎用ゲートが2種類も追加されるとは思いませんでした.
能力について
使い切りですが,相手のイグニッションを1回無効化できるのは有用です.
登場する代わりにトラッシュに置かれるので登場時誘発効果が発動しないのも◎.
イグニッションの影響が特に大きい2ターン目の動きを大幅に抑制できます.
例えば,イグニッションで緑のオーバードライブ登場&【奸雄招来】和修吉にシフトでリソブやイグニッションで登場したゼクスとスタートカードで精霊樹“百目鬼” ユグドラシル登場を確実に防げますから.
対緑が一番効きますが,それ以外の色の場合でもイグニッションを1回無効化できるのは大きいです.
レーザーサイス アヴィオール → 復讐を誓うキリア → XIフラッグス ルートヴィヒ → 八大龍王 阿那婆達多で毎ターン確実にイグニッションを封じるデッキが存在した時代を経験しているのでイグニッションを封じるメリットの大きさは身に染みています.
有用なのは間違いないですが,ゲートカードの枠を競うライバルが強いのでどれくらい採用されるかわからないです.
ちびゼク☆カワイイパニック!はiDOL ラストエンヴィーやルナ・プレーナのようなデメリットがありません.
なので,どんなデッキでも採用しやすい点で優れています.

デメリット無しを意識した場合は鉄拳粉砕!がライバルになります.
条件は重いものの1回追加で攻撃出来る利点は大きいですよね.
使いやすさと序盤の安定を重視するならちびゼク☆カワイイパニック!が良いです.
3. 紡ぎあげるメロディ クローディア

クローディアも久しぶりですね.
13弾収録のXIフラッグス クローディア以来ですからね.
XIフラッグス以外のクローディアもあると思っていたのですが,覚え違いだったようです.
1つ目の能力について
青1で手札から登場するので少ないコストでゼクスを用意したい時に役立ちます.
スクエアに自分のゼクスが4枚以上必要なので使えるのは5リソースくらいからですね.
2つ目の能力について
自壊しつつ自分のゼクスを1枚移動するので連続攻撃しやすいです.
1つ目の能力も考慮すると青1で登場して相手PSを攻撃後にスムーズに退場&自分のゼクスを移動するので青系デッキで攻撃回数を稼ぎたい時に役立ちます.
4. 意気衝天 グロリア

グロリア1種類目のスタートカードです.
まさか専用スタートカードを貰うのに2年以上かかるとは思いませんでした.
能力について
デッキ上をトラッシュに置いて2つの効果から1つ選び解決します.
どちらの能力を使用しても同名の能力はターン1回制限です.
1つ目の効果
3種類のリンクから1枚置けるので序盤に役立ちます.
ただし,ターン終了時に置いたリンクは消滅するので一時的ですけどね.
とはいえ,リンクの枚数を参照する効果を早期に使えるのは利点です.
安定して3種類のリンクを早期に置くのは大変ですから.
2つ目の効果
使い切りですが,除去としても自壊手段としても使えるので有用です.
リンクが3枚の条件は自壊として使う分には気にならないはずです.

怪盗団“黄昏”誘い込むリベルと同じような役割ですね.
破壊対象のゼクスにコスト指定がなくなったのは使いやすそうです.
コスト4と5を破壊できないのが気になることもありますから.
5. 墓城姫の夏 ブルーティア

墓城名称ですが,ノスフェラトゥ全般の汎用カードです.
墓城名称のカードはちょくちょく収録されていますが,墓城デッキの主軸になるようなカードは収録されませんね.(ゼノドライブ相当のカードなど)
墓城メインのデッキはもう復活しない感じなのでしょうか?
1つ目の能力について
エヴォルシードでNSにある相手のコスト7以下を1枚まで破壊は有用です.
黒はデッキからトラッシュを増やしやすいのでトラッシュを増やすついでに除去できますから.
埋められた盤面をイグニッションフェイズに空けられるのも助かりますし.
相手ターンにも誘発するのでライフから出たイグニッションアイコンでデッキ上を落とした時に妨害できる可能性もありますね.
2つ目の能力について
スリープ登場ですが,トラッシュにあるからコスト5以下のノスフェラトゥを1枚登場させるので盤面を埋めやすいです.
3つ目の能力のために8面ノスフェラトゥで埋めたいので助かります.
コスト5以下でゼクス登場効果持ちのノスフェラトゥを登場させればさらに盤面を埋められますし.

このカードをトラッシュから登場させる手段として使いやすいのは墓標クラッシャー ロメロです.
ノスフェラトゥ主体のデッキなら問題なく採用出来ますからね.
3つ目の能力について
8面すべてノスフェラトゥで埋めてターン終了すれば相手に1ダメージ与えます.
ノスフェラトゥなら盤面を埋めるのは簡単なので条件達成は容易です.
なので,墓標クラッシャー ロメロと合わせて色々なノスフェラトゥデッキで使えますね.
ただし,相手の妨害やライフからイグニッションアイコンで盤面に穴が空く可能性に注意です.
6. 白熱の幼体 ヨゴロナ

1つ目の能力について
リソースに[ク・リト]が5種類あれば手札でコスト3になります.

条件は厳しめですが,ユニバース・プリンセスを採用するようなデッキなら問題なく使えますね.
夏の視線を独り占め アスツァールやコズミックイースター アスツァール,地を穿つ業苦ニョグサなどでリソブも出来ますし.
2つ目の能力について
プレイ登場時とはいえ,デッキからコストの合計が12以下になるようにク・リトを好きな枚数登場させるのは非常に強力です.
状況に応じて必要な盤面を作れますから.
少々強すぎるような気もしますが,今の環境で3コスト払う=ユニゾンやゼノドライブと同等と考えればなくはないのでしょうか.
これをノーコストでプレイするようなカードが刷られないことを祈るばかりです.
7. おわりに
最後までお読みいただきありがとうございました.



















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