1. はじめに
2022年11月17日にZ/X EXパック36弾「神々の夜明け (エリュシオン・ウェイカー)」が発売されます.
今弾は「ディンギルが支配するifの世界」をテーマにしたパックです.
そのため,ディンギルとウェイカーの新カードや再録カードが多く収録されます.
今回はディンギルの新カードを紹介します.
2. 流れゆく『麗湧』ヤム
ディンギルを降臨させやすくなる青の3コストのゼクスです.
ディンギルを降臨させつつ手札も増やせるので優秀そうです.
神門とほのめを逃がせたのはかなり大きそうですね.
特に神門は各世界に与える影響がとても大きいです.
なので,神門さえ健在ならこのルートでもディンギルの支配を打ち破れるかもしれません.
ですが,代わりに倉敷博士(大人世羅=セーラ)が犠牲になってしまいそうですね…(/_;)
1つ目の能力について
このカードでディンギルを作るとデッキ上3枚から1枚を手札に加えられます.
ディンギルしつつ手札の質を維持出来るのは大きそうですね.
個人的にディンギルデッキは手札が切れやすいイメージなので.
2つ目の能力でディンギルを降臨させてもこの能力が誘発するようになっていますね.
2つ目の能力について
手札からディンギル降臨条件の1枚として使えるのは非常に優れています.
盤面にゼクスが1枚いればディンギルを降臨させられるようになりますから.
このサイクルのカードが手札に2枚あれば即ディンギルを降臨出来るのは強そうですね.
青系ディンギルを主力にするデッキなら極力4枚採用したくなりそうです.
ただし,即トラッシュ行きなのでチャージ管理には気を付けたいです.
非常に優秀なためか,ディンギルLv3と重めに設定されていますね.
ただ,今弾の収録カード次第でディンギルLv3は余裕になるかもしれません.
3. 射貫く『照天』ラシャブ
ディンギルを降臨させやすくなる白の3コストのゼクスです.
ディンギルを降臨させつつチャージ回収&チャージの質を上げられるので優秀そうです.
流れゆく『麗湧』ヤムのフレーバーテキストとこのカードのフレーバーテキストは冥界に春日の魂を探しに行ってエレシュキガルを消滅させた時のことですよね.
だとすれば,「魂を砕かれたちびっこたち」は春日と世羅のことだと思います.
もしそうならセーラが身を挺して逃がしてくれた神門は完全に折れてしまいそうです.
仮に逃げ切ったとしても神門が折れてしまったらバッドエンドは回避出来そうにないです….
その場合はこのムービーで立ち上がれなかった神門を目の当たりにすることになりそうです.
私はゼクストリームで流されていたこの手のムービーが好きでした.
この後に行われる投票イベントが盛り上がりますし,シナリオを動画で見られる数少ない機会でしたので.
またこういった動画を作ってイベントやシナリオを盛り上げて欲しいです.
1つ目の能力について
このカードでディンギルを作ると自分のチャージのゼクスを1枚まで手札に戻せます.
なので,優秀な登場時能力持ちゼクスを再登場させやすくなりますね.
さらに,自分のトラッシュから1枚までチャージに置けます.
そのため,スタートカードのようなチャージに置きたいカードを置きやすくなります.
最初の効果でチャージからゼクスを回収しなければチャージを増やせるのでチャージコストを作りやすいです.
2つ目の能力について
手札からディンギル降臨条件の1枚として使えるのは非常に優れています.
白系ディンギルを主力にするデッキなら極力4枚採用したくなりそうです.
4. 咲き乱れる『虚誕』アスタルト
ディンギルを降臨させやすくなる緑の3コストのゼクスです.
ディンギルを降臨させつつリソース回収&リソースの質を上げられるので優秀そうです.
エレシュキガルが冥界の管理をヤムとラシャブに委ねたのも今回のシナリオへの分岐点の一つでしょうね.
他にも色々ありそうなので,何が今回のシナリオへの分岐に影響したのか気になります.
1つ目の能力について
このカードでディンギルを作ると自分のリソースのゼクスを1枚まで手札に戻せます.
なので,リソースが伸びれば伸びるほど回収候補が増えて立ち回りやすくなります.
さらに,自分のトラッシュから1枚までリソースに置けます.
そのため,次にリソースから回収したいカードや色の調整がしやすそうです.
最初の効果でリソースからゼクスを回収しなければリソースを増やせますね.
2つ目の能力について
手札からディンギル降臨条件の1枚として使えるのは非常に優れています.
緑系ディンギルを主力にするデッキなら極力4枚採用したくなりそうです.
5. 錯視の独奏 フラムス
ディンギルLv参照の青の3コストIGアイコン持ちのゼクスです.
デッキ上からゼクス登場かデッキ上を手札に加えるのでどう転んでもアドを稼げます.
ショートストーリー[運命廻放編]の「side.BLUE 革命を巡る物語」が失敗した話ですね.
今回のシナリオで革命戦が失敗してしまった原因はいくつかありそうですね.
現段階で革命戦失敗の原因になっていそうなのは下記3点ですね.
(1)ポラリスが永久凍結された.(咬断機械グレイヴバイトのFTより)
(2)あづみとリゲルの不在.(ポラリスがいないとリゲルの記憶が戻らないので…)
(3)フレデリカが革命戦に不参加.(ゆたかがディンギル側なので)
(3)はもしかしたら違うかもしれません.
ゆたかとフレデリカがパートナーになったのは革命戦後のはずなので.
基本的にはギリギリの状況なので誰か一人欠けているだけでも辛いはずです.
その中でもポラリスの永久凍結が致命的過ぎます.
ポラリスは革命戦だけでなく破神戦やその他でも色々立ち回っていたはずなので.
だとすれば,今回のシナリオへ分岐してしまった最大の原因は咬断機械グレイヴバイトのフレーバーテキストの通りポラリスの永久凍結かもしれません.
能力について
自身スリープでデッキ上の同名以外の5コスト以下のゼクスをリブートでNSに登場させます.
今までのディンギルデッキは上記のようなカードで4コスト以下を登場させて戦っていました.
なので,デッキの中核を担うのは3~4コストが主体でした.
ですが,この効果では5コストまで登場可能となります.
なので,今後はあまり使われてこなかった5コストのディンギルLv参照のゼクスが使われるようになるかもしれません.
デッキ上のゼクスを登場させなかったらそのカードを手札に加えて自身をリブートします.
つまり,手札を増やしつつこのカードを攻撃か降臨条件のコストに出来ます.
なので,どちらの効果を使ってもアドを稼げるので基本的には使い得な効果です.
ディンギルLv1なので序盤から使用出来るのも魅力です.
6. イヴィルベイン カムイ
実質4コストになるディンギルLv参照の5コストのガーディアンです.
自壊しつつ5コストを登場させるので攻撃性能が高そうです.
上柚木家の全滅の仕方がなかなか酷いですね…(;_:)
それにしても何でさくらが綾瀬を…!?
その場にいたのに綾瀬が八千代を守れなかったからでしょうか?
飛鳥の末路が物凄く簡潔に書かれているのも悲しいです.
破神戦後から天魔神と対峙するまで色々あったと思うのですが….
八千代が生き残れなかった原因は破神戦に参加したメンバーの戦力不足だと思います.
ポラリスは確定でいないですし,多分あづみとリゲルも参加していないはずです.
ですが,勝利シナリオでも参加している神門と飛鳥は生存しているみたいです.
(神門は冥界へ行っていますし,飛鳥は破神戦後に天魔神と相打ちしているので)
となると,犠牲は出たもののギルガメシュを討伐出来たのでしょうか.
1つ目の能力について
このカードはディンギルLv1ですべての領域で4コストになります.
4コストになると登場させる手段が格段に増えるので非常に使いやすくなります.
ですが,スクエアでも4コストになってしまいます.
そのため,コスト参照の除去で処理されやすくなるのはデメリットです.
2つ目の能力について
スクエアにある自身をトラッシュに置いてデッキ上からチャージブーストしつつ,チャージからディンギルLvを持つ5コスト以下のゼクスを1枚リブートでNSに登場させます.
なので,連続攻撃を仕掛けやすくなります.
射貫く『照天』ラシャブなどでチャージを調整すればかなり使いやすいはずです.
ディンギルLv4は重いですが,それに見合う価値は十分以上にありますね.
7. おわりに
シナリオからもゲームからも退場していたディンギルが一気に返り咲けそうな予感です.
シナリオに関してはバッドルートと分かっていても胸が痛みますよ…(;_:)
最後までお読みいただきありがとうございました.
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