1. はじめに
2024年1月25日にZ/X 47弾「螺旋輪転編 轟轟<イグナイトリンク>」が発売されます.
今弾は46弾で収録されていない各パートナー専用のアウェイクンパニッシャーとそれを登場させるアウェイクンゼクスが目玉のパックです.
枢要大罪や舞鬼,紙機神の追加も魅力です.
今回はガーンデーヴァと魔導書の新カードを紹介します.
2. 戒律§継承 都城出雲
6コストの出雲のアウェイクンパニッシャーです.
1つ目の能力について
起動能力でガーンデーヴァにレンジ3を付与するのでライフを奪いやすくなります.
PSやPS横に置きたいガーンデーヴァが多いので簡単にレンジ3付与は助かります.
コストのトラッシュ2枚除外も助かりそうです.
ガーンデーヴァは意外と自分のトラッシュを除外出来ませんから.
以前のように創星六華閃ガーンデーヴァをPSに置いてロングゲーム出来るような環境じゃないですからね….
ここ数年インフレが激しくなっていると感じます.
4月からの新システムが楽しみでもあり,怖くもあります.
2つ目の能力について
自身がスクエアから離れた時にNSの相手ゼクス1体に9000ダメージを与えます.
相手ターンの妨害として良さそうです.
このカードを処理する順番を誤ると相手の動きが崩れますから.
自ターンに誘発させて能動的に除去として使うのも有りだと思います.
能力誘発に自分のリムーブを2枚デッキ下に置くので上手く使いたいです.
灼煌の戦乙女 ガーンデーヴァをデッキ下に置いて確実に共に歩む決意の約束 出雲を使う準備をしたり,リムーブから回収しにくいイベントをデッキ下に置いて何かの効果でシャッフルして再度引くことも出来ます.
3. 戒律§開化 ガーンデーヴァ
アウェイクンパニッシャー登場能力持ちのガーンデーヴァのライフリカバリーです.
能力について
登場時にチャージかリムーブと手札を増やせるので有用です.
デッキ上を見てから選択出来るのも優れていますね.
チャージとリムーブどちらの領域に欲しいカードか見てから移動できるわけですから.
4. ハピネスタイム ガーンデーヴァ
能力について
登場時に(1)か(2)の効果から1つ選び解決します.
(1)あなたのデッキ上から3枚見て,その中にある赤か白のカードを1枚まで選び,除外し,残りを好きな順番でデッキの下に置く.1枚まで引く.
デッキ上3枚から赤か白を1枚除外しつつ任意で1枚引けるのは有用です.
今のガーンデーヴァは赤白なので除外するカードに困りません.
除外とドローは任意なのでデッキが薄い時に助かります.
P指定が無い赤系か白タッチ赤デッキのIGアイコンとしても良さそうです.
(2)あなたのリムーブが6枚以上ある場合,あなたのリムーブにあるゼクスを1枚まで手札に戻す.
リムーブからゼクスを何でも回収出来るのはかなり助かりそうです.
ガーンデーヴァはリムーブを増やしやすいですが,リムーブ回収は少なめですから.
5. 真理の魔導書 セリオン
降臨条件持ちの5コストゼクスエクストラの魔導書かつセリオンです.
降臨条件は魔導書を含むゼクス2体なので魔導書デッキなら問題無さそうです.
それにしてもかなり久しぶりの魔導書のセリオンですね.
セリオン自体は登場していますが,魔導書と関係ないカードばかりでしたから.
1つ目の能力について
このカードがPSにある時,このカードは相手の効果を受けません.
魔導書はセリオンが最重要なので非常に助かる効果です.
これでヴォイドブリンガーを踏む恐怖に怯えなくて済みます.
さらに,直接PSのセリオンを除去されて何も妨害できずに蹂躙されることも無くなります.
正直もっともっと早く欲しかったです.
2つ目の能力について
起動能力かつ条件なく1ターンに2回1ディス1ドロー出来るのは助かります.
魔導書はセリオンの効果で手札から捨てた時に誘発する効果が多いですからね.
捨てるカードに制限が無くなったのも使いやすいです.
3つ目の能力について
スリープ登場ですが,手札から捨てた魔導書を登場させられるようになりました.
リソースを使わずに大型の魔導書を登場させられるので戦いやすくなります.
登場効果を持たない魔導書∴暁夕の石魔はかなり使いやすくなりそうです.
この能力は同名ターン1回制限じゃないです.
なので,1ターン生存したら2枚目の真理の魔導書 セリオンを登場させて1ターンに2回この能力を使うことが出来ます.
今の環境だと1ターン生き残るのは相当厳しそうですが,上手く妨害出来ればもしかしたら生存できる…かもしれません.
6. 魔導書∴月夜の狩兎
魔導書1種類目のヴォイドブリンガーです.
1つ目の能力について
同名がスクエアに無い場合,セリオンの能力で捨てたらNSにスリープ登場します.
リソースを支払わずに1面埋められるのは良いですね.
この能力は相手ターンにも誘発します.
さらに,2つ目の能力も使えるので妨害しやすそうです.
2つ目の能力について
起動能力でNSの相手ゼクス1枚に6000ダメージなので4コスト相当まで処理出来ます.
追加でスクエア全体2000ダメージもあるので5コスト相当を処理することも可能です.
他のスクエアバーンと組み合わせて相手PSを焼きたいですね.
割と便利そうなバーンですが,手札を1枚消費するので手札の維持に注意です.
7. 魔導書∴未明の大翼
魔導書のスタートカードです.
1つ目の能力について
ブレイバーが手札を捨てる効果に1ドローが付くのは良いです.
手札が減りにくくなるので手札の維持が楽になります.
1ディス1ドローは1ディス2ドローになるので手札を増やせますね.
この効果は重複するのでチャージに複数枚あれば手札が非常に楽になります.
注意点は次のあなたのターンのリブートフェイズ開始時までこの能力をプレイできないことです.
セリオンが相手ターンにも手札を捨てられるからこそのプレイ制限ですね.
これが1ターンに1回だと手札がかなり増えてしまうから駄目だということなんでしょうね.
とはいえ,魔導書は手札がかなり減りやすい印象なので1ターンに1回でも許容出来そうな気もします.
グロリアとかえげつないくらいトラッシュ回収して手札が増えますし….
2つ目の能力について
使い切りかつNSにスリープ登場ですが,リソース消費無くトラッシュからセリオン登場は良いです.
セリオン登場にリソースを割かなくて済むので他のアクションをしやすくなりますから.
トラッシュにセリオンが落ちてさえいれば良いので,今までよりも早くセリオンを置けますし.
欲を言えばPSにも置けると良かったのですが,望み過ぎでしょうか.
8. おわりに
ガーンデーヴァはレンジ付与手段と使いやすいIGアイコン2種の追加で動きやすくなりそうです.
魔導書はようやく現環境で戦えそうな気がします.
最後までお読みいただきありがとうございました.
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