1. はじめに
2025年1月23日にZ/X 51弾「爆照!一番星(ルミナス・ファーストスター)」が発売されます.
今回はZ/X 51弾「爆照!一番星」収録の降臨条件持ちのゼクスエクストラと魔導書と華影の新カードを紹介します.
2. 異龍∮神速
コスト10の降臨条件持ちのゼクスエクストラです.
降臨条件はこのターンの間にカードの能力で登場したゼクス2枚なので特殊です.
イグニッションやプレイで登場したゼクスはコストに使えない点に注意です.
最近は能力登場ではなくプレイするっていう効果が色々ありますから.
1つ目の能力について
デュナミスで裏の時に自分のリソースにある色1種類につきコストを-1します.
Z/Xには5色存在するので最小でコスト5になります.
ですが,最近のデッキは1~2色が多いのでコスト8~9と考えるべきでしょう.
降臨条件のゼクスは登場させるゼクスのコストと同じ枚数のリソースが必要です.
緑デッキ以外で早期に8~9リソースにするのは難しいです.
なので,使えるデッキはやや限られそうですね.
異龍の巫女 プレスティシモを採用しているドラゴンデッキならコスト5まで下げるのも難しくないです.
レヴィーデッキやサマーデッキ,絶対なる『轟権』イルを採用したウェイカーデッキもコスト5まで下げやすいですね.
5色持ちの神域の歌声 エンリルを採用すればすべてのデッキでコスト5まで下げることは可能ですね.
ただし,リソースに置く時にスリープインになってしまうのが最大の問題ですけど.
緑系デッキならリソブついでに入ってくれれば御の字ですね.
2つ目の能力について
自分のリムーブを好きな枚数デッキに戻してシャッフルするのでリムーブを増やし過ぎてリロードエフェクトが発生しそうな時やリムーブのカードを再使用したい時に役立ちます.
異龍のカードなのでこの使い方を想定した効果だと思います.
ネフライトデッキに対するメタは副次効果だと思うんですよね.
まあ,封神されるくらい暴れた時期があったのでメタとして収録されたとしても不思議じゃないですけど.
3つ目の能力について
チャージ1枚消費でNSの相手ゼクス,相手のチャージ,相手のトラッシュ,相手の手札を1枚ずつ除外するのは強力です.
リムーブを使わないデッキにとってはかなりの痛手ですから.
チャージさえ残しておけば相手ターンに使えるのも強いです.
このカードのパワーが11000なのでアークゼクスに絶界を付けて攻撃すれば突破できます.
なので,倒すこと自体は難しくなさそうです.
こんなのが居座ったら大変なので多くのデッキで倒しやすいようにデザインされたのでしょう.
まあ,倒されたとしてもチャージとトラッシュと手札を除外できるので十分痛手になると思います.
3. 魔導書多重展開 セリオン
1つ目の能力について
1コストで登場できるセリオンが増えるので動きが安定しますし幅も増えます.
トラッシュにある魔導書を10枚デッキに戻すのでリロードエフェクトを回避したい時にも役立ちます.
2つ目の能力について
リソースに魔導書が4枚以上あればこのカードのパワーを+4000するので常時パワー9000になります.
コスト6なので能力持ちとしては妥当なパワーになります.
1コストでプレイできるからそれを打ち消すためのデメリットなのかもしれません.
昔はメリットがあるカードはそれ相応のデメリットがあったりしたのですが,最近はメリットばかりなので少し久しい感覚です.
3つ目の能力について
セリオンお馴染みの手札入れ替え効果です.
ブレイバーを1枚捨てて1枚引くのはいつも通りです.
ですが,自ターン1回なので相手ターンに使えないのはかなり気になりそうです.
相手ターンにセリオンの効果で捨てた時に誘発する効果を構えられないので.
4. 魔導書∴暁闇の巨兵
1つ目の能力について
セリオンで捨てれば赤1で登場できるので登場させやすいです.
相手ターンにも誘発するので盤面を埋めつつ2つ目の能力で邪魔もできますし.
2つ目の能力について
登場時にNSにある相手のゼクス1枚までに6000ダメージなのでコスト4相当まで処理できます.
悪くは無いのですが,コスト8が持つ能力としてはマイルドすぎる気がしますね.
軽いコストで登場できるかつ相手ターンにも登場できるから控えめになっているのでしょうね.
5. 【魔導再臨】零時の堕天使
魔導書専用シフトです.
魔導書は38弾から収録されたのですが,シフトを貰えるまで長かったですねね.
剣臨条件は自分のリソースが5枚以上,剣臨器は魔導書かつ赤のコスト5のゼクスなので一般的な感じです.
ちなみに現時点だと全色に魔導書カテゴリ以外の魔導書名称は存在しません.
コスト5以上の制限があるせいで魔導書の蒐集者 セリオンと叡智の魔導書工房 セリオンがシフト出来ないのはモヤっとします.
なので,個人的にはコスト4以上にして欲しかったですね.
能力について
手札とトラッシュの魔導書を入れ替えます.
魔導書はトラッシュを貯めやすいので潤沢なトラッシュから状況に応じて必要な魔導書を回収できるのは良いですね.
セリオンにシフトすればセリオンの能力でカードを捨てたことになるので色々な能力も誘発させられますし.
6. 華影 雷雨に風見 霜月
華影のスタートカードです.
1つ目の能力について
破壊された時に2枚リソースを入れ替えるのでリソースの質が重要なデッキで役立ちます.
特に指定はないので色関係なく使えるのも良いです.
同種の効果を持つ見習いメイド ヘリオトロープとの違いは戻したカードをデッキ下に置くかデッキをシャッフルするかですね.
どちらも一長一短なので華影デッキじゃないなら好みですかね.
2つ目の能力について
自ターンかつ使い切りですが,華影1枚のパワーを+2000&相手のコスト3以下の効果を受けないので攻撃を通しやすいです.
原初系IGアイコンやゼクステンド・ドライブ!持ちのアセンションで迎撃されなくなるので割と有用な回避効果だと思います.
7. 華影 市井に短冊 白露
華影のコスト4の覚醒条件持ちゼクスエクストラです.
覚醒条件は華影名称かつそれぞれ異なるコストのカード4枚なのでかなり重いです.
華影デッキだったとしても2ターン目4リソース時に使えるかどうか結構怪しいです.
まあ,条件が軽いと他のデッキで悪用される可能性があるので条件が重くなるのは理解できますけど….
華影名称かつそれぞれ名称の異なるカード4枚くらいでも良かったような気もします.
1つ目の能力について
デュナミスで裏なら2コストで登場できるのは良いです.
2つ目の能力も考慮すれば実質1コストですし.
ただし,リソースに華影名称かつ名称の異なるカードが7種類以上ないと使えません.
なので,リソース管理に要注意です.
2つ目の能力について
1枚まで引き,手札の華影を1枚までリブートでリソースに置くのは優秀です.
カードを探しつつリブートでリソースを増やせるので.
華影はリソースで使える能力持ちが多いです.
なので,手札からリブートで置ける利点は非常に大きいです.
8. おわりに
最後までお読みいただきありがとうございました.
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