1. はじめに
ゼンディカーの夜明け発売で新ローテーションになりました.
そのため,私が今までの使用していたデッキがほぼ使用不能になりました….
新弾のカードは全然集まっていないため,新カードをたくさん使ったデッキは作れません.
(基本的に私は新弾のカードをドラフトとマスタリーの報酬で集めていますので.)
そこで作ったのが今回紹介する白黒きらきらオーラデッキです.
このデッキは小型クリーチャーを強化してライフをガンガン削るビートダウンです.
小型除去や回避効果,ライフ回復もあるため結構バランス良く戦えます.
リカバリー手段もあるため,ある程度の長期戦に耐えられるのも魅力です.
MTG初心者や私のように新ローテーションで使うデッキがなくて困っている人におすすめです.
最近流行りのならず者デッキとも結構戦えるのも良い点だと思います.
2. デッキレシピ
このデッキのデッキレシピを下記に記します.
※オレンジ色は必須レア以上です.
※ブルーは必須でないレア以上です.
相棒
1 夢の巣のルールス (IKO) 226
デッキ
4 死の重み (IKO) 83
8 沼 (IKO) 268
4 憎しみの幻霊 (THB) 101
4 ぬかるみの捕縛 (THB) 106
4 卓絶した特使 (THB) 40
4 きらきらするすべて (ELD) 2
4 ジンジャーブルート (ELD) 219
7 平地 (IKO) 262
3 セジーリの防護 (ZNR) 37
1 ケイラメトラの恩恵 (THB) 26
4 静寂の神殿 (M21) 255
4 歩哨の目 (THB) 36
2 アガディームの覚醒 (ZNR) 90
4 命の恵みのアルセイド (THB) 1
3 死住まいの呼び声 (IKO) 78
夢の巣のルールスさえ作ってしまえば良いので非常に安く組めるのが魅力です.
静寂の神殿が足りない場合は白黒マナが出せる磨かれたやせ地で代用してもOKです.
このデッキインポートする場合は下記をコピーして下さい.
相棒
1 夢の巣のルールス (IKO) 226
デッキ
4 死の重み (IKO) 83
8 沼 (IKO) 268
4 憎しみの幻霊 (THB) 101
4 ぬかるみの捕縛 (THB) 106
4 卓絶した特使 (THB) 40
4 きらきらするすべて (ELD) 2
4 ジンジャーブルート (ELD) 219
7 平地 (IKO) 262
3 セジーリの防護 (ZNR) 37
1 ケイラメトラの恩恵 (THB) 26
4 静寂の神殿 (M21) 255
4 歩哨の目 (THB) 36
2 アガディームの覚醒 (ZNR) 90
4 命の恵みのアルセイド (THB) 1
3 死住まいの呼び声 (IKO) 78
サイドボード
1 夢の巣のルールス (IKO) 226
3. 基本的な動き
小型クリーチャーにきらきらするすべてを付けて強化して相手のライフを削るのが勝ち筋です.
序盤からガンガン攻められるので,遅いデッキ相手ならすぐに決着がつくこともあります.
強化した小型クリーチャーで攻撃するのが勝ち筋のデッキです.
そのため,如何に除去されやすい小型クリーチャーを守るかがポイントとなります.
もしくは,相手に打ち消しや除去を使わせて相手の手札切れを誘発します.
このデッキはリカバリーしやすいため,相手の手札が無くなれば楽に態勢を立て直せます.
4. 各クリーチャーの採用理由について
このデッキで採用しているクリーチャーの採用理由を説明します.
4.1 命の恵みのアルセイド
1マナでクリーチャー1体にプロテクションを付与します.
この効果のおかげで1回は除去から他のクリーチャーを守れるため非常に重要です.
夢の巣のルールスで使い回せるので,物凄く頑張ってくれます.
働きすぎてちょっと可哀想になるレベルで戦場と墓地を行き来しています.
2面ブロックするときにも活躍してくれます.(相手にトランプルが無い場合)
命の恵みのアルセイドともう1体でブロック後,もう1体にプロテクションを付けます.
すると,既にブロックは成立しているので命の恵みのアルセイドがいなくなってもこちらのライフにダメージは通りません.
さらに,もう1体はプロテクションで守られるので2面攻撃を0ダメージに抑えられます.
命の恵みのアルセイドがエンチャントなのも大きな利点です.
きらきらするすべてのカウントに含まれるため,並べておくだけで+修正が入ります.
命の恵みのアルセイドにきらきらするすべてを付けて攻撃するのも有りです.
絆魂があるため,ダメージレースで負けにくくなります.
4.2 憎しみの幻霊
自分がコントロールしているオーラ付きのクリーチャー死亡時に1ドロー出来ます.
そのため,きらきらするすべてや歩哨の目を付けたクリーチャーが死亡したときに手札のロスが少なくなります.
ですが,憎しみの幻霊の真価は死の重みとぬかるみの捕縛と組み合わせたときに発揮されます.
死の重みとぬかるみの捕縛を相手のクリーチャーに付けて死亡させた場合でも1ドロー出来ます.
そのため,手札を減らさずに相手のクリーチャーを除去出来るため非常に優秀です.
憎しみの幻霊が複数枚いればドロー効果も重複してどんどん手札が増えます.
そのため,手札事情が一気に楽になって非常に戦いやすくなります.
死の重みとぬかるみの捕縛を夢の巣のルールスで使い回せるのも非常に強力です.
憎しみの幻霊は絆魂持ちかつエンチャントです.
そのため,きらきらするすべてで強化し易く,ダメージレースで負けにくいです.
4.3 ジンジャーブルート
1/1クリーチャーですが,速攻持ちにブロック回避と非常に攻撃に優れたアタッカーです.
飛行よりも攻撃を通しやすいため,ブロッカーに邪魔される機会は少ないです.
ジンジャーブルートがアーティファクトなのできらきらするすべてで強化しやすいのも◎.
また,チャンプブロックしつつライフ回復出来るため,防戦時でも活躍してくれます.
4.4 卓絶した特使
きらきらするすべてとぬかるみの捕縛が1マナで使用出来るので細かく動けます.
卓絶した特使は飛行持ちなので攻撃を通しやすいのも良い点です.
さらに,卓絶した特使はエンチャントなのできらきらするすべてで強化しやすいのも◎.
4.5 夢の巣のルールス
夢の巣のルールスは墓地からこのデッキのほぼすべてのカードにアクセス出来ます.
そのため,このデッキにおいて非常に重要なポジションを占めています.
夢の巣のルールスが生存するか否かで勝敗が決すると言っても過言でないレベルです!
それ故に夢の巣のルールスは相手からの警戒が非常に強いです.
相棒なのでゲーム開始当初から相手に存在が露見しているのも大きいです.
なので,夢の巣のルールスをプレイするときは打ち消しや除去に最大限の警戒をしたいです.
相手が打ち消しを構えてそうなときにはなるべくプレイしません.
さらに,命の恵みのアルセイドや他の効果で常に守れるようにしておきます.
5. クリーチャー以外の採用カードについて
このデッキのクリーチャー以外の採用カードの採用理由を説明します.
5.1 ケイラメトラの恩恵
条件を満たせば1マナで+2/+2修正と呪禁と破壊不能を得られるスーパーカードです.
夢の巣のルールス以外は守れるため,かなり頼りになるインスタントです.
しかし,枠の問題で今回は1枚だけの採用になっています.
枠を確保出来るならばもう1~2枚採用したいです.
このカードと同じ役割を次に紹介するセジーリの防護も担ってくれています.
5.2 セジーリの防護
2マナでクリーチャーにプロテクションを付与出来る防御インスタントです.
特筆すべきは白マナ発生土地としても使用出来ることです.
そのため,土地事故や終盤に引いて手札に土地が腐る事態になりにくいです.
また,ケイラメトラの恩恵で守れない夢の巣のルールスを守れるのも大きな利点です.
セジーリの防護が3枚採用なのは単純に私が4枚持っていないからです.
かなり便利なので4枚採用しても良いと思います.
5.3 歩哨の目
1マナで+1/+1修正と警戒を常時得られる強化エンチャントです.
きらきらするすべてで強化したクリーチャーに付けておけば相手の攻撃を封殺出来ます.
脱出があるため墓地からプレイ出来るので手札が少なくなっても使い回せる点も魅力です.
最近流行りのならず者デッキとも多少相性が良かったりします.
相手が歩哨の目を墓地に落としてくれれば手札を減らさずにプレイ出来ます.
さらに脱出のコストで墓地を減らすため,こちらの墓地8枚以上の制限を満たしにくくなります.
5.4 死住まいの呼び声
このデッキのクリーチャーを何でも墓地から蘇生出来るリカバリー用のソーサリーです.
1&1マナ,1&2マナ,3マナのいずれかのパターンで墓地からクリーチャーを蘇生出来ます.
そのため,状況に応じて蘇生するクリーチャーを選べるのは利点です.
蘇生ついでに威迫と接死カウンターを合計1個ずつ置けます.
なので,蘇生したクリーチャーは攻防どちらでも活躍させやすいです.
特に夢の巣のルールスを蘇生出来るのが非常に大きいです.
注意していても除去の重ね撃ちとかで守り切れないこともしばしばありますからね.
死住まいの呼び声は4枚だと手札に腐ることもあるので3枚採用にしています.
基本的には墓地が増える後半に引ければ良いカードですから.
ですが,ならず者デッキ相手ならば4枚欲しくなることが多いです.
相手がこちらのデッキを削るため,登場させたいカードが墓地に貯まりやすいですから.
5.5 アガディームの覚醒
墓地から複数のクリーチャーを一気に蘇生出来るスーパーソーサリーです.
6マナ払えば1&2&3マナを蘇生出来るため,非常に強力なリカバリーカードです.
そのはずなんですが,実際のところあんまりプレイしていないです….
その理由は色拘束が厳しめで手札に来ても土地にしてしまうことが多いからです.
白と黒の土地採用枚数は半々にしているのですが,偏ってしまうこともしばしばあります.
また元々手札が増えやすいデッキではないので手札に維持しにくいです.
強力なカードのはずなのですが,ほとんど使えていないのが残念です….
6. おわりに
このデッキは安く作れる割にはかなり面白く遊べるので作って良かったです.
ただし,パワーカードはないのでプレイングに注意して上手く立ち回る必要はありますけどね.
MTG初心者や新ローテーションで使うデッキに困っている人に使ってもらえれば嬉しいです.
最後までお読みいただきありがとうございました.
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