1. はじめに
2022年7月28日にZ/X 41弾「未知<ミスティックアーク>」が発売されます.
今弾は40弾で追加されなかったプレイヤーのクライシスアーク関連が目玉です.
他にも多色新カテゴリのD・ウィッチとステイシー,さらに新しい汎用EXや破天降臨やゼクステンド・ドライブ!などの追加要素も楽しみです.
今回はD・ウィッチの新カードを紹介します.
2. D・ウィッチ 空想のグレモリー
強力なスクエアバウンスを使えるD・ウィッチです.
コスト軽減条件が厳しいものの,相手のPS含めて2面ハンドバウンス出来るのは強そうです.
1つ目の能力について
条件達成で手札にあるこのカードのコストを-5します.
6コストが1コストになるので手札から低コストを登場させる効果と相性が良いです.
低コストを手札から登場させる効果は多いので色々な手段が考えられそうです.
問題点を挙げるならば条件がかなり重いことです.
チャージ4枚&手札7枚でようやくこのカードは1コストになるわけですから.
しかも,このカードを含まずチャージ&手札9枚以下になるとコストは一切下がりません.
そのため,チャージや手札に干渉してくるデッキ相手はかなり辛そうです.
D・ウィッチ 空想のグレモリーを他のカードで登場させることも出来ます.
ですが,いずれも結構重めなのでD・ウィッチ 空想のグレモリーを登場させる手段としては使いにくそうです.
2つ目の能力について
自ターンのみの起動能力で手札かチャージにある,D・ウィッチ名称のカードを1枚トラッシュに置き,スクエアにある相手のゼクスを2枚まで手札に戻します.
相手のPSにあるゼクスをバウンス出来るのは強力ですね.
相手PSを攻撃せずに排除出来るため,ライフを奪いやすくなりますから.
なので,D・ウィッチ相手の場合はPSのアークゼクスに絶界を付与する必要がありますね.
PSを直接剥がせるのは強力なので同名ターン1回なのは納得です.
ですが,欲を言えばハンドバウンスじゃなくてデッキバウンスが良かったですね.
現環境だと手札にアークゼクスを戻してしまうデメリットはかなり大きいですから.
3. D・ウィッチ 炎狼のアモン
D・ウィッチ1種類目の3コストIGアイコン持ちのゼクスです.
チャージと手札を両方増やせるので準備段階で活躍してくれそうです.
1つ目の能力について
自分のリソースに青と白がある場合,登場時に自分のデッキ上をチャージに置いてよいです.
登場時に任意でチャージを増やせるのは良いですね.
デッキ上が確定していたり,デッキが薄い時はチャージブーストしたくないですから.
リソース条件はありますが,スタートリソースを使えば出張させることも出来そうです.
2つ目の能力について
登場時に自身スリープで1ドローします.
攻撃出来ないのは欠点ですが,ドローで手札を増やせるのは良いですね.
ドローすると攻撃で同格を破壊出来ないので他のカードで補いたいです.
除去持ちのIGアイコンや繰り返し使える除去持ちのスタートカードとか良さそうですね.
4. D・ウィッチ 武勇のサブナック
D・ウィッチ1種類目の1コストのゼクスです.
比較的珍しいコストアップのデメリットはありますが,使いやすそうな1コストです.
プレイ登場時にチャージを増やせますし,イデアドライブで迎撃されてもあまり痛くないので.
1つ目の能力について
自分のチャージが2枚以下の場合,手札のこのカードのコストを+4します.
チャージが3枚以上あれば発動しないので,序盤以外はあまり気にならないと思います.
条件を満たせない場合でも手札以外なら1コストのままです.
そのため,デッキやチャージから3コスト以下を登場させる効果は使いやすいです.
2つ目の能力について
自分のチャージに青がある場合,プレイ登場時にデッキ上をチャージに置きます.
条件はあるものの,1コストでプレイしてチャージを増やせるのは便利そうです.
チャージに青が必要という珍しい条件なので,チャージの色に気を付けましょう.
5. D・ウィッチ 純粋のウェパル
チャージで使用出来る起動能力持ちのD・ウィッチです.
3コスト以下のD・ウィッチ登場&除去があるのでD・ウィッチの展開の要になりそうです.
なので,複数枚チャージに置けるとかなり動きやすくなりそうです.
アドミニストレータは自身をデータ化してアバターを遠隔操作しているんでしたよね.
なので,操作するアバターを変更すれば自由に肉体を変更出来ました.
D・ウィッチは肉体の代わりにオーラ力(?)で幽体的なものを操る感じなんでしょうね.
アドミニストレータ ソルは神門に倒されたわけですが,アバターだけでなくデータ自体も完全に消え去ってしまったのでしょうか?
1つ目の能力について
このカードがチャージにある場合,自分のチャージ上限を+1します.(同名重複は無し)
D・ウィッチはチャージの枚数が重要なのでかなり大事な効果ですね.
同名重複して欲しかったですが,2つ目の能力があるから駄目なのでしょう.
2つ目の能力について
条件達成で自ターンのみ使える起動能力で,青1を支払い(1)か(2)を選んで解決します.
(1)手札にあるD・ウィッチ名称かつ3コスト以下のゼクスを1枚まで選び,リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させます.
手札から1コストで3コスト以下のD・ウィッチを登場させられるのはかなり有用です.
D・ウィッチ 炎狼のアモンや次回紹介予定のD・ウィッチ 予見のエリゴスみたいなカードを使いやすくなりますからね.
また,D・ウィッチ 業火のフラウロスみたいな手札でコスト軽減されるカードが増えるほど相対的に強くなりますね.
(2)NSにある相手のパワー8000以下のゼクスを1枚選び,手札に戻します.
5コスト相当以下のゼクスを1コストで処理出来るのでなかなか便利そうです.
NSを全面埋められた状態からの展開が容易になりやすいのは魅力です.
白はデュナミスにパワーマイナス系のカードを積めます.
そのため,5コストを越えるゼクスをバウンスすることも可能ですね.
6. おわりに
D・ウィッチは手札とチャージに大きく依存するタイプのデッキのようです.
下準備はやや大変なものの,細かくコストを使ってガンガン攻められそうです.
ただし,除去がハンドバウンスメインなのでアークゼクスの処理に困るかもしれません.
最後までお読みいただきありがとうございました.
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