1. はじめに
2019年4月25日にゼクス28弾「星界の来訪者」(アストラル・ストレンジャー)が発売されます.
今回は28弾から追加される新種族ク・リト関連の新カードを紹介していきます.
2. 終末の顕臨姫ナトコ
今回公開されたク・リトのIGOBです.
P指定は無いので汎用IGOBと同じ感覚で使えそうです.
一つ目の効果はこのカードが登場したとき「異形の落とし仔」トークンを1枚リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させる能力です.
異形の落とし仔は3コストパワー5000のゼクスです.
二つ目の効果は「異形の落とし仔」が登場したとき,チャージのク・リトを1枚トラッシュに置き,1ドローした後,現在スクエアにあるすべての相手のゼクスのパワーを-3000する能力です.
一つ目の効果解決をトリガーとして発動する能力ですね.
スクエア全ての相手ゼクスのパワーを下げるので,盤面を取りやすくなります.
異形の落とし仔が登場するたびに効果が発動がします.
したがって,チャージが4枚あり4回発動すれば全体のパワーを-12000することも出来ますね.
異形の落とし仔がどれだけ出せるかで評価が変化しそうです.
3. 【混沌顕臨】這徊夜ニャルラト
顕臨姫専用のシフトです.
顕臨姫名称指定なのでこちらも汎用シフトのようにどのプレイヤーでも使えます.
一つ目の効果は相手の元々のコストが3以下のトークンでないゼクスはライフ以外から登場出来ない能力です.
これは字面の見た目以上にかなり強力な効果だと思います.
これは手札からもIGからも3コスト以下のゼクスを登場させることが出来なくなるからです.
IGで盤面が返せないのはもちろんのこと,ディンギルで大型ゼクスを対処することも叶いません.
盤面がある程度埋まった状態でシフトされると相手のIGOBを取りこぼしてしまいかねません.
例えば自軍PS横に終末の顕臨姫ナトコを登場させて,異形の落とし仔を前に置いて蓋をします.
その状態でこのカードにシフトした場合,相手は3コストの異形の落とし仔を4コスト以上で倒したうえで7コストパワー10500のゼクスを倒さなければならなくなるからです.
IGOB時&シフト時で3コストパワー5000が2枚出ます.
そこから更に手札などからゼクスが登場するので,盤面を返すのがなかなか難しくなりそうです.
二つ目の効果はこのカードにシフトしたとき「異形の落とし仔」トークンを1枚リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させる能力です.
終末の顕臨姫ナトコの一つ目の効果と同じものです.
顕臨姫は標準でトークンを登場させる効果を有していそうですね.
三つ目の効果は自分の「異形の落とし仔」が破壊されたとき,自分のトラッシュにあるゼクスを1枚手札に戻す能力です.
シンプルなトラッシュ回収ですが,回収対象に指定がなく便利な能力です.
終末の顕臨姫ナトコからシフトすれば2枚が異形の落とし仔があるので2回誘発出来そうです.
この効果のおかげで盤面を返された後も安定して動くことが可能になります.
ク・リトデッキを潤滑に回す役割があるゼクスを回収したいところです.
4. 奉仕する厄災ショゴズ
IGOBを登場させてすぐに破壊するという新しい能力のゼクスです.
効果はプレイ登場時チャージのク・リト1枚をトラッシュに置きIGOBして顕臨姫を含むゼクスになり,その後そのゼクスを破壊する能力です.
5リソース時にこのカードをプレイしておけば6リソース時にすぐにシフトすることも可能です.
言うなればク・リト専用IGOBオープンです.
シフトに特化している種族なので他の種族よりも早くシフトが出来るということだと思います.
【混沌顕臨】這徊夜ニャルラトに早い段階でシフト出来るのは強力だと思います.
シフトに特化している種族なのでこのカードは当面使われそうですね.
5. 異形の落とし仔
顕臨姫のIGOBやシフトから登場するトークンです.
見た目はまさに名前のイメージ通りだと思います.
しかし,これが大量に盤面並びそうなのでイラストアド的には(個人的に)弱さを感じます.
27弾のこの辺りのカードデザインっぽくイラストアド高めな感じにして欲しかったです.
終末の顕臨姫ナトコ&異形の落とし仔
【混沌顕臨】這徊夜ニャルラト&異形の落とし仔
のような感じのイラストであればもっと盤面が華やかになると思います.
触手だけのイラストよりも女の子がいた方が華やぎますからね.
今弾ではトークンの種類がこれ以外にも収録されるのか気になるところです.
6. おわりに
新種族ク・リトはシフトとトークンに特化した種族だということが良くわかりました.
今までのデッキとはまた違った動きが出来そうなので楽しみですね.
最後までお読みいただきありがとうございました.
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