1. はじめに
2019年12月19日にZ/XのEXパック「スーパー!オール☆ゼクスターズ」が発売されます.
今弾は新カードだけでなく,多数の入手難なカードの再録が魅力です.
今回はガーンデーヴァ,クレプス,フィエリテの新カードを紹介します.
2. 白焔の冥加ガーンデーヴァ
2種類目の3コストIGアイコン持ちガーンデーヴァです.
手札と除外を増やしつつ,チャージ除外まで可能なので非常に優秀です.
ガーンデーヴァは14弾「断罪の白焔弓」から出雲と共に登場したパートナーゼクスです.
出雲も復活しましたし,ここから再スタートの意味も込めての白焔なのかと思います.
一つ目の効果について
このカードの登場時,自分の手札を1枚選び除外してカードを1枚引きます.
自分のリソースにガーンデーヴァ名称のカードが2枚以上ある場合,カードを1枚まで引きます.
登場時に強制で除外を増やしつつ,手札を1枚入れ替えます.
ガーンデーヴァは除外を参照するカードが多いため好相性です.
ただし,効果の発動は強制なので,手札を入れ替えたくない時は注意が必要です.
リソースの条件を満たせば,1ドローして手札を増やせます.
リソースにガーンデーヴァが2枚あればよいので,初ターンでも発動を狙えて使いやすいです.
(リソースに3枚指定カードが必要な場合は割と効果を使えないこともありますからね….)
二つ目の効果について
このカードの登場時,自分のリムーブゾーンにカードが5枚以上ある場合,相手のチャージにあるカードを1枚選び除外します.
ガーンデーヴァを使うデッキであれば,条件達成は容易です.
IGアイコンがチャージ除外効果を持っているのは非常に強力です.
チャージに干渉してIGやIGOBを妨害することはZ/Xにおいて非常に強力な行動ですからね.
その強さは義姉を探す流星スダルシャナや驀進の尖晶スピネルペンギンで証明されていますね.
3. 常闇を舞う魔人クレプス
3種類目の3コストIGアイコン持ちクレプスです.
クレプスはビギナーズパックで3コストバニラが収録されているため3種類目です.
アイコン持ちゼクスでは決して収録されないと思っていたディンギルアッパーです.
一つ目の効果について
このカードの登場時,ノーマルスクエアにある相手の3コスト以下のゼクスを1枚選び破壊します.
シンプルな破壊効果です.
序盤にIGヒットで攻勢を受けたり,バニラを投げられたときに役立ちます.
中盤以降でも8面埋められた状態を打破しやすくなるため,使いやすい効果です.
二つ目の効果について
このカードがスクエアにいるときに黒1で使用出来る起動能力です.
自分のデッキの1番上のカードをチャージに置き,自分のデュナミスに表向きの[ディンギル]が1枚もない場合,自分のデュナミスにある[ディンギル]を1枚まで選び表向きにします.
最初の1枚限定ですが,3コストアイコンでディンギルを表に出来ます.
4コストのディンギルアッパーが増えるようなものなので,レベルアップが安定します.
クレプスデッキはディンギルレベルを参照するため,優先的に採用したいですね.
ディンギルデッキの場合は4リソース時に,
(1)IGで常闇を舞う魔人クレプス登場.(ディンギルレベル1)
(2)ディンギルアッパーイベントをプレイ.(ディンギルレベル2)
(3)猛撃の勇角エイクスニールをプレイ.
なんて動きも可能になりますね.
4. 純真な信念フィエリテ
2種類目の3コストIGアイコン持ちフィエリテです.
3コストなのに条件を達成しないと効果持ちVB並みとかなり低パワーです.
しかし,恋の応援モテッツと似た効果が使えるため非常に強力なアイコンです.
一つ目の効果について
自分のリソースにフィエリテ名称が2枚以上ある場合,自ターンの間このカードのパワーを+1500します.
自ターン限定ですが,効果持ち3コストと同じパワー4500になれます.
そのため,フィエリテデッキであれば普通の3コストアイコンと同様に使用することが可能です.
しかし,相手ターンにはパワー3000に戻ってしまうためPSには極力置きたくないです.
(パワー3000だと効果で焼かれてPSを守れないことが多いからです.)
先行であれば敢えて条件を満たさずに相手のスタートカードを攻撃するのも手です.
相手のスタートカードを破壊せずに恋の応援モテッツと同様の効果を初ターンから使えます.
二つ目の効果について
このカードが攻撃した時,自分のライフを全て見てその中にあるカードを1枚選び手札に加えるかチャージに置きます.デッキをシャッフルし,1点回復します.
恋の応援モテッツと似た効果が使えます.
こちらはシャッフルのタイミングが違うため,常に1枚ライフが未判明です.
恋の応援モテッツと違い,レベル参照もないため初ターンから使えて非常に強力です.
5. おわりに
今回紹介したカードはいずれもインパクトのあるアイコン持ちでしたね.
レベル参照などの制限もないため,色々なデッキに採用出来そうなのも面白いです.
最後までお読みいただきありがとうございました.
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