1. はじめに
2020年10月22日にZ/X 34弾「夢幻<イデアドライブ>」が発売されます.
今弾の目玉はパックタイトルとなっているイデアドライブです.
さらに各プレイヤーの新オーバーシフトであるイデアシフトも魅力です.
今回は魔眼の新カードを紹介します.
2. 忘我ニ入ル恋ノ魔眼 アモーレ
トラッシュが特定の枚数だと能力が有効になる魔眼です.
強力ですが,2つの能力を両方上手く発動させるためにトラッシュ管理が大変そうです.
1つ目の能力について
このカードがスクエアにあるとき,あなたのトラッシュにあるカードが13~15枚の場合,スクエアにあるすべてのあなたの魔眼名称のゼクスのパワーを+5000します.
魔眼限定ですが,全体5000パンプは非常に強力です.
パンプを解除するためにこのカードを倒そうとしてもパワー15500なので簡単ではないですし.
堕ツル星ノ魔眼ミーティアと同時に使われると詰みかねませんね….
対処法はトラッシュの枚数がシビアなので,そこを上手く突くくらいですかね….
2つ目の能力について
このカードが破壊されたとき,ターン終了時,あなたのトラッシュにあるカードが15~17枚の場合,相手はノーマルスクエアにある自分のゼクスを2枚選び,破壊します.
自身破壊時に相手のゼクスを2体破壊出来るため,盤面で負けにくくなります.
効果自体は強いと思うのですが,問題は破壊対象を相手が選ぶ点です.
そのため,相手にリソースが残っているとこちらのPSを連続攻撃される可能性があります.
メリットにもデメリットにもなる効果なので,運用が難しそうな効果ですね.
3. 白銀ヘ誘ウ雪華ノ魔眼 フリグス
自分のデッキ破壊によるトラッシュ増加と強力なレンジ3付与が可能です.
1つ目の能力について
このカードが攻撃によって相手のゼクスを破壊したとき,あなたのデッキの上から3枚までカードをトラッシュに置けます.
魔眼はトラッシュに同名が必要なので,トラッシュを能動的に増やせるのは良いですね.
トラッシュに置くカードの枚数を任意に変更出来るので,デッキが少ない時は助かります.
この能力を見て思い出すのは骸骨侍スケルタルブシドーですね.
メインフェイズ中にエヴォルシードを発動させるために採用されていたと記憶しています.
2つ目の能力について
このカードがトラッシュにあるとき,自ターンにプレイ出来る起動能力です.
コストとしてあなたのトラッシュにある同名を2枚好きな順番でデッキの下に置きます.
スクエアにあるあなたの魔眼であるコスト6以上のゼクスを1枚選び,ターン終了時まで,“レンジ3”を与えます.
リソースを支払わずにレンジ3を付与出来るのは強力の一言です.
一時的とはいえPSに置いた忘我ニ入ル恋ノ魔眼 アモーレや堕ツル星ノ魔眼ミーティアがレンジ3により,どこでも攻撃出来るのは相当厄介なはずです.
4. 抗エヌ時ノ魔眼 ウォッチャー
任意の手札&デッキ上をトラッシュに置いて魔眼のコストをサポートします.
大和は中二病だと思っていたら中十病らしいです.(公式サイトのおもな登場人物より)
想像が現実になる幻夢郷なので,今後の大和の動向が楽しみです.
クレプス次第では大和とは別にサタンが登場する可能性もありますね.
能力について
このカードがスクエアにあるとき,1ターンに1回プレイ出来る起動能力です.
コストとしてあなたの手札にある魔眼名称のカードを1枚トラッシュに置きます.
あなたのデッキの1番上のカードをトラッシュに置きます.
ノーマルスクエアにある相手のコスト5以下のゼクスを1枚選び,破壊します.
トラッシュに置きたい魔眼を捨てつつ,除去が使えるので便利な効果です.
デッキ上もトラッシュに置くため,魔眼のコスト確保が楽になりそうです.
この能力は相手ターンにも使えるため,1コスト上の相手を迎撃出来るのも強いですね.
5. 渦巻ク風ノ魔眼 ウェンティ
魔眼1種類目の3コストIGアイコン持ちです.
トラッシュ増加とトラッシュからの登場が可能です.
1つ目の能力について
このカードが登場したとき,あなたのデッキの1番上のカードをトラッシュに置いてよいです.
黒のIGアイコンで32弾以降流行のデッキ上をトラッシュに置く効果です.
地味ですが,イデアライズのためにほぼ必須なので必要な効果です.
デッキ上をトラッシュに置くのは任意なので,状況によって発動させなくて済むのは◎.
2つ目の能力について
このカードがトラッシュにあるときに有効な自動能力です.
あなたの魔眼名称であるコスト6以上のゼクスがプレイされて登場したとき,スクエアにあなたの同名が無い場合,このカードをコストを支払わずにプレイしてよいです.
能力発動条件は重いものの,ノーコストでゼクスが登場出来るのは強いです.
6コストプレイ登場は重いので,可能であれば緑と組み合わせたいところです.
リソースの魔眼をトラッシュに置けるので,緑を入れるのも悪くないと思います.
気になるのは,このカードを「登場させてよい」ではなく「プレイして良い」な点です.
もしかするとプレイすることで誘発する効果が他の魔眼にあるのかもしれません.
6. おわりに
魔眼も34弾で色々と強化されたので,34弾時点でもだいぶ形になりそうですね.
魔眼は効果が強力なものの,トラッシュ管理が難しそうです.(デッキをシャッフルしたい….)
そのため,既存の黒のデッキとはまた一味違った対戦が楽しめそうです.
最後までお読みいただきありがとうございました.
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