1. はじめに
2022年4月21日にZ/X 40弾「勇気<クライシスアーク>」が発売されます.
今弾は大きく環境を変化させるであろう新システムのクライシスアーク関連が目玉です.
他にも新しいゼクスエクストラや多色カードの登場で構築の幅が広がりそうです.
今回はネイと竜の姫君の新カードを紹介します.
2. 幽水の魔術姫 ネイ
ネイ初のアークゼクス(黒青)です.
6コスト以下のネイ登場&相手が選ぶ2体破壊かハンデス2枚が使えるので便利そうです.
「幽水の魔術姫」読み方は「ゆうすいののーぶるまぎ」だそうです.
1つ目の能力について
プレイ登場時に手札かトラッシュにある,ネイ名称かつコスト6以下のゼクスを1枚まで選び,リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させます.
登場するだけで6コスト以下のネイを登場させられるのは良さそうですね.
青が入ったおかげか手札からもネイを登場させられるのも助かりますね.
“魔導誓装”黒崎春日が使えなくなるため,手札を切る手段が減ってしまいますからね.
現状で登場させたいネイは上記4種でしょうか.
せっかくなので墓城七姫 六の姫ネイ以外に6コストで登場させたいネイが欲しいですね.
ワンダフル・フロート墓城姫ネイも悪くないです.
ですが,プレイヤースクエアに置けない起動能力持ちは不安です.
さらに,パンプ出来てもアークゼクスに一撃で破壊されてしまうのも微妙な感じです.
2つ目の能力について
自ターン1回の起動能力でコストとして自分の手札を1枚トラッシュに置き,相手はスクエアにある自分のゼクスと自分の手札の中から合計2枚選びデッキに戻し,シャッフルします.
2体除去 or 1体除去&1枚ハンデス or 2枚ハンデスの3択から相手が選びます.
スクエアデッキバウンスなので,相手のゼクスと手札が少なければPSも除去出来ます.
相手が効果と対象を選ぶため,極力盤面を処理した後に使いたいです.
この効果の最大の欠点は相手に決定権があることですね.
相手次第でどう転ぶかわからないのはその後の動きを決めにくいですからね.
3. 黒崎春日EX
春日初のプレイヤーエクストラです.
今弾のP指定有りのプレイヤーエクストラはほぼ同じようです.
ですが,このカードは絶界付与にネイだけでなく[ノスフェラトゥ]指定があります.
そのため,[ノスフェラトゥ]ではないぱちぱちするネイルクリッパーとイレギュラーX ダムネイションは絶界を付与出来ません.
短い名称指定だとこういったことが起こりやすいので種族も指定されているのでしょうね.
4. ネイ&春日 預言が結ぶもの
ネイ初のスタートリソース(青)です.
今弾のP指定有りのスタートリソースはほぼ同じようです.
今のところ青で素直に入りそうなのは40弾予約特典PRカードの青薔薇の祈り バンシーくらいでしょうか.
せっかく混色が使いやすくなったので,色々面白い追加カードが欲しいですよね.
5. アンニュイな幽霊部員 ネイ
ネイ2種類目のヴォイドブリンガー(青)です.
登場対象が黒と青になったリターン・エース リゲルです.
ちなみに赤と青と白のヴォイドブリンガーは効果が共通でした.
なので,黒と緑のヴォイドブリンガーの効果も共通でしょうね.
6. 朝露を払う 姫君と竜
竜の姫君待望の初のスタートカードです.
優秀なスタートカードなのでP指定がないデッキのスタートにするのも良さそうです.
次は青の世界ってことなので,竜の姫君は全色のカードが出るということでしょうか.
同名が4枚を超えて必要なものはレアリティをちゃんと考えて欲しいです.(切実)
1つ目の能力について
自身破壊時に自分のデッキ上3枚から1枚をトラッシュに置き,残りをデッキ下に置きます.
黒入りの竜の姫君はトラッシュを参照することが多いです.
そのため,好きなカードを落としやすくなるのは助かります.
2つ目の能力について
自ターン1回の起動能力で自分のデッキ上を見てトラッシュに置くか,チャージに置きます.トラッシュに置いたならば,1枚引きます.
1ターンに1回トラッシュを増やして1ドローかチャージブーストを選択出来ます.
トラッシュを増やすついでに1ドロー出来るのはかなり助かりますね.
また,竜の姫君デッキはトークン主体なのでチャージが貯まりにくいです.
そのため,チャージブーストでその欠点を補えるのも助かります.
7. 幻想を導く 姫君と竜
竜の姫君初の6コストのゼクスです.
イベントっぽく回収が使えますし,スクエアにいると全体パンプも良さそうです.
竜の姫君が何かを感じ取っていますが,これは新たな来訪者の予兆なのでしょうか?
そういえば,星界への扉を開いた時に飛び立ったドラゴン達はどうしているのでしょうか.
1つ目の能力について
黒1&このカードを手札から捨てるとトラッシュから同名以外の[アストラルドラコ]か蒼穹の彼方よりを1枚選んで手札に戻します.
少ないコストでトラッシュ回収が出来るのは良さそうですね.
相手ターンにも使えるので,妨害とこれを構えて使い分けるのも有りですし.
2つ目の能力について
スクエアにあるこのカード以外のすべての自分の[アストラルドラコ]のコストを+1し,パワーを+2000します.
常時コストとパワーが上昇するのは良いですね.
コスト参照の除去が効きにくくなりますし,攻防共に固くなりますから.
40弾以降はパワー11000以上を要求されるはずなのでパワー+2000はかなり大事です.
8. おわりに
幽水の魔術姫 ネイは盤面を増やせて除去かハンデスも出来て良さそうですね.
ただし,決定権は相手にあるのでなるべく状況を整える必要がありますけど.
竜の姫君は待望のスタートカードが貰えたのが大きいです.
幻想を導く 姫君と竜も40弾以降の環境次第ではより活躍してくれそうです.
最後までお読みいただきありがとうございました.
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