1. はじめに
2024年7月25日にZ/X 49弾「爆拳!綺羅星(コズミック・グリッター)」が発売されます.
今回はZ/X 49弾「爆拳!綺羅星」収録の杳堺の新カードを紹介します.
2. 杳堺への誘鏡
コスト2の杳堺専用イベントです.
1つ目の能力について
デッキ上を3枚までトラッシュに置きつつ,トラッシュから杳堺名称のゼクス回収は良いです.
杳堺はトラッシュに大量のカードを必要としますし,手札からプレイすることが多いですから.
効果自体は良いと思うのですが,2コスト使ってゼクスが登場しないのは気になります.
2つ目の能力について
トラッシュにある自身除外でトラッシュの杳堺名称のゼクスを1枚プレイできます.
回収せずにトラッシュから直接プレイできるのが利点です.
ただし,コストを支払ってプレイする点に注意です.
3. 杳堺の忌児 ベック
1つ目の能力について
起動能力でトラッシュを増やしつつNSにある相手のコスト5以下のゼクス1枚破壊は便利です.
ESで除去が使える廃墟の魔人ルイーナやトラッシュを増やせる夏を駆ける白骨スケルタルニンジャなどを採用していると面白いかもしれません.
この効果を相手ターンに使用する場合は手札を1枚捨てるデメリットがあります.
ですが,登場させやすいコスト4が持つ効果と考えると妥当な気もします.
手札を捨てる手段としても使えますし.
2つ目の能力について
ターン終了時ですが,噂話を表にするかコストを支払わずにプレイは良いです.
噂話を裏向きにすることは結構ありそうなので中盤以降も役立つと思います.
4. 杳堺の怪速 ターボレディ
ターボレディの新カードが約7年ぶりに収録されました.
高速戯霊ターボレディが収録されたのは2017年10月26日発売のZ/X 22弾 運命廻放編(コード:サンサーラ)「因果からの脱出(フェイト・ヴァニッシャー)」でしたね.
まだオーバーブーストが追加される前だったのでそれ以降に比べるとかなりデッキを組みやすい環境だったと記憶しています.
24弾でオーバーブースト追加以降は新規高レアリティ(OBRやWR,MGNR等々)が追加&それらのの排出数が少なくてデッキを作る費用がどんどん高くなってデッキを組みにくくなっていましたから.
店舗配布のフリーカードも24弾先行体験であづみのオーバーブーストデッキで遊べた久遠の誓約が最後でしたし.
24弾がZ/X凋落の1つの転機だったと思います.
現役ユーザーは続けにくくなり,新規ユーザーはZ/Xを始めにくくなりましたからね.
実際,24弾以降はそれまでに比べて新規ユーザーを見かけなくなりました.
こういった話をしだすと長くなりそうなので本筋の新カード紹介に戻ります.
1つ目の能力について
表向きの噂話1枚につき杳堺全体パワー+1000は優秀です.
噂話が4枚表向きなら全体パワー+4000ですから.
この手の効果にしては珍しく自身が対象なのも良いです.
このカードを1コストでプレイするのは簡単なので並べやすいです.
なので,同名の能力が重複しないのは納得しかないです.
2つ目の能力について
自分のトラッシュ15枚以上で絶界を得るのは優秀です.
除去されにくい全体パンプ持ちってだけでかなり良さそうです.
1つ目と2つ目の能力を考慮するとこのカードはコスト7パワー13500&絶界です.
ということは,リンク3枚置いた時の画竜点睛 グロリアと同格ということですね.
画竜点睛 グロリアが全体パンプ持ちと考えれば強さしか感じませんね.
杳堺の怪速 ターボレディで自分のPS両脇を固めれば相当固そうな気がします.
現代Z/Xなら突破できないことはないでしょうが,全体除去や全体ダメージや自壊連続攻撃など何かしら手を尽くさないといけませんから.
唯一の欠点は絶界を強制的に得てしまうことです.
そのため,自壊連続攻撃したい相手PS隣接スクエアに登場させ過ぎないようにしましょう.
まあ,贅沢すぎる悩みですけどね.
3つ目の能力について
プレイ登場時にNSにある相手のコスト5以下のゼクス1枚破壊は便利です.
コスト7の除去としては少々物足りないです.
ですが,だいたい1コストでプレイ登場するはずなのでそう考えれば十分です.
5. おわりに
レアリティに反して杳堺の怪速 ターボレディがかなり強そうな印象です.
杳堺デッキはライフを削る力は普通ですが,盤面を支配力は高そうです.
最後までお読みいただきありがとうございました.
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