1. はじめに
2020年11月26日にZ/X EXパック24弾「ジェネレーションX」が発売されます.
今弾は転身,シャドウ,輝聖,魔眼,マジカルの強化弾です.
上記5カテゴリのオーバーブーストとイデアライズが収録されます.
そのため,転身,シャドウ,輝聖,魔眼,マジカルのいずれかを組みたい人は要チェックです.
今回は魔眼の新カードを紹介します.
2. “闇夜契騎”インウィディア
インウィディアが魔眼のオーバーブーストとして収録されます.
今弾以前のインウィディアで一番新しいカードはカジノの女王インウィディアです.
確か2018年春のゼクストリームのキャンペーンでもらえたカードです.
フレーバーでちょこちょこ見かけていましたが,結構久しぶりの新カードですね.
1つ目の能力について
このカードが登場したとき,あなたはメモリアル・ピースを2個得ます.
あなたのデッキの上から3枚までカードをトラッシュに置きます.
メモリアル・ピースを得つつ,トラッシュを最大3枚増やせます.
魔眼はトラッシュを参照するカードが多いため,任意で枚数調整出来るのは便利です.
2つ目の能力について
このカードがスクエアにあるとき,自ターンに2回プレイ出来る起動能力です.
コストとしてあなたのトラッシュにある魔眼名称のカードを2枚好きな順番でデッキの下に置きます.
ノーマルスクエアにある相手のパワー11000以下のゼクスを選び,破壊します.
トラッシュの魔眼をデッキに戻すことで相手のパワー11000以下のゼクスを破壊出来ます.
2回破壊効果を使用出来るため,盤面を空けるのは楽そうです.
ただし,魔眼を戻し過ぎると困る場合が多いので,能力の使いすぎには注意です.
堕ツル星ノ魔眼ミーティアや忘我ニ入ル恋ノ魔眼 アモーレのトラッシュ枚数調整に便利です.
3. インウィディア×魔眼ミーティア
Xシリーズの魔眼のイデアライズです.
直接ライフを落としたり,登場した相手のゼクスを落とす非常に強力なイデアライズです.
1つ目の能力について
このカードが登場したとき,あなたのトラッシュに魔眼名称のカードが10枚以上ある場合,チャージとライフとリソースにある相手のカードをそれぞれ1枚選び,トラッシュに置きます.
登場するだけでチャージとライフとリソースをトラッシュに置くのは非常に強力です.
相手のライフからIGアイコンが登場しないので,確実に1点奪えます.
ダメージではないため,相手のオーバーブーストがいても貫通するのは非常に強力です.
トラッシュ条件のある約束のイデア リゲルだと思えばその強さが分かりやすいですね.
効果はだいぶ異なりますが,複数の領域にあるカードを操作するのは七大罪 嫉妬の魔人インウィディアを意識しているようにも思えます.
2つ目の能力について
相手のゼクスがメインフェイズに登場したとき,あなたのトラッシュにあるカードが15枚の場合,そのゼクスをトラッシュに置きます.ターン終了時まで,あなたは同名の能力をプレイ出来ません.
トラッシュの枚数が15枚ちょうどと条件は厳しいものの,恐ろしく強力な能力です.
自ターンであれば相手のライフから登場したIGアイコンはすぐにトラッシュに置かれます.
LRやVBなど登場時能力は発動するものの,ゼクスが残らないので相手PSを守れません.
そのため,1つ目の効果と合わせて一気に相手のライフを削り切りやすくなります.
相手ターンならば,メインフェイズに最初に登場したゼクスがトラッシュに置かれます.
1回無駄にゼクスを登場させなければならないので,相手は非常に動きにくいはずです.
テキストを読む限りだと,オーバーブーストにも適用されると思います.
そのため,うっかり最初にオーバーブーストを登場させると大惨事です.
4. 行こう、罪科の先へ
魔眼デッキ用のゲートカードです.
メモリアル・ピースの入手条件は他の黒のプレイヤーと全く同じです.
インウィディアがフレーバーで話しかけているのはスケルタルセールスですかね.
スケルタルセールス以外にインウィディアの部下って思いつきませんし.
リゲルドールが売れて部長に昇進してからそろそろ2年くらい経つんですよね.
5. 契リノ闇夜 魔眼インウィディア
“闇夜契騎”インウィディア専用IGOB起動ゼクスです.
リソースに必要な名称以外,他の黒のプレイヤーと同じ条件です.
安倍晴明ってインウィディアのご先祖様だったんですね.
これは安倍晴明とインウィディアにシナジーのあるカードが貰える…かも?
正直能力の方向性が違うので難しそうですが,そういうカードがあると面白そうです.
6. おわりに
思っていたより随分インウィディアの新カードがなかったことは意外でした.
そしてインウィディア×魔眼ミーティアはヤバいレベルで強いですね.
どちらの能力も極めて強力なので今後魔眼は大暴れしそうな感じがします.
最後までお読みいただきありがとうございました.
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