1. はじめに
幸運なことにニューカペナの街角のシールド戦2回連続で7勝出来ました!
今回は斡旋屋一家で戦ったのですが,回った時の動きが半端なかったです.
次回のシールドに活かすために今回使用したデッキと各カードの使用感を記します.
前回と同様に対戦相手に使用されて厄介だと思ったカードについても記します.
2. デッキレシピ
今回使ったデッキレシピと開封時に入手したカードを下記に記します.
デッキからサイドボードまでコピーしてインポートすればMTGアリーナで確認出来ます.
デッキ
1 近代性の模範 (SNC) 242
1 早抜きの短剣 (SNC) 243
1 斡旋屋一家の隆盛 (SNC) 170
4 平地 (SNC) 263
4 島 (SNC) 265
5 森 (SNC) 271
1 スパーラの本部 (SNC) 257
1 スパーラの審判者 (SNC) 224
1 斡旋屋一家の潜伏先 (SNC) 248
1 金色の両翼 (SNC) 238
1 常夜会一家の店先 (SNC) 252
1 市民の奉仕者 (SNC) 176
1 天橋塔 (SNC) 256
2 宝石泥棒 (SNC) 151
1 市民の庭師 (SNC) 140
1 毒の目利き (SNC) 161
1 賭け試合 (SNC) 154
1 下水クロコダイル (SNC) 60
1 都落ち (SNC) 58
1 魚の餌になる (SNC) 61
2 常夜会一家の新入り (SNC) 50
1 舞踏場の喧嘩屋 (SNC) 3
1 謎めいたリムジン (SNC) 22
1 空の叫び屋 (SNC) 31
1 支援工作員 (SNC) 2
1 大衆蜂起 (SNC) 24
1 魔道士の従者 (SNC) 21
1 市民の鉄梃 (SNC) 8
サイドボード
2 貴顕廊一家の劇場 (SNC) 251
1 かき消し (SNC) 49
1 橋桁のうすのろ (SNC) 80
1 軽蔑的な一撃 (SNC) 39
1 貴顕廊一家の新入り (SNC) 86
1 安全の加護 (SNC) 4
2 下見 (SNC) 37
1 大勝ち (SNC) 102
1 一蹴 (SNC) 52
1 覆面の匪賊 (SNC) 201
1 斡旋屋一家の新入り (SNC) 5
1 壮麗なる変化 (SNC) 48
3 最重要指名手配 (SNC) 153
1 集まる群衆 (SNC) 13
1 絞殺 (SNC) 125
1 死の偽装 (SNC) 79
1 墓所の変容 (SNC) 81
2 輝く備蓄品 (SNC) 107
1 鍛冶場の親方 (SNC) 189
1 交渉の難航 (SNC) 74
3 機知ある怨怒取り (SNC) 131
2 カルダイヤの力自慢 (SNC) 138
1 反感煽り (SNC) 100
1 金属猫 (SNC) 236
1 土建組一家の囮 (SNC) 156
1 詮索する新聞記者 (SNC) 222
1 なすりつけ (SNC) 84
1 光素のスカラベ (SNC) 239
1 カペナ特急 (SNC) 139
1 堕落した廷臣 (SNC) 70
1 耳打ち (SNC) 47
1 作業員の上長 (SNC) 180
1 松明吹き (SNC) 127
1 屋上の迷惑 (SNC) 57
1 粋な盾仲間 (SNC) 9
1 舞台座一家の新入り (SNC) 137
1 殺人魔 (SNC) 168
1 盗み癖 (SNC) 124
1 ラフィーンの密通者 (SNC) 26
1 高層の鋸術屋 (SNC) 150
1 敏捷な窃盗犯 (SNC) 205
1 夜の棍棒使い (SNC) 89
1 染みついた耽溺 (SNC) 227
1 ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ (SNC) 195
1 路面列車駅 (SNC) 258
1 プラズマの操作手 (SNC) 115
1 宴をかき乱す者 (SNC) 91
1 儀礼用シャベル (SNC) 175
1 ドラゴンの打擲、オーグニス (SNC) 210
3. 今回使った斡旋屋一家(緑白青)のデッキについて
今回当たったレアにはスパーラの本部と斡旋屋一家の隆盛と大衆蜂起と謎めいたリムジンがありました.
なので,そのまま素直に斡旋屋一家のデッキを組みました.
素直にマナカーブ通りに展開していく感じだったので使いやすかったです.
飛行やアンブロッカブルもあったので攻撃は通しやすかったですし.
攻勢を維持した状態で斡旋屋一家の隆盛か大衆蜂起を置ければ大体押し切れました.
その反面,除去やコンバットトリックが物足りなかったです.
そのため,除去や突破力が欲しい場面は結構厳しかったですね.
今回は工夫して何とか乗り切れたので助かりました.
4. 採用しているクリーチャーの使用感について
このデッキで採用しているクリーチャーの使用感について記します.
4.1 空の叫び屋
パワー1ですが,飛行&絆魂持ちなのがかなり良かったです.
+1/+1カウンターや装備品で強化してダメージレースを有利に戦えました.
ちなみに4マナお互い1ドローをする機会はありませんでした.
相手に使われて美味しかったことは多々ありましたけど.
リスクが大きいので,緊急時以外は極力お互い1ドローをするべきではないですね.
4.2 支援工作員
+1/+1カウンターを他のクリーチャーに置けるのは結構便利でした.
自身が2/2にもなるので,序盤から終盤まで使いやすいクリーチャーでした.
4.3 市民の庭師
土地をアンタップすることで細かくマナを使えたのが良かったです.
特に今回は早めにクリーチャーを並べたかったですから.
クリーチャーを並べつつ,コンバットトリックを構えることも出来ましたし.
斡旋屋一家の隆盛が置けたときは疑似警戒付与として使うこともありました.
4.4 毒の目利き
単なる2マナ2/2として使っていました.
接死付与は偉いと思うのですが,今回はあまり活かせませんでした.
飛行やアンブロッカブルがいたのであまり地上戦が膠着しなかったからでしょうか.
相手ターンに団結出来るカードがあれば防御面で輝けたかもしれません.
4.5 市民の奉仕者
条件があるとはいえ,攻撃時3/3&絆魂は割と優秀でした.
タフネス3まで取れますし,3点回復でライフ差を広げられますから.
単純に後攻時に2マナパワー2に対する壁として使えるだけでも十分でした.
4.6 魔道士の従者
1枚で2枚クリーチャーが並ぶので斡旋屋一家の隆盛と相性が良かったです.
1/1が持つクリーチャー以外に追加1マナ要求の打ち消しもテンポ稼ぎに使えたようです.
相手がクリーチャー以外の呪文を使う時は必ず1マナ多く用意していましたから.
相手の行動が少し遅れるだけでも相対的にこちらが有利になって勝ちやすかったです.
4.7 常夜会一家の新入り
3マナ2/2&飛行が絆魂まで得られるのはかなり使いやすかったです.
毎回マナを必要としますが,それを考慮してもダメージレースが楽になりましたので.
地上戦が膠着気味の時は無理せずに毎ターン4点差をつけて圧を掛けられました.
4.8 宝石泥棒
もはや説明不要のリミテッドエースです.
今回は2枚も当たっていたので活躍する機会が多かったです.
4.9 近代性の模範
4マナ2/2は小さいですが,毎ターンのようにサイズアップ出来る飛行は優秀でした.
ですが,ちょうど3色のマナを用意するのはそれなりに大変でした.
そのため,1ターンで1回サイズアップ出来れば御の字といったところです.
+1/+1カウンターに拘らないなら2回以上サイズアップすることも出来ましたけどね.
4.10 舞踏場の喧嘩屋
自身含めて2体に先制攻撃か絆魂付与は優秀でした.
舞踏場の喧嘩屋がいると絆魂の影響で相手はノーガードの殴り合いを選べません.
かと言って,ブロックするなら先制攻撃を考慮しなければいけませんし.
分が悪い時には状況を打破するための時間を稼いでくれるだけでも十分でした.
4.11 スパーラの審判者
1ターン限りかつ1体だけとはいえ,攻防禁止はかなり助けられました.
一見すると地味ですが,1体攻防を禁止されるだけでもダメージレースへの影響は大きいです.
このカードのおかげで上手く押し切れた試合も結構ありましたからね.
2マナ払って色を追加できるのもかなり助かりました.
実のところ最初はこの枠をカルダイヤの力自慢にしようとしていました.
こちらだと任意のクリーチャーに+1/+1カウンターを2個置けて実質4/5ですから.
飛行やアンブロッカブルを強化すれば戦いを有利に運びやすくなりますので.
ですが,今回のシールド戦ではスパーラの審判者が大正解でした.
4.12 下水クロコダイル
サイズの大きいアンブロッカブルは頼りになりました.
地上も空も膠着している時はやはりアンブロッカブルがいると勝ちやすいです.
基本的に4マナ払っていましたが,ほぼ確実にダメージが通るので活躍してくれました.
下水クロコダイルのアタックが勝敗を決定づける試合も多かったです.
タフネス6なのでダメージやマイナス修正で除去されにくいのも良かったです.
5. 採用しているクリーチャー以外のカードの使用感について
このデッキで採用しているクリーチャー以外のカードの使用感について記します.
5.1 市民の鉄梃
装備品ですが,実質2マナ2/2のクリーチャーとして使えます.
このカード1枚でクリーチャー,装備品,アーティファクトやエンチャント破壊の3役を担えるので非常に便利でした.
5.2 賭け試合
小型クリーチャーが多めのデッキだったので格闘除去はちょっと使いにくかったです.
5.3 金色の両翼
やはり使い回せる飛行付与はかなり便利でした.
特に警戒持ちの宝石泥棒にセット出来た時は攻防共に強く使えました.
宝物トークンを生成出来るので早めに大型を登場させられたのも良かったです.
5.4 斡旋屋一家の隆盛
毎ターン+1/+1カウンターをすべての自分のクリーチャーに置けるのは圧巻でした.
時間が経つごとに盤面が強化されていくので見ていてとても面白かったです.
対戦相手が気の毒になってしまうような盤面を作れましたから.
特に大衆蜂起と一緒に置けた時は凄かったです.
クリーチャーがガンガン増える上に毎ターン強化され続けるわけですから.
5.5 早抜きの短剣
今回は除去がやや微妙かつコンバットトリックも少なかったので採用して見ました.
採用した結果は大正解でした.
やや重いですが,先制攻撃&+1/+1修正に助けられる場面が非常に多かったです.
早抜きの短剣が無かったら落としていた試合はかなり多かったと言えるくらいです.
5.6 魚の餌になる
4マナで1体疑似的に除去しつつ,1/1&アンブロッカブル生成は良かったです.
実際,このトークンがかなりライフを削る役割を果たしてくれましたので.
市民の鉄梃や早抜きの短剣で強化してライフを削れたのが勝利に直結しました.
1/1とはいえ,アンブロッカブルはとても優秀だと改めて実感しました.
5.7 都落ち
やや重いですが,インスタントのライブラリーバウンスは活躍してくれました.
ハンドバウンスとは異なり相手にハンドアドを与えないのも良かったです.
再利用の危険はありましたが,余程強力なクリーチャーでない限り問題ありませんでした.
5.8 大衆蜂起
自分の攻撃したクリーチャー枚数分1/1を生成出来るのは強かったです.
毎ターンチャンプブロッカーを用意出来るのでダメージレースがかなり楽になりました.
飛行やアンブロッカブルが使えたおかげで毎ターン攻撃しやすかったのも良かったです.
ですが,5マナで置くのは結構な隙なので,置くタイミングには気を使いました.
実際,置くタイミングを間違えた結果,ダメージレースで負けたこともありますので.
5.9 謎めいたリムジン
盾カウンターや+1/+1カウンターが多い環境なので一時的な追放除去は便利でした.
ただし,4/4は倒されやすいのでクリーチャー化して攻撃する機会はあまりありませんでした.
登場時に自分の疑似除去エンチャント付きクリーチャーか相手のクリーチャートークンを追放し,攻撃時に相手のブロッカーを一時的に排除しつつ,相打ち覚悟で攻撃する時くらいでした.
5.10 天橋塔
今セットにおいて2色発生土地はかなり便利ですね.
この手のカードをどれだけ引けるかで動きの安定度がかなり変わりますから.
比較的長期戦になりやすいので1ドロー出来るのも良かったです.
5.11 スパーラの本部
3色発生土地は滅茶苦茶助かりました.
これが来てしまえば色事故とはほぼ無縁ですからね.
早い段階で引けることが多かったので,サイクリングする機会はほとんど無かったです.
5.12 斡旋屋一家の潜伏先
3色すべて使用するのでかなり助かりました.
5.13 常夜会一家の店先
白と青しか引けませんが,2色を選んで持って来れるだけでも十分でした.
色事故回避だけでなく,実質1マナでライブラリーを圧縮しているわけですし.
ですが,選べるのは2色だけなので終盤だとたまに持ってくる土地がないことも.
なので,基本的には入れ得ですが,あまり入れ過ぎるのも良くないかもしれません.
6. 使われて厄介だったカードについて
今回のシールド戦で相手に使われて新たに厄介だと思ったカードについて記します.
6.1 著名な剣士
団結で+1/+1カウンターが増えるのはかなり脅威でした.
早期に対処しないと交戦で対処出来ないサイズになりますので.
コモンなので見かける機会が多かったのでも厄介でした.
6.2 市民の鉄梃
1枚で3役担えるので相手に回すとなかなか厄介なカードでした.
無理なくメインからアーティファクトやエンチャントを破壊されるのが嫌でした.
今回は斡旋屋一家の隆盛や大衆蜂起や謎めいたリムジンに頼っていましたから.
そのため,このカードの影響で流れが変わってしまうこともありました.
6.3 痛烈な一撃
3マナかつ条件付きの4点バーンですが,使われると結構厄介でした.
今セットだとタフネス4以下のクリーチャーは多いですからね.
地味ながら2点ライフゲインがダメージレースに影響するのも厄介でした.
相手のライフを削り切れるタイミングをずらされてしまいますからね.
6.4 こだまの検察官
謀議で4マナ3/4&飛行になるので対処が大変でした.
今回使ったデッキは除去少なめかつ,飛行クリーチャーは小型ばかりでしたので.
コモン故に複数登場しやすいのも辛かったです.
謀議で土地を捨ててくれた場合は2/3のままなのでかなり助かりました.
6.5 真夜中の暗殺者
サイズは小さいものの,接死&飛行は攻防共にかなり厄介でした.
これに除去を使用するのも勿体ないというのも嫌なところでした.
早抜きの短剣の先制攻撃で接死の影響を受けずに処理する機会が多かったです.
先制攻撃で先に破壊してしまえばこちらのクリーチャーが接死で破壊されませんからね.
6.6 強請る大入道
6点失うか1ドローさせるか毎ターン迫られるのは困りものでした.
1ドローさせても6/4がブロッカーに立ったままなので攻撃しにくいですし.
早期に除去を引けるか相打ち出来ないと状況がかなり悪化しますので.
幸い2ドロー程度の被害で抑えられましたが,ドラフトで手札差が付くのは危険です.
6.7 不本意な雇用
一時的とはいえこちらの強力なクリーチャーを奪われるので厄介でした.
しかも,今セットは犠牲や生け贄コスト要求のカードがいくつか収録されています.
そのため,奪われたクリーチャーが戻ってこない事態にも遭遇しました.
やはり,生け贄コスト要求のカードと一緒に使われると堪ったものじゃないですね.
6.8 着火
不本意な雇用と組み合わせて3体除去されたのはかなりの痛手でした.
単純に2/2や3/2を1体処理されるだけでも困りましたし.
着火を実際に使われるまであまり採用する気になりませんでした.
ですが,こうやって使われると厄介だったので評価を改めるべきでしょうか.
2マナのソーサリーで2点焼きなのはかなり気になるのですけどね….
6.9 猛炎のソリスト
事前の評価通り非常に厄介なシステムクリーチャーでした.
団結するたびにブロック出来なくなるので,思ったように守れずライフを失いました.
しかも,強制攻撃まであるので強引に引き釣り出されて盤面が壊滅して負けましたし….
やはり猛炎の二つ名は伊達ではありませんでした.
6.10 盗み癖
威迫&繰り返し使える宝物生成&なので想像通り厄介でした.
1マナでセット出来るので,クリーチャーが並びにくい序盤から使いやすいですし.
放置し続けると相手の大型登場が早くなるので早期に処理する必要があります.
6.11 無所属の筋肉達磨
筋肉達磨のカード名通り非常に大型化するのが厄介でした.
3/2がいるだけで7/7で攻防に参加されるのは物凄く辛かったです.
ロウクスの打撃手(6/3)と一緒に並んで10/10になった時は頭を抱えました.
幸いトランプルが無いので,除去を引けるまでチャンプブロックで何とか凌げました.
儀礼用シャベルや舞台座一家の魔除けや洗練された随員でトランプルを付与されなかったのが救いでした.
やはりトランプルは強力なんだと実感する場面でもありました.
6.12 厚顔な成り上がり
3マナ4/2&警戒なので格上とも相打ちしやすいのが厄介でした.
しかも,死亡時に後続のクリーチャーを用意し易いですからね.
格下に負けることもありますが,使われて厄介だと思う場面の方が多かったです.
6.13 鍛冶場の親方
毎ターン1回生け贄でプレイヤーに2点バーンは痛かったです.
単体だと機能しないのでそんなに強いカードではないです.
ですが,しっかりと生け贄に捧げる用意が出来ていると厄介でしたね.
6.14 覆面の匪賊
6マナ5/5&警戒&威迫は見た目以上に強力でした.
威迫をブロックするのに2体は必要ですし,警戒のおかげで防御も固められますから.
除去を打たれて枚数不利の状況で攻められるがかなりきつかったです.
6.15 スパーラの審判者
自分で使って頼りになるカードは敵に回すと厄介なことこの上ないです.
1体が1ターン攻防禁止になる影響は拮抗している場面だと致命的ですからね.
7. おわりに
2連続でニューカペナの街角のシールド戦を7勝出来たので流れが来ている感じです.
斡旋屋一家の隆盛や大衆蜂起や謎めいたリムジンなど良いレアを引けた影響が大きかったです.
今のところ無限にシールド戦が可能な状態なので,流れが変わるまで続けようと思います.
最後までお読みいただきありがとうございました.
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