神河:輝ける世界ドラフト評価(白編)「空に祝福されし侍」他42枚

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1. はじめに

神河:輝ける世界収録の各カードのドラフトにおける評価を確認します.

今回は神河:輝ける世界の白のカードのドラフト評価です.

全部確認するのは大変だと思いますが,ピックする機会や対戦相手に使用される機会が多いアンコモンとコモンだけでも確認しておきたいです.

私見ですが,各カードの評価を5段階で点数をつけました.

なので,各カードのピック優先度の目安になれば幸いです.

 

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2. レア&神話レアの評価

神河:輝ける世界の白のレア&神話レアは11枚です.

 

2.1 夜明けの空、猗旺(5点)

5マナ5/4&飛行&警戒と優秀なクリーチャーです.

死亡時にライブラリー上7枚から合計4マナ以下になるようにパーマネントを登場させるか,自分のクリーチャーと機体全てに+1/+1カウンターを2個置けます.

なので,攻め手が途切れにくく,クリーチャーを展開している場合は攻めやすくなります.

 

2.2 目覚ましい修復術(4点)

今セットにはアーティファクト・クリーチャーやクリーチャー・エンチャントが多数収録されています.

そのため,上手く使えれば一気に大量のクリーチャーを再展開可能になります.

欠点は重さと色拘束の厳しさですが,上手く使えた時の爆発量は半端ないはずです.

コモンで平地サーチが出来るクリーチャー・エンチャントの陽刃の侍とは好相性です.

 

2.3 雲鋼の麒麟(5点)

装備させればゲームに負けなくなるので相手が除去を使い切ったらほぼ負けません.

3マナ3/2&飛行な点も優秀ですし,装備先に飛行を付与出来るのも◎.

換装5は重めですが,これだけのメリットがあるなら問題ではないですね.

 

2.4 告別(5点)

追放対象を自分で選択出来る非常に強力なリセットボタンです.

全選択で土地と手札以外ほぼ無くなってしまうので,ゲームの流れを一気に変えられます.

ドラフトでもヤバいですが,構築の白系コントロールデッキが怖くなりそうです.(*_*)

以下から1つを選ぶの間違いなのではないかと疑いたくなるくらいのヤバいです.

 

2.5 報復招来(2~3点)

白でも黒のようにパーマネントを1枚墓地から蘇生出来るソーサリーです.

しかも,+1/+1カウンターを4個割り振れるので同時に盤面を強化できます.

効果自体は優秀なのですが,白4という色拘束が非常にネックです.

なので,ほぼ白単で組まないと余程土地が伸びない限り唱えるのは難しそうです.

 

2.6 神河の魂、香醍(5点)

4マナ3/3&飛行&瞬速と優秀なクリーチャーです.

登場時にパーマネント1つに自身が退場するまで破壊不能を付与出来るのも◎.

5色支払いで+5/+5修正を得るのはおまけだと思っていいと思います.

どうしても使いたい場合は5色揃えるためにかなり工夫が必要になりそうです.

 

2.7 皇の声、軽脚(2~3点)

色々な名称のクリーチャー強化オーラを採用しないと能力が使えないので微妙な感じです.

ライブラリーから探したオーラを相手にも付けられるなら話は違うのですけど.

疑似除去系のオーラを自分にセットしても意味ないですからね.

 

2.8 獅子の飾緒(4点)

墓地対策しながらサイズアップするクリーチャー兼装備品な猫です.

自分が殴っても良いですし,他のクリーチャーを強化しても良いので使いやすそうです.

 

2.9 冥途灯りの行進(4点)

調整が利くインスタントで幅広い対象1枚を追放出来るので使いやすそうな除去です.

緊急時には手札を消費してコスト軽減することで強引に除去を打てるのも魅力です.

 

2.10 放浪皇(5点)

コンバットトリックのように扱える優秀なプレインズウォーカーです.

クリーチャー1体サイズアップ&先制攻撃付与,2/2&警戒を1体生成,タップ状態のクリーチャー1体追放&2点ライフゲインといずれの忠誠度能力もかなり強力です.

 

2.11 永岩城の修繕(4~5点)

基本平地サーチに手札1枚で2マナ以下のパーマネントを蘇生出来るので使いやすいです.

修繕する建築家は3マナ3/4&警戒で攻防で1/1トークンを1体生成出来て優秀です.

1/1とはいえトークンをバンバン生成出来ればチャンプブロックしやすいので負けにくいです.

さらに,機体への搭乗員を用意し易くなるので今セット的にはかなり噛み合っていそうです.

 

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3. アンコモンの評価

神河:輝ける世界の白のアンコモンは13枚です.

 

3.1 払拭の斬撃(3~4点)

幅広い対象を破壊出来て,さらに条件達成で2/2&警戒を1体生成出来て優秀です.

ですが,タップ状態のクリーチャーしか対象に出来ないソーサリーは割と使いにくいです.

さらに,色拘束が厳しいので点数をやや低めにしました.

アーティファクト・クリーチャーやクリーチャー・エンチャント対象ならアンタップ状態でも破壊出来るのは良いですね.

 

3.2 刃吹雪の狐(3~4点)

3マナ2/2は弱めですが,二段攻撃は強力ですね.

二段攻撃を活かすために色々な手段でパワーを上げたいです.

忍術で登場出来るので,詰めの場面で相手の計算を狂わせることも可能ですね.

本体が3マナなのに忍術に4マナ必要なのは二段攻撃が強いからでしょうか.

 

3.3 乗り手の生まれ(3~4点)

クリーチャーや機体を並べた分だけ+1/+1修正を得られるオーラです.

クリーチャーを並べやすいドラフトだと力を発揮してくれそうです.

また,魂力では搭乗3を満たせる1/1トークンを2体生成します.

なので,機体を主軸にしたデッキと好相性です.

 

3.4 共同目的の御神体(4点)

本体は非力ですが,毎ターン1マナで1/1トークンを生成出来るのは優秀です.

毎ターンチャンプブロッカーや搭乗要員を増やせるわけですからね.

しかも,コントロールしている祭殿が増えるほどトークン生成数も増加します.

なので,祭殿を多くコントロールしてトークンをたくさん生成したいです.

 

3.5 有能な整備士(3~4点)

搭乗4を満たせるので重めの機体と好相性です.

1マナ2/1と2マナ相当のサイズなので序盤からガンガン攻めたい場合にも有効です.

 

3.6 皇国の修復機(3~4点)

3マナ3/4&搭乗2の機体です.

攻撃時に墓地から2マナ以下のクリーチャーか機体を1枚手札に戻します.

なので,2マナ以下を使い回せるのは良さそうですね.

 

3.7 詩人、山崎典華(4点)

侍や戦士が単独攻撃したターン中に墓地からエンチャントを1枚唱えられます.

今セットはエンチャント・クリーチャーが多数収録されています.

そのため,それらを使い回せるのは良さそうです.

自身が3マナ3/2&警戒と優秀なサイズなのも利点です.

 

3.8 無私の侍(4点)

単独攻撃した侍や戦士に絆魂を付与するのでダメージレースで勝ちやすいです.

さらに,自身を生け贄にするとクリーチャー1体に破壊不能を付与出来ます.

2マナ2/2と標準サイズながら優秀な効果を2つも所持しているのでかなり良さそうです.

 

3.9 空に祝福されし侍(4点)

自分のエンチャント分コスト軽減出来るので見た目よりも軽くプレイ出来るはずです.

4~5マナで4/4&飛行をプレイ出来ればかなり良さそうですね.

侍なので他の侍シナジーを活かせて,飛行により単独攻撃を通しやすいのも良い点です.

 

3.10 精霊界との接触(4点)

アーティファクトかクリーチャー対象の白で良く見かける一時的な追放除去です.

除去だけでも十分過ぎるほど仕事をしてくれますが,魂力もかなり使いやすいです.

自分のアーティファクトやクリーチャーを除去から守れますから.

さらに,ETB能力の再使用も可能ですし.

他にも相手がコンバットトリックを使用した時に対象を追放して妨害したり,自分のチャンプブロッカーを生存させたりと結構小回りが利くのも◎.

 

3.11 幼き日々(3~4点)

重めですが,インスタントで2体に+2/+2攻修正を与えられるので計算を崩しやすいです.

条件を達成すれば絆魂も付与出来るので,一気にダメージレースで有利になります.

 

3.12 君主今田の凋落(3~4点)

基本は4マナ以上の対大型クリーチャー除去としての運用がメインですね.

奪われたカードを取り戻せる効果が活躍する機会はドラフトだとほぼ無さそうですので.

今田の断片は攻撃出来ませんが,チャンプブロックで1ドロー出来るので悪くないですね.

 

3.13 魅知子の真理の支配(3点)

2ターン続けて自分のアーティファクトやエンチャント分クリーチャー1体をパンプします.

今セットにはアーティファクト・クリーチャーやクリーチャー・エンチャントが多数収録されています.

そのため,状況次第では結構なパンプ値を見込めそうです.

魅知子の肖像も展開次第では結構なサイズに出来そうですね.

 

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4. コモンの評価

神河:輝ける世界の白のコモンは19枚です.

 

4.1 祖先の刀(3点)

装備3ですが,+2/+1修正の装備品なので悪くなさそうです.

侍や戦士なら1マナで装備出来るのでガンガン攻めるデッキで活躍を見込めます.

 

4.2 蜻蛉鎧機(3~4点)

3マナ3/2&飛行&搭乗1とかなり使いやすい機体です.

機体を採用する場合,デッキ内のカードの比率はどれくらいが良いんでしょうね?

優秀だとはいえ,機体ばかりだとパイロットがいなくて動かせなくなってしまいますし.

今セットの機体は私的にストライクなので機体デッキを組みたいですね.

 

4.3 永岩城の模範(3点)

単独攻撃した侍や戦士にターン終了時まで+1/+1を付与します.

簡単にサイズアップ出来るので割と使いやすそうな感じです.

自身が2マナ2/1と使いやすいサイズなのも良い点ですね.

 

4.4 金之尾の門弟(3~4点)

3マナ2/3&絆魂となかなか使いやすそうです.

ダメージレースが重要なドラフトにおいて絆魂はかなり大切だと思います.

 

4.5 皇国の契り(3点)

6マナで2/2&警戒を3体生成して占術3も行えます.

カード1枚で2マナを3体出して占術3も行えたと考えれば割と効率は良い感じですね.

 

4.6 皇国の鎮圧者(3~4点)

侍や戦士が単独攻撃したとき,相手のクリーチャーを1体タップします.

一番厄介なブロッカーを排除出来るので有利に攻めやすくなります.

この効果は重複するので複数枚タップ出来るならば結構な脅威になりそうです.

 

4.7 仲裁者の拘束(4点)

白で良く見かける攻防&起動能力封じの疑似除去エンチャントです.

クリーチャーだけでなく,色々なパーマネントに使えるので使いやすそうです.

 

4.8 狐の腕利き(3点)

機体の攻撃時にその機体に先制攻撃付与か狐の腕利きをアンタップします.

サイズの大きい機体に先制攻撃を付与出来る利点はかなり大きいですね.

自身をアンタップすることで他の機体でブロックしやすくなるのも良いですね.

まさしく,エースパイロットと言った感じですね.

狐のパイロットというとスターフォックスのフォックス・マクラウドを連想します.

 

4.9 道照らし(3~4点)

1マナでサイズアップしつつ,アンタップしてくるのはかなり厄介だと思います.

白1が使える状況だとこれを考慮して殴らないといけないわけですからね.

後者の効果は除去を回避出来ますし,ETB能力の再利用などにも使えますね.

コモンなので点数は抑えめですが,個人的にはナイスコンバットトリックだと思います.

 

4.10 開運の供物(3点)

今弾はアーティファクト・クリーチャーが多数収録されています.

そのため,3マナ以下向けのクリーチャー除去として使えそうです.

 

4.11 蛾乗りの巡回兵(3~4点)

1マナ1/1&飛行の戦士なので侍シナジーを活かしたアタッカーとして活躍出来ます.

また,攻撃に参加出来ない状況の時はタッパーとしても動けるのも優秀です.

ですが,タップ能力を使うのに4マナ必要と重すぎるのは気になりそうです.

 

4.12 執政の権限(3点)

白1で+2/+2修正を与えられるので相手の計算を狂わせやすいです.

指定対象なら+1/+1カウンターが残るのでサイズアップし続けられるのも良いですね.

道照らしもあるので白1残っている時はコンバットトリックを警戒しないと痛い目をみますね.

 

4.13 穢れの一掃(4点)

パワー4以上1枚追放かエンチャント1枚を追放出来るインスタントです.

やや重めではあるものの,大型追放除去は優秀です.

今セットはエンチャント・クリーチャーが多数収録されています.

そのため,小型のエンチャント・クリーチャー対する除去としても機能します.

 

4.14 七ツ尾の導師(3点)

登場時に自分にも+1/+1カウンターを1個置けるので実質3/4として扱えます.

死亡時にも+1/+1カウンターを置けるので後続の強化としても使えます.

 

4.15 神憑く相棒(2~3点)

2マナ1/1と貧弱ですが,手札を減らさずに登場出来ます.

機体の搭乗要員にしたり,単純にチャンプブロッカーとして使うのも悪くないです.

 

4.16 陽刃の侍(3~4点)

5マナ4/4&警戒なので使いやすそうなクリーチャーです.

2マナで基本平地をサーチ出来るので白が濃いカードを使う時にも役立ちます.

 

4.17 放浪者の介入(3~4点)

攻撃&ブロッククリーチャーに4点ダメージを与えられるので比較的使いやすい除去です.

 

4.18 蛾との親睦(3点)

2ターン続けて1体に+1/+1&飛行を付与出来るので膠着状況を打破し易いです.

皇国の蛾は2/4&飛行なのでアタッカーとして活躍出来ます.

 

4.19 啓蒙の時代(2~3点)

占術2でカードを探しつつ,2点回復で多少時間を稼げます.

啓蒙の手は2/2ですが,先制攻撃持ちなので強化出来るとより活躍出来そうです.

 

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5. おわりに

今回の白は侍シナジーや機体がメインになりそうですね.

除去が豊富でコンバットトリックも良さそうなものがあるので戦いやすそうです.

その反面,今回はアンコモン以下の飛行がやや少ない印象です.

 

最後までお読みいただきありがとうございました.

 

他の色についての記事も順次追加予定なので,下記リンクから閲覧して頂けると嬉しいです.

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