- 1. はじめに
- 2. レア&神話レアの評価
- 2.1 エイヴンの心臓刺し(3~4点)
- 2.2 闇市場の巨頭(3~4点)
- 2.3 斡旋屋一家の隆盛(5点)
- 2.4 舞台座一家の隆盛(4~5点)
- 2.5 死体の爆発(4点)
- 2.6 終わりなき迂回(3~4点)
- 2.7 欲深き者、エヴリン(3~4点)
- 2.8 契約紡ぎ、ファルコ・スパーラ(4~5点)
- 2.9 俊足の踊り手(4点)
- 2.10 敵意ある乗っ取り(4~5点)
- 2.11 白熱のアリア(4点)
- 2.12 宴の結節点、ジェトミア(4~5点)
- 2.13 ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ(3~4点)
- 2.14 蒐集家、ザンダー卿(3~4点)
- 2.15 貴顕廊一家の隆盛(2点)
- 2.16 貴顕廊一家の悪魔信者(3~4点)
- 2.17 五者会談(2~3点)
- 2.18 敵対するもの、オブ・ニクシリス(4~5点)
- 2.19 常夜会一家の隆盛(1~2点)
- 2.20 常夜会一家の介入者(3点)
- 2.21 ドラゴンの打擲、オーグニス(4点)
- 2.22 高街のペガサス(4点)
- 2.23 策謀の予見者、ラフィーン(5点)
- 2.24 路上の師、リガ(3~4点)
- 2.25 土建組一家の隆盛(2~3点)
- 2.26 策謀の故買人(3~4点)
- 2.27 解脱の魂(3~4点)
- 2.28 賢明な車掌、トルーズ(4点)
- 2.29 豪火を放て(4点)
- 2.30 虚空裂き(4点)
- 2.31 焼却するもの、ジアトラ(5点)
- 2.32 ジアトラの特使(5点)
- 3. アンコモンの評価
- 3.1 厚顔な成り上がり(3~4点)
- 3.2 斡旋屋一家の魔除け(3~4点)
- 3.3 舞台座一家の魔除け(4点)
- 3.4 儀礼用シャベル(4点)
- 3.5 妖艶な泥棒、コルメラ(3~4点)
- 3.6 死体鑑定士(3~4点)
- 3.7 作業員の上長(3~4点)
- 3.8 群衆の寵児(4点)
- 3.9 規律正しい決闘者(4点)
- 3.10 風変わりなペット(4点)
- 3.11 致命的遺恨(2~3点)
- 3.12 鍛冶場の親方(3点)
- 3.13 雑集家、ラグレーラ(?点)
- 3.14 貴顕廊一家の魔除け(4点)
- 3.15 大都市の天使(3~4点)
- 3.16 磐石、ミスター・オルフィオ(5点)
- 3.17 敏捷な窃盗犯(3~4点)
- 3.18 常夜会一家の魔除け(3~4点)
- 3.19 苦悶の占い師、クェザ(4点)
- 3.20 土建組一家の魔除け(4点)
- 3.21 舞台座一家の料理人、ロッコ(3~4点)
- 3.22 ロウクスの保安員(3~4点)
- 3.23 給付金(3~4点)
- 3.24 組織の潜入者(4点)
- 3.25 染みついた耽溺(2点)
- 4. コモンの評価
- 5. おわりに
1. はじめに
今回はニューカペナの街角のドラフト評価(多色編)です.
新しいセットの全てのカードを把握するのは大変だと思います.
ですが,ピックや対戦相手に使用される機会が多いアンコモン以下は把握したいです.
私見ですが,各カードの評価を5段階で点数付けしました.
なので,各カードのピック優先度の目安になれば幸いです.
2. レア&神話レアの評価
ニューカペナの街角の多色のレア&神話レアは32枚です.
今セットは3色で構成される5つの一家が主体です.
そのため,多色のレア&神話レアの枚数がいつもより非常に多いですね.
2.1 エイヴンの心臓刺し(3~4点)
2マナ1/1&飛行なのでアタッカーとして使えるクリーチャーです.
条件を満たせば3/3&飛行&接死になるので頼りになります.
自身死亡時に2枚切削&1ドローがあるのでアド損しにくいのは良いですね.
2.2 闇市場の巨頭(3~4点)
2マナ2/2が自身タップで宝物トークンを1個生成出来るのは優秀です.
その反面,宝物トークンを所持し続けるとダメージを受けるデメリット持ちです.
デメリットは結構厳しいですが,宝物トークンを即座に使用すれば問題ありません.
2.3 斡旋屋一家の隆盛(5点)
毎ターン自分のクリーチャーすべてに+1/+1カウンターを置く強力なエンチャントです.
ターン経過毎にどんどん盤面が強くなっていくわけですからね.
なので,膠着状態なら数ターン時間を稼げればそのままゲームエンドに持ち込めそうです.
2.4 舞台座一家の隆盛(4~5点)
毎自ターンデッキ上のクリーチャーを手札に加えるので攻め手が尽きにくいです.
クリーチャーかPWだった場合でもボトムに置く選択も可能です.
そのため,手札の量だけでなく質も維持しやすくなります.
2.5 死体の爆発(4点)
クリーチャー&プレインズウォーカー全体バーンで盤面をリセット出来ます.
ダメージ量をコントロール出来るので自分の強力なクリーチャーを残せるのも良い点です.
2.6 終わりなき迂回(3~4点)
比較的広い対象をライブラリーバウンス出来るのは良さそうです.
墓地も対象に出来るので,自分のカードを再使用したい場合にも使えますね.
墓地にあるカードは種類を問わないのでインスタントやソーサリーでもOKです.
2.7 欲深き者、エヴリン(3~4点)
自分と相手のライブラリートップを追放し,それを唱えられる疑似的なドローソースです.
唱えるマナの色が無くても使えるので相手の強力なカードを奪えると有利になります.
トップ追放は吸血鬼を登場させても誘発するので,複数回使用出来ると美味しいです.
2.8 契約紡ぎ、ファルコ・スパーラ(4~5点)
4マナ3/3&飛行&トランプル&盾カウンター持ちなので優秀です.
ライブラリートップの呪文を通常のコストの支払い&カウンターを1個取り除くと唱えられるので疑似的なドローソースとしても使えます.
このカードの盾カウンターを使うのは勿体ないので,謀議などでカウンターを用意したいです.
2.9 俊足の踊り手(4点)
4マナ4/4&トランプル&絆魂&速攻はシンプルに強いです.
2.10 敵意ある乗っ取り(4~5点)
クリーチャー2体の基本サイズを4/4と1/1にした後クリーチャー全体3点バーンです.
相手の大型を1/1にして自分の小型を4/4にすれば有利な盤面を作れます.
2.11 白熱のアリア(4点)
3マナでクリーチャー全体3点バーンの小型リセットです.
トークンに効かないのがどれだけ影響を及ぼすか気になるところです.
自分が1/1市民トークン主体ならこちら側の被害を最小限に抑えられますね.
2.12 宴の結節点、ジェトミア(4~5点)
クリーチャーをたくさんコントロールするほど強力な全体バフを付与出来ます.
ドラフトは膠着しやすいので,膠着状態で登場させられれば一気に攻められます.
全ての効果を使えれば全体に+3/+0修正&警戒&トランプル&二段攻撃付与ですからね.
2.13 ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ(3~4点)
自分が生成したトークンを2/2&速攻か3/1&警戒に変換出来ます.
1/1トークンをサイズアップ出来るのは良さそうですね.
状況によっては宝物トークンをクリーチャー化するのも有りですね.
2.14 蒐集家、ザンダー卿(3~4点)
相手の手札やライブラリーや土地以外のパーマネントを半分減らせます.
ドラフトだと死亡時土地以外のパーマネント半分生け贄の影響が大きそうです.
2.15 貴顕廊一家の隆盛(2点)
自ターンに1回だけ墓地からインスタントやソーサリーを通常のコスト+クリーチャー1体生け贄で唱えられるようになります.
インスタントやソーサリーを再使用し易くなるのは良さそうです.
ですが,ドラフトだとインスタントやソーサリーを多く積みにくいので微妙そうな感じです.
2.16 貴顕廊一家の悪魔信者(3~4点)
自身攻撃時に攻撃状態で死亡時1点バーンの1/1デビルトークンを生成します.
デビルトークンは増やせませんが,毎ターン1点刻めるのは良さそうです.
自身が1/4&接死&速攻なので,相打ち以上の成果を得られるのも利点です.
2.17 五者会談(2~3点)
非常に重いため唱えるのは難しいですが,強力なカードで状況を打破しやすくなります.
5色は厳しいですが,宝物トークンを上手く貯められれば十分使用可能だと思います.
2.18 敵対するもの、オブ・ニクシリス(4~5点)
犠牲Xで忠誠度Xの敵対するもの、オブ・ニクシリスのコピーを生成します.
相手からすると2体プレインズウォーカーが並ぶのはかなり厄介なはずです.
生存しづけると忠誠度+1効果で相手の手札やライフをガリガリ削れますから.
2つ目の忠誠度能力でデビルを生成しておけばライフゲインも出来ますからね.
2.19 常夜会一家の隆盛(1~2点)
条件達成で2/2&飛行を1体生成し,魂魄カウンター5個でスピリット全体強化も強力です.
ですが,ドローの少ないドラフトで条件を上手く達成するのは難しいです.
これを置いた後に1マナ,2マナ,3マナと順番にプレイする必要がありますから.
2.20 常夜会一家の介入者(3点)
呪文を1つハンドバウンスするのでテンポを取りやすくなります.
謀議で4マナ4/2&絆魂になるので本体の性能も悪くない感じです.
2.21 ドラゴンの打擲、オーグニス(4点)
速攻持ちが攻撃するたび宝物トークンをタップ状態で生成します.
繰り返し使用出来る宝物トークン生成手段の価値は大きいです.
今セットは奇襲があるので速攻持ちを用意し易いです.
自身も速攻を持っているので単体だけでも宝物トークンを生成出来るのも利点です.
2.22 高街のペガサス(4点)
条件はあるものの,繰り返し使用出来るドローソースは有用です.
条件を達成しやすい1枚で2枚登場させられるクリーチャーと相性が良いですね.
自身が2マナ2/1&飛行&トランプルというだけでも優秀です.
2.23 策謀の予見者、ラフィーン(5点)
攻撃クリーチャーの枚数分指定クリーチャーに謀議を行います.
例えば3体で攻撃すれば1体が3回謀議を行うので1回で+3/+3修正することも可能です.
自身が3マナ1/4&飛行&護法1と攻撃し易く除去されにくいのも優秀です.
2.24 路上の師、リガ(3~4点)
パワー1以下で攻撃すると1ドロー出来るのでドローソースとして悪くない感じです.
自身が3マナ2/2&盾カウンター持ちなのも良さそうですね.
2.25 土建組一家の隆盛(2~3点)
生け贄コストを払ってもクリーチャーの頭数が減らないのは良さそうです.
上手く使えればETB能力を再使用したりも出来ますし.
相手が生け贄要求の除去を使ってきた時に損失を抑えやすいのも利点ですね.
2.26 策謀の故買人(3~4点)
登場時に指定したパーマネントの起動型能力を奪うような効果です.
相手が強力な起動型能力を有しているほど相対的に強力になります.
プレインズウォーカーの忠誠度能力は使えませんが,能力封じとして使うことは出来ますね.
自身が2マナ2/3なのでマナレシオに優れているのも良い点です.
2.27 解脱の魂(3~4点)
登場時にパーマネント3つを破壊して3/3&飛行トークンに変換します.
相手の強力なパーマネントを割って3/3&飛行に変換出来ます.
もしくは,自分の弱いパーマネントを3/3&飛行に変換することも可能ですね.
ただし,ドラフトで3/3&飛行3体は結構な脅威なので相手だけ選ぶと危ないです.
2.28 賢明な車掌、トルーズ(4点)
保有の鞄と同等の能力を使える4マナ3/1クリーチャーです.
謀議と好相性なので,上手く使えれば手札を一気に補充出来ます.
2.29 豪火を放て(4点)
インスタントでクリーチャーかPWに7点焼きは良いと思います.
余剰ダメージでアーティファクトやエンチャントを割れるのも良いですね.
2.30 虚空裂き(4点)
打ち消されず,土地以外のパーマネントを何でも破壊出来るのは優秀です.
2.31 焼却するもの、ジアトラ(5点)
生け贄にしたクリーチャーのパワー分のバーンを幅広い対象に飛ばせるのは優秀です.
相手プレイヤーにも飛ばせるのでライフを削り飛ばしやすくなります.
しかも,宝物トークンを3つも生成出来るのでほぼ何でも唱えられそうですね.
自身が6マナ6/6&飛行とフィニッシャーに相応しい性能なのも魅力です.
2.32 ジアトラの特使(5点)
相手にダメージを通せばライブラリートップをマナコスト無しで唱えられるのは強力です.
極力大型を踏み倒したいのでパンプで相手に与えるダメージ量を高めたいです.
仮に唱えられなかったとしても手札に加えられるだけでも十分過ぎます.
自身が4マナ5/4&トランプルと優秀なのも魅力です.
3. アンコモンの評価
ニューカペナの街角の多色のアンコモンは25枚です.
3.1 厚顔な成り上がり(3~4点)
3マナ4/2&警戒なので攻防で使いやすいクリーチャーです.
死亡時にデッキ上5枚からクリーチャーを手札に加えるので後続が途切れにくいのも魅力です.
3.2 斡旋屋一家の魔除け(3~4点)
格闘っぽい除去,エンチャント破壊,2ドローを選択出来るインスタントです.
様々な状況で使用出来るため使いやすそうです.
3.3 舞台座一家の魔除け(4点)
バーン量は安定しませんが,自分のクリーチャー枚数分のバーンは悪くなさそうですね.
1ターンだけとはいえ,全体+1/+1修正&トランプルはゲームを決めるパワーがあります.
1/1市民を2体生成は地味ですが,団結や突然のチャンプブロッカーとして使えます.
3.4 儀礼用シャベル(4点)
使い回せる+2/+1&トランプルは優秀です.(特にトランプル!)
今セットは市民が多いので僅か1マナで装備しやすいの点も優れています.
3.5 妖艶な泥棒、コルメラ(3~4点)
重めのインスタントやソーサリーが使いやすくなるのは良さそうです.
1マナを青黒赤に変換出来るのでコンバットトリックを構えやすくなりますし.
墓地からインスタントやソーサリーを回収して使い回せるのも良いですね.
3.6 死体鑑定士(3~4点)
墓地対策しつつ,ライブラリー上3枚から1枚手札に加えられるのは良いですね.
墓地枚数を増やせますし,手札が減らない3マナ3/3というだけでも十分です.
3.7 作業員の上長(3~4点)
3マナ4/2&速攻&登場ターンは破壊不能なので相手に攻撃を通しやすいです.
3.8 群衆の寵児(4点)
今セットは市民が多いので,市民に+1/+0修正を与える価値は大きいです.
自身の攻撃時に1/1市民を1体生成するので横並びしやすくなりますし.
3.9 規律正しい決闘者(4点)
3マナ2/1&二段攻撃&盾カウンター持ちなのでなかなか良いクリーチャーです.
二段攻撃持ちかつ破壊耐性持ちなのでパンプ出来るとかなりの脅威になります.
3.10 風変わりなペット(4点)
アンブロッカブルな1/1を2体生成するので攻撃を通しやすくなります.
しかも,自分のカウンター1種類につき1個置けるので強化も出来ます.
+1/+1と絆魂カウンターがあればそれらを1個づつどちらかのトークンに置けますね.
3.11 致命的遺恨(2~3点)
生け贄が必要なものの,生け贄と共通のタイプのパーマネント生け贄は悪く無さそうです.
ただし,相手が生け贄を選ぶので一番弱いパーマネントしか処理出来ないのは欠点です.
1ドローがついているため,手札が減らないのも良いですね.
3.12 鍛冶場の親方(3点)
ターン1回ですが,クリーチャーを生け贄に捧げると相手に2点ダメージは良さそうです.
単体で機能しないのはネックですが,4マナ3/4としても使えますし.
3.13 雑集家、ラグレーラ(?点)
これでない望む数のクリーチャーを,それぞれコントローラーが異なるように選ぶ,という部分がよくわかりません.
私のクリーチャーを2体選んだ場合は私が相手のクリーチャーを2体選んで追放,つまり同数追放すれば良いということでしょうか?
それとも私が相手のクリーチャーを2体指定したら,相手も私のクリーチャーを2体選んで追放するということでしょうか?
3.14 貴顕廊一家の魔除け(4点)
ライブラリー上5枚から好きなカードを引けて墓地も増やせるのは良さそうです.
相手は3点ライフロス&自分は3点ライフゲインなのでダメージレースで6点差をつけられます.
クリーチャーやPWに5点バーンを飛ばせるのも使いやすいです.
3.15 大都市の天使(3~4点)
カウンター持ちが必要ですが,繰り返し使用出来るドローは優秀です.
自身が4マナ3/1&飛行なのでアタッカーとしても使えますし.
3.16 磐石、ミスター・オルフィオ(5点)
攻撃クリーチャー1体のパワーを2倍に出来るので強烈な一撃を叩きこめます.
出来ればトランプル持ちのパワーを2倍にして相手に大ダメージを叩きこみたいです.
3.17 敏捷な窃盗犯(3~4点)
3マナ2/1&飛行を登場させつつ,ピーピングハンデス出来るのは良さそうです.
ただし,対象がアーティファクトやインスタントやソーサリーなのは気になります.
ドラフトはクリーチャーを多く採用するのでそれらを持っていないことも有り得ますから.
3.18 常夜会一家の魔除け(3~4点)
墓地から他色の3マナ以下のパーマネント蘇生は便利そうです.
インスタントやソーサリー打ち消しは相手コンバットトリックを無効に出来ます.
クリーチャーやPW破壊は3マナ以下の制限が微妙なところです.
3.19 苦悶の占い師、クェザ(4点)
ドローするたびにダメージレースで2点差が付きます.
謀議が多いセットですし,通常ドローにも反応する点で優れています.
3.20 土建組一家の魔除け(4点)
相手の最大のマナ総量をもつクリーチャーかPWを生け贄に捧げるのは優秀です.
トップ3枚追放の疑似ドローは相手ターンに使用すると無駄が少なくなるので良いです.
プレイヤー1人の墓地全追放は墓地メタとして有用です.
3.21 舞台座一家の料理人、ロッコ(3~4点)
やや重めですが,ライブラリーから任意のクリーチャーを登場させられるのは良さそうです.
7マナ払えば任意の4マナ以下のクリーチャーをライブラリーから登場させられますね.
3.22 ロウクスの保安員(3~4点)
宝物トークン2つだけで5/4を登場させられます.
普通に登場させたとしても4マナ5/4はマナレシオに優れています.
3.23 給付金(3~4点)
登場時に宝物トークンを2つ生成するので多色や大型を登場させやすくなります.
宝物トークン1つ生け贄で1/1トークンを生成出来るのでブロッカーを用意しやすいです.
3.24 組織の潜入者(4点)
4マナ3/3&飛行は使いやすいです.
条件達成で5/5になると強力ですね.
3.25 染みついた耽溺(2点)
悪くないですが,2ドロー1ディスだと手札が増えないのでちょっと地味ですね.
条件達成で手札を増やせますが,ちょっと工夫が必要ですね.
4. コモンの評価
ニューカペナの街角の多色のコモンは10枚です.
4.1 殺人魔(3点)
クリーチャーを生け贄を捧げるたびに+1/+1カウンターで大きくなれるのは良さそうです.
自身が生け贄に捧げる能力持ちで威迫も得られるのでアタッカーとして活躍出来そうです.
4.2 天界の整調者(4点)
3マナ2/3&飛行&相手のクリーチャー1体タップはかなり使いやすいです.
自身は飛行ですし,相手のブロッカーを排除出来るのでダメージレースを有利に出来ます.
しかも,条件を達成すると相手のクリーチャーが1ターンアンタップしませんので.
4.3 市民の奉仕者(3~4点)
市民タップで3/3&絆魂として攻撃出来るのは良さそうですね.
自身が2マナ2/3とマナレシオに優れているのも良いです.
4.4 妖艶な無法者(3~4点)
6マナ4/5&ETB能力で相手に2点ダメージ&占術2は便利そうです.
2マナで土地1つが青か黒か赤を発生させられるようになるので色事故防止に役立ちます.
色が十分かつ6マナ以上になったなら,クリーチャーとして唱えられるのも助かります.
4.5 ジェトミアの仲介者(3点)
1ターンに複数回2マナで+1/+1修正出来るのはなかなか良さそうです.
しかも,宝物トークンでマナを支払えば+1/+1カウンターに代わるのも魅力です.
4.6 覆面の匪賊(3~4点)
6マナ5/5&警戒&威迫はなかなか良さそうです.
2マナで土地1つが黒か赤か緑を発生させられるようになるので色事故防止に役立ちます.
色が十分かつ6マナ以上になったなら,クリーチャーとして唱えられるのも助かります.
4.7 放蕩の歓楽者(3~4点)
5マナ5/3&ETB能力で1/1トークン1体生成は団結を誘発させるのに便利そうです.
2マナで土地1つが赤か緑か白を発生させられるようになるので色事故防止に役立ちます.
色が十分かつ5マナ以上になったなら,クリーチャーとして唱えられるのも助かります.
4.8 砕かれた熾天使(3~4点)
7マナは重いですが,4/4&飛行&ETB能力で3点ライフゲインは良さそうです.
2マナで土地1つが白か青か黒を発生させられるようになるので色事故防止に役立ちます.
色が十分かつ7マナ以上になったなら,クリーチャーとして唱えられるのも助かります.
4.9 詮索する新聞記者(3点)
登場時2枚切削するので墓地に5種類以上のマナ総量の条件を満たしやすくなります.
条件達成で3/3&絆魂になれると結構優秀です.
4.10 スパーラの審判者(3~4点)
5マナ4/4&ETB能力で相手のクリーチャー1体を攻防不可にするのは便利そうです.
2マナで土地1つが緑か白か青を発生させられるようになるので色事故防止に役立ちます.
色が十分かつ5マナ以上になったなら,クリーチャーとして唱えられるのも助かります.
5. おわりに
今セットは多色がメインなだけあって魅力的なカードが多い印象です.
その反面,ピックや構築やプレイがかなり難しくなりそうですね.
いつものピックより早い段階で色を決めないとデッキが組めない事態も有り得そうです.
最後までお読みいただきありがとうございました.
他の色についての記事も順次追加予定なので,下記リンクから閲覧して頂けると嬉しいです.
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