1. はじめに
2022年10月20日にZ/X 42弾「 約束<ユナイトアーク>」が発売されます.
今弾はデッキからアークゼクスをプレイ出来る新システムが目玉です.
他にもプリンセス・マギカ レヴィーやCode reunionのゼクスエクストラや新カテゴリのエクリプス・デュオも楽しみな弾です.
今回はイース,美食楼,D・ウィッチ,魔眼の新カードを紹介します.
2. 爛漫の召誓者 イース
4種類目のカラーブレイク持ちのイースです.
有用な登場時能力持ちなのでカラーブレイクとの相性は抜群です.
1つ目の能力について
イース固有の能力であるカラーブレイクです.
お互いのターンのドローフェイズ開始時にトラッシュにある同名以外のカラーブレイク持ちのイースと入れ替えます.
2つ目の能力と組み合わさると非常に厄介なことになります.
2つ目の能力について
登場時に手札を1枚トラッシュに置き,(1)~(3)から2つ好きな順番で解決します.
(1)1枚引く.
コストとして使った手札を即座に補えるのは良いですね.
(1)を選べば(2)か(3)をコスト無しで使っているようなものですから.
単純に手札入れ替えとして使えるのも良いと思います.
(2)相手のチャージを1枚選び,トラッシュに置く.
相手のチャージを削れるのはシンプルに強いです.
しかも,カラーブレイクで登場すればイグニッションフェイズ前にチャージを削れます!
なので,4枚カラーブレイクで登場させれば相手はイグニッション出来なくなります.
そこまでしなくてもチャージを1~2枚削ってIG回数を減らせるだけでも十分です.
(3)NSにある相手のゼクスを1枚選び,8000ダメージを与える.
5コスト相当まで焼けるシンプルなバーンです.
単体で見るとやや地味ですが,他のバーンや攻撃と合わせて大型を処理出来ます.
こちらもカラーブレイクと組み合わさることで真価を発揮します.
相手のドローフェイズにバーンが使えるので盤面処理に手数を割かなくても良くなります.
プレイヤーエクストラによる絶界付与は相手のドローフェイズには無くなっています.
そのため,この能力を2回使用(8000ダメージ×2)することでNSにある絶界を付与されていたアークゼクスを相手のドローフェイズに焼くことも可能です.
3. 美食楼の魔女見習い ニコラ
ノーコストでトラッシュを貯められる5コストの美食楼です.
任意の美食楼にプレイヤーエクストラと同等の絶界付与出来るのも優秀です.
1つ目の能力について
このカードを手札から捨ててデッキ上5枚から美食楼を1枚捨てます.
手札は減りますが,リソースを支払わずにトラッシュを貯められるのは良いですね.
美食楼のクリームや美食楼のビスキュイを捨てればさらにトラッシュを稼げます.
美食楼のホイップならパワー7500以上1枚破壊,美食楼のカラメルならトラッシュから美食楼1枚回収と単純にトラッシュを稼ぐ以上のことが出来るのも優れています.
手札が減るのはデメリットですが,手札が0枚なら美食楼のワッフルや美食楼のピケで2ドロー出来るので上手く手札を回したいです.
2つ目の能力について
任意の美食楼1枚に次の相手のターンの終了時まで絶界を付与します.
プレイヤーエクストラと同等の絶界付与は優秀です.
今まで苦手だった起動能力やイベントを構えるタイプのデッキと戦いやすくなります.
美食楼の魔女見習い ニコラを複数枚置けると複数枚の絶界で強固な盤面を作れそうです.
4. 美食楼のマカロン
美食楼初のスタートカードです.
美食楼に必要なトラッシュと展開のための盤面確保が行えるのは良さそうです.
1つ目の能力について
毎自ターンドローフェイズにデッキ上からトラッシュを1枚増やせるのは良いですね.
美食楼は大量にトラッシュを必要としますから.
ただし,序盤から破壊しないとその恩恵をあまり受けられません.
なので,最大限活用するなら上記のようなカードで序盤に自壊させたいです.
2つ目の能力について
使い切りですが,リソースを支払わずにNSの相手ゼクスに8000バーンは良さそうです.
暴食の探求心 美食楼のグラで一気に展開するので極力リソースを使用せずに盤面を確保しておきたいですからね.
コストとして手札を1枚捨てるのも暴食の探求心 美食楼のグラのトラッシュコストを用意出来ると考えれば悪く無いですし.
5. D・ウィッチ 猟人のバルバトス
D・ウィッチの得点力を上げる期待の期待の新星です.
0コスト登場&自分と相手のゼクスを手札に戻せますので.
1つ目の能力について
すべての領域から同名は1ターンに1回しか登場出来ないデメリットです.
2つ目の能力で0コストでプレイ登場出来るが故のデメリットですね.
2つ目の能力が起動能力や自動能力じゃないので別の能力にしているみたいですね.
2つ目の能力について
条件達成でこのカードを手札から0コストでプレイ登場出来ます.
D・ウィッチは低コストで登場しやすいので4枚以上登場させるのは難しくありません.
そのため,比較的条件を達成し易いはずです.
3つ目の能力について
コストとしてスクエアのD・ウィッチを1枚手札に戻すので連続攻撃しやすくなります.
効果でスクエアにある相手のゼクスを2枚まで手札に戻せるので盤面を空けやすいです.
この効果は相手のチャージも対象なので厄介なチャージを潰す手段としても優秀ですね.
6. D・ウィッチ 暁星のオリアス
D・ウィッチ3種類目の3コストのIGアイコン持ちのゼクスです.
手札かチャージを稼ぎつつ,チャージでパワーマイナスも使えるのは便利です.
ただし,手札とチャージに青のカードが必要なのは気を付けたいです.
1つ目の能力について
登場時にデッキ上を手札かチャージに移動出来るのでアドを稼ぎやすいです.
ただし,効果を使用するには手札にある青のカードを公開する必要があります.
そのため,常に最低でも1枚は手札に青のカードを持っておきましょう.
2つ目の能力について
チャージのこのカードをトラッシュに置くことでNSの相手ゼクス1枚のパワーを-5000します.
D・ウィッチは除去があまり得意ではないので地味ながら助かりそうです.
ただし,チャージに青のカードが必要なのでチャージ管理には気を付けたいです.
7. 現世ノ水禍ヲ顕現セシ魔眼 フロード
魔眼6種類目のVB以外のIGアイコン持ちのゼクスです.
トラッシュ増加&ドローにトラッシュ回収&4コスト以下破壊と多芸です.
1つ目の能力について
プレイ登場時に任意でデッキ上をトラッシュに置いて1枚まで引けます.
トラッシュ増加とドローを同時に行えるので使いやすいです.
しかも,どちらも任意なのでデッキが薄い時には助かります.
ただし,優秀故にプレイ登場時にしか能力を使用出来ない点には注意です.
2つ目の能力について
トラッシュから6コスト以上の魔眼1枚回収&NSの相手の4コスト以下1枚破壊は有用です.
キーカード回収と盤面確保を0コストで行えるわけですから.
トラッシュが10枚以上の条件は魔眼なら容易ですし.
ただし,手札のこのカードは除外されてしまうので繰り返し使えない点に注意です.
8. 鎖舞ウ暁月ノ魔眼 カテーナ
使役スル不死ノ魔眼 ティリアに代わる魔眼の新たな展開手段です.
今後の魔眼はこのカードを如何に上手く使えるかが勝負になりそうです.
能力について
黒2&同名2枚をトラッシュからデッキに戻すことで手札から魔眼を1枚プレイします.
軽いコストで強力な大型の魔眼をプレイ登場させられるのは非常に優秀です.
鎖舞ウ暁月ノ魔眼 カテーナがトラッシュに4枚あれば2回能力を使用することが出来ますね.
魔眼デッキは使役スル不死ノ魔眼 ティリアに展開手段を頼っていました.
なので,アークゼクス環境の今はこの能力が極めて重要になります.
9. 妖刀有スル積怨ノ魔眼 ムラサメ
フィニッシャーになり得る新たな魔眼の大型ゼクスです.
一般的なアークゼクスを越えるパワー12000&構えられる起動能力は強力です.
1つ目の能力について
トラッシュから同名1枚をデッキ下に戻すことで次の相手のターン終了時までこのカードは相手の効果で選ばれません.
つまり,プレイヤーエクストラの絶界付与の上位版を内蔵しているというわけです.
パワー12000がこの能力を持っているのはかなり強力です.
絶界と異なり自分の能力でパンプしたり出来ますからね.
2つ目の能力について
お互いのターンに使える起動能力で(1)と(2)の効果を使用出来ます.
どちらも強力ですが,それ故にトラッシュの管理がかなり難しそうです.
(1)と(2)を両方使う為に出来る限りトラッシュ15枚を維持したいです.
(1)トラッシュが12~15枚ある場合,NSにあるゼクスを2枚まで破壊する.
相手ターンにもNSのゼクスを2枚まで破壊出来るので強力な構えられる除去です.
この効果では自分のゼクスも破壊出来ます.
一気に2面自壊出来るので連続攻撃性能もかなり高めです.
(2)トラッシュが15~18枚ある場合,トラッシュから5コスト以下のゼクスを1枚までリブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させる.
5コスト以下のゼクスをリブートで登場させるので手数を稼げます.
しかも,種族は一切問わないので魔眼以外を登場させられるのも良いですね.
相手ターンに登場させる時はなるべく妨害系の能力持ちを登場させたいですね.
10. おわりに
今回紹介した爛漫の召誓者 イースがかなり優秀な印象です.
現在のイースデッキはカラーブレイクをあまり使わない型が主流のようです.
ですが,今後はカラーブレイク主体のイースデッキが主流になるかもしれません.
個人的にはIGOB環境が終わったために使いにくかった魔眼で遊びたいです.
最後までお読みいただきありがとうございました.
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