1. はじめに
2019年11月24日にベルサール秋葉原でゼクストリーム2019.WINTERが開催されます.
ここでは8周年記念のZ/Xカードガチャ「エイト・アニバーサリー」が販売されます.
内容はZ/Xの歴史の中で活躍してきたカードの再録やリビルドです.
お一人様1回限定10パックで11000円とかなり高額ですが,内容はなかなか面白そうです.
今回は再録2種とリビルド2種を紹介します.
2. アドミニストレータ ポラリス(再録)
Z/X第8弾「神祖の胎動」でZ/XRとして収録された最初のポラリスです.
2019年3&4月ゼクスタ景品になってリビルドされて使い勝手が良くなりました.
昔はZ/XRをサポートするためのカードが何弾か後に収録されることが多かったです.
基本的にZ/XRはロマンなので達成条件が厳しめに設定されていましたからね.
リビルド前は4~8コストを手札に揃えるのは大変でしたが,パワー11000をリソースを支払わずに登場させられるのは強力でした.
当時は6コスト or 7コストパワー10500がデッキに採用されている最大パワーでした.
さらに除去も今より制限が多かったため,一撃で倒されにくく盤面に残りやすかったです.
現在は条件が緩和されましたし,当時に比べて手札を揃えるのも容易になりました.
そのため,ニューデッキに入っているのをそれなりに見かけたりします.
現状,アドミニストレータ ポラリスのイラストは3種あります.
左は8弾でZ/XRとして収録されたときのイラストで,ゼクスタ景品と同じです.
真ん中は8弾のポイント交換キャンペーンで交換出来るPR版のイラストです.
右はトレカくじのファイナルドロー賞と同じイラストです.
確かファイナルドロー賞は同じイラストのスリーブとプレイマットだったはずです.
3. 五頭領 天眼忍者ウェアジャガー(リビルド)
Z/X第9弾「覇者の覚醒」でSRとして収録された最初のウェアジャガーです.
今回の収録でリビルドされて戻ってきました.
こちらも新規イラストのようですね.
効果の起動回数に制限がないため,リソースさえあれば複数回起動出来るのが強力でした.
当時はリソースブーストした後に手札が枯れやすかったです.
(今のようにウェイカーもありませんでしたので.)
そのため,リソースを手札のように使えるこのカードはなかなか噛み合っていました.
ちなみにこのカード以外で9弾発売後良く使われていたカードは下記3種でした.
暁十天クテール・マシャカはバウンスマシャカというデッキ名があるくらい良く使われました.
相手のゼクスをバウンスしてチャージを与えず,効果起動で相手の手札を2枚にすることでアドバンテージを得ていました.
オリジナルXIII Type.V “Vb11De”は初のレンジ3ということで良く使われていました.
当時はバトルドレスのSR = トップレアだったので値段は高かった気がします.
八大龍王 跋難陀は5リソースで無理なくリソースブースト出来る強力なカードでした.
ここまで簡単に使えるリソースブーストは少なかったため,非常に良く使われました.
5 → 7になるため,五頭領 天眼忍者ウェアジャガーに繋げるのも良かったです.
一つ目の効果について
このカードがプレイされて登場したとき,自分のリソースを5枚リブートして,ターン終了時まで自分のリソースにあるカードはリブートしません.
今回のリビルドで追加された効果です.
今までは仲良しショッピングやリトルガーディアンなどのリソースをリブートさせるカードと併用しないと使いずらかったです.
このカードを実質2コストでプレイ出来るようになったため,リソースをリブートさせるカードが無くても使いやすくなりました.
この効果のおかげで8リソースあれば,二つ目の効果を2回使用出来ますね.
二つ目の効果について
このカードがスクエアにいるとき,緑3を支払うと自分のリソースにある6コスト以下のゼクスを1枚選び,リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させます.ターン終了時にそのゼクスをリソースにスリープで置きます.
こちらはリビルド前と変わりません.
リソースを手札のように使えますし,コストを軽減してゼクスを登場させられるため強力です.
登場させたゼクスはターン終了時にいなくなってしまうため,登場したターンに一気呵成に攻め切ってしまいたいです.
ターン終了時にゼクスがいなくなってしまうのは分身を意識しているのだと思いますね.
五頭領 天眼忍者ウェアジャガーにはイラスト違いが1種類あります.
こちらは抱き枕カバーの購入特典です.
4. 鴟梟を阻む意思ケィツゥー(リビルド)
Z/X第13弾「変革の疾風」でSRとして収録されたケィツゥーです.
この度リビルドして再び戻って来ました.
確かこのカードは4種類目のケィツゥーだったと記憶しています.
ちなみに13弾はゼロオプティマが追加された弾でもあります.
このカードの実装当時は3コストアイコン持ちゼクスに効果を持ったゼクスが少なかったです.
そのため,今はあまり採用されない下記のようなイベントを良く採用していました.
しかし,イベントを積み過ぎるとIGが弱くなるため採用枚数に注意が必要でした.
なので,IGで出ても困らない使いやすい効果持ちの3コストアイコン持ちゼクスは重宝しました.
一つ目の効果について
このカードが登場したとき,スクエアに相手のゼクスが2枚以上ある場合,ノーマルスクエアにある相手のゼクスを1枚まで選び,ターン終了時までパワーを-5000します.
リビルド前からある効果ですが,条件がかなり緩和されました.
・相手のゼクスの枚数 3枚 → 2枚
・スリープの相手ゼクス → 相手ゼクス
リビルド前は相手のIGがヒットしてこちらが包囲されて劣勢になっている状態でなければ効果を使えませんでした.
リビルドにより条件が緩和されたので,攻撃にも使用し易くなりました.
今見返すと効果発動条件がなかなか厳しかったんですね.
二つ目の効果について
このカードがチャージにあり,スクエアに相手のゼクスが5枚以上ある場合,白1を支払うことでこのカードをリブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させます.
劣勢時限定ですが,白1コストで盤面を切り開けるのは強力です.
最近はゼクスの展開力がかなり高いため,活躍出来る機会は多いと思います.
現状,鴟梟を阻む意思ケィツゥーのイラストは2種あります.
左は13弾にSRとして収録されたときのイラストです.
右は抱き枕カバーの購入特典です.
5. 暴虐紫怨剣マスプロトロン(再録)
Z/X第14弾「断罪の白焔弓」でSRとして収録されました.
当時はその強力さ故にマスプロトロンが環境を席巻してしまうレベルのヤバさでした.
封神前は手札2枚につきリソースを1枚リブートしました.
さらに,1ターンに何度もリソースがリブートしたので攻撃し放題でしたから.
マスプロトロンの封神以降リソースリブート系のカードは軒並み封神されましたね.
手札を消費するとはいえ,行動回数を一方的に増やしてしまうとワンサイドゲームになってしまって面白くないですから当然の処置だったと思います.
現状,暴虐紫怨剣マスプロトロンのイラストは2種あります.
左は13弾に収録されたときのイラストです.
私的にはこちらの方が馴染み深いです.
右は封神解除後の20弾初回限定版に付属していたときのものです.
名前の通り量産型のシンクロトロンなので,量産型感はこちらのほうがありますね.
ですが,量産型とは思えないようなカッコ良さです.
量産機の元がこちらなので,確かに色々オミットされて簡易化されてはいますね.
6. おわりに
アドミニストレータ ポラリスは良い感じにリビルドされましたよね.
こんな感じで古いZ/XRも順次リビルドされると嬉しいです.
久しぶりにかつての暴虐紫怨剣マスプロトロンのヤバさを思い出しました.
安易なリソースリブートはダメ,ゼッタイ!
五頭領 天眼忍者ウェアジャガーと鴟梟を阻む意思ケィツゥーのリビルドは楽しみです.
どちらも長いこと使用していなかったので,再度使用出来るのは嬉しいですよ.
最後までお読みいただきありがとうございました.
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