1. はじめに
「このデッキすごいよ!さすがエスパー兵士のお兄さん!!」
エスパー(白青黒)兵士デッキを使って兄弟戦争のシールド戦で7勝出来ました.
苦戦することもありましたが,ストレートで7勝出来るくらい強かったです.
そこで今回は使用したデッキと各カードの使用感を記します.
他にも対戦相手に使用されて厄介だと思ったカードについても記します.
2. デッキレシピ
今回組んだデッキレシピと開封時に入手したカードを下記に記します.
デッキからサイドボードまでコピーしてインポートすればMTGアリーナで確認出来ます.
デッキ
3 待ち伏せの降下兵 (BRO) 3
3 島 (BRO) 271
1 手厳しい反撃 (BRO) 5
1 解呪 (BRO) 6
2 パワーストーン技師 (BRO) 20
1 再稼働 (BRO) 22
1 空輸する従軍牧師 (BRO) 2
1 包囲の古参兵 (BRO) 25
1 屑鉄造りの軍勢 (BRO) 37
1 飛空士の騎兵部隊 (BRO) 1
1 敵意ある交渉 (BRO) 105
1 空挺司令官 (BRO) 43
8 平地 (BRO) 269
1 ギックスの頭蓋剥ぎ (BRO) 100
5 沼 (BRO) 273
2 パワーストーン破砕 (BRO) 112
1 貪欲な巨大モグラ (BRO) 113
1 屑鉄造りの憤怒獣 (BRO) 123
1 突き刺す戦耕し (BRO) 120
1 ヨーティアの戦術家 (BRO) 228
1 ルーン唱えの長槍 (BRR) 48
1 爆発域 (BRO) 258
1 砂丘の英雄 (BRO) 213
サイドボード
2 タウノスの修繕 (BRO) 191
2 拡散砲 (BRO) 155
2 錆ゴライアス (BRO) 204
1 拮抗する兄弟 (BRO) 152
1 軍事規律 (BRO) 17
1 ギックスの潜入者 (BRO) 98
2 トカシアのオニュレット (BRO) 39
1 情報収集 (BRO) 44
1 溜め込むイトグモ (BRO) 186
1 電池持ち (BRO) 207
1 観測用飛行機械 (BRO) 80
1 金線使い、サヒーリ (BRO) 219
1 速足のブーツ (BRR) 58
1 ペンレゴンの剛牛 (BRO) 147
2 採掘爆発 (BRO) 132
1 トマクルの儀仗兵 (BRO) 195
1 大将軍の精鋭 (BRO) 32
1 エネルギー屈折体 (BRO) 234
1 回収任務の工作員 (BRO) 60
1 軍拡競争 (BRO) 126
2 第三の道の偶像破壊者 (BRO) 223
1 ギックスの信奉者 (BRO) 90
1 羽ばたき飛行機械 (BRR) 37
1 アルゴスのスプライト (BRO) 168
1 深奥の突撃巨像 (BRO) 78
1 土の帰還者 (BRO) 118
1 ギックスの愛撫 (BRO) 96
1 スランの夜警 (BRO) 114
1 採掘の神童、ミシュラ (BRO) 140
1 パワーストーンの神童、ウルザ (BRO) 69
1 アルゴスの日和見主義者 (BRO) 167
1 ロック鳥狩り (BRO) 150
1 マイトストーンの稼動力 (BRO) 58
1 大量生産 (BRO) 15
1 強情なベイロス (BRO) 187
1 統合の福音者 (BRO) 209
1 テリシアの精神壊し (BRO) 83
1 流転の護符 (BRR) 45
1 底ざらいの鉤爪 (BRO) 119
1 苦々しい再会 (BRO) 127
1 抵抗の時 (BRO) 108
1 機械力 (BRO) 57
1 巨大化 (BRO) 183
1 岩石回収機 (BRO) 248
2 魔力炉の作業員 (BRO) 241
1 荒涼たる収穫 (BRO) 196
1 奇襲用自動機械 (BRO) 158
1 鋼の模範 (BRO) 246
1 ファラジの先兵 (BRO) 210
1 機械化戦 (BRO) 139
1 モックス・アンバー (BRR) 35
1 翼の猛士 (BRO) 73
1 コーリスの生存者 (BRO) 28
1 穴掘り剃刀大口 (BRO) 173
1 ウィークストーンの支配力 (BRO) 72
1 ゴブリンの爆風走り (BRO) 137
1 合金の精霊信者 (BRO) 166
1 鋼と油の夢 (BRO) 92
1 胆液の水源 (BRR) 21
3. 今回使ったデッキについて
まず,兵士が多めに引けていて包囲の古参兵とヨーティアの戦術家がいたのでとりあえず白青兵士を考えました.
次に2色で無難にまとめると前回と同じ敗北を繰り返すと思ったので3色を検討しました.
多少安定を犠牲にしてでも強いカードを多く採用した方が勝ちやすそうでしたから.
赤を足して金線使い、サヒーリを使うか,黒を足して砂丘の英雄を使うかで悩みました.
正直どちらの色も魅力的でしたが,最終的には包囲の古参兵をリアニメイト出来て兵士シナジーも活かせる砂丘の英雄がいる黒を選択しました.
色々検討した結果,青をタッチにして白黒メインの今の形に落ち着きました.
このデッキの戦い方は並べてパンプしてガンガン攻めることですね.
飛行が多めなので地上戦を膠着させて飛行でガンガン削りやすいのも良かったです.
4. 採用しているクリーチャーの使用感について
このデッキで採用しているクリーチャーの使用感について記します.
4.1 待ち伏せの降下兵
今回の勝利の立役者と言えるくらい活躍してくれたクリーチャーです.
2マナ1/2&瞬速&飛行なので小回りが利いてとても便利でした.
飛行で相手のライフを削りやすく,瞬速登場のチャンプブロッカーとしても使えましたから.
今回はクリーチャーを並べやすかったので全体パンプがかなり有効に使えたのも良かったです.
4.2 パワーストーン技師
やはり使いやすい2マナ2/1のクリーチャーです.
パワーストーンがアーティファクトのコスト支払い以外にも起動能力のコスト支払いに使えるのが非常に助かりました.
そのおかげで待ち伏せの降下兵の起動能力を1ターンに2回使うことも出来ましたし.
4.3 空挺司令官
3マナ払うたびに兵士に飛行を付与出来るのはかなり有用でした.
6マナあれば2体飛行させられるのでガンガン攻めやすかったです.
今回は兵士主体なので飛行付与対象がたくさんいたため噛み合っていました.
青発生土地は3枚だけですが,ちゃんとプレイ出来ました.
墓地に落ちてくれれば再稼働や砂丘の英雄で登場させられるのも良かったです.
4.4 空輸する従軍牧師
切削しつつ,平地か3マナ以下を引けるのは便利でした.
土地を伸ばしやすく包囲の古参兵を引きやすくなりましたので.
再稼働や砂丘の英雄があるので切削で墓地が増えるのも助かりますし.
状況によっては敢えて回収しないで2/2&飛行として運用することもありました.
飛行アタッカーは大事ですので.
4.5 包囲の古参兵
毎自ターン+1/+1カウンターで好きなクリーチャーを強化出来るのは強力です.
時間が経過するほどサイズ差で有利になりますからね.
ただし,真っ先に狙われるので+1/+1カウンターはこのカード以外に置きたいです.
クリーチャーを並べたいデッキなので兵士の数が減りにくいのも助かりました.
4.6 ギックスの頭蓋剥ぎ
自身だけですが,毎自ターンサイズアップするクリーチャーは有用です.
今回は切削をいくつか採用しているので前回よりも使いやすかったです.
墓地メタが多いので切削しないと墓地のクリーチャーを減らされやすいので.
自分でリアニメイトや蘇生しても墓地の枚数が減るので切削は大事です.
4.7 防衛線の巡回兵
兵士の頭数が欲しいので4マナ1枚で3/1と1/1を並べられるのは良かったです.
4.8 貪欲な巨大モグラ
切削しながらクリーチャー回収はかなり使い勝手が良かったです.
3マナ2/3を登場させつつ,1マナで追加効果があると考えれば十分過ぎます.
たまに失敗することもありましたが,4マナ3/4なので普通に戦えるサイズですし.
4.9 屑鉄造りの憤怒獣
4マナ2/2はサイズに難有りですが,1ドロー出来るのはなかなか助かります.
2マナ2/2を登場させて2マナで1ドロー&1点ライフロスと考えれば有用です.
蘇生もあるので思っていたよりも便利でした.
4.10 ヨーティアの戦術家
兵士限定ですが,常時+1/+1修正は強力でした.
兵士を並べやすいデッキなのでかなり活躍してくれました.
青発生土地は3枚だけですが,ちゃんとプレイ出来ました.
たまに,青が引けなくて手札で困ることもありましたけど.
4.11 飛空士の騎兵部隊
5マナ3/4&飛行なので飛行アタッカーとして使いやすかったです.
兵士が多いので+1/+1カウンターも活かしやすくてかなり良かったです.
4.12 砂丘の英雄
処理された包囲の古参兵を再度登場させられるのでかなり助かりました.
他にもリアニメイトして美味しい3マナ以下が色々いたのも良かったです.
3マナ以下限定ですが,全体パンプを活かせる機会も多かったです.
4.13 突き刺す戦耕し
接死を置くだけで相手の大型を牽制出来るので足止めとしては十分です.
試作で2マナ1/1としても使えるのでなかなか取り回しが良かったです.
5. 採用しているクリーチャー以外のカードの使用感について
このデッキで採用しているクリーチャー以外のカードの使用感について記します.
5.1 手厳しい反撃
基本的に防御にしか使えないので個人的にはあまり好きじゃないです.
ですが,3点バーン&2点ライフゲイン自体は有用なので上手く使いたいところです.
これに包囲の古参兵を焼かれた時は流石に迂闊過ぎたと反省しました.
5.2 解呪
解呪を使いたい対象がかなり多いので非常に有用なインスタントです.
解呪を上手く使えるかどうかがが勝敗を左右すると言っても過言では無いです.
5.3 再稼働
2マナで3マナ以下に+1/+1カウンターを1個置いてリアニメイト出来るのは有用です.
今回は包囲の古参兵を筆頭にリアニメイトして美味しい対象が多めでしたから.
それ故に墓地をメタられると結構痛かったです.
5.4 パワーストーン破砕
生け贄を要求しますが,クリーチャーやPW1枚破壊は良かったです.
生け贄にはなるべくパワーストーンや1/1トークンを使用するようにしました.
服役やウィークストーンの支配力で戦えなくなったクリーチャーをコストとして使えた場合も美味しかったです.
5.5 ルーン唱えの長槍
誰にでも先制攻撃を付与出来るので交戦で一方的に勝ちやすくてかなり優秀でした.
パンプ出来ると格上も難なく倒せるのでガンガン攻めやすかったです.
欲を言えばトランプル持ちに装備したかったです.
5.6 敵意ある交渉
3点失いますが,手札が2枚,墓地が3枚増えるので得られるものは多いです.
(このカードも含めれば墓地は4枚増えますね)
ただ,どちらの束を表向きにするかは悩みますね.
強い方を見せるべきか弱い方を見せるべきか,相手と状況によりますからね.
5.7 爆発域
3色なので無色発生土地を入れるべきじゃないですが,優秀なので採用しました.
指定したマナコストのパーマネントを一掃するので相手だけに壊滅的な被害を与えることも出来ますからね.
結構な頻度で引けてカウンターも余剰マナで準備出来ていました.
ですが,爆発域に頼らないと駄目な場面に出くわさなかったので結局使いませんでした.
それくらい今回のシールド戦は調子が良かったということです.
6. 使われて厄介だったカードについて
今回までのシールド戦で相手に使われて厄介だったカードを記します.
6.1 大量生産
1枚で1/1&兵士を4枚登場させるだけだとそこまで脅威ではありません.
ですが,全体パンプ手段と併用されると途端に厄介なカードに早変わりです.
相手の場にヨーティアの戦術家が1体いるだけでも結構なプレッシャーでした.
6.2 服役
白で良く見かける疑似除去エンチャントです.
今回はエンチャントに対処し易い環境なのでそこまで脅威ではないと思っていました.
ですが,コモン故に複数枚採用されやすいです.
なので,1回の対戦で何枚も貼られて対処に困ることが多かったです.
占術2もあるのでただの疑似除去にとどまらないのも良さそうでした.
6.3 トカシアの歓待
比較的簡単な条件でドロー出来るのはかなり良さそうでした.
1/1トークン生成や蘇生でも誘発するのでリソース差がつきやすかったです.
6.4 ウルザの拒絶
何でも打ち消しと2体タップを使い分けられるのはなかなか厄介でした.
状況こそ選びますが,適切なタイミングで使われるとかなり困ます.
6.5 ウィークストーンの支配力
服役と概ね同じような評価です.
こちらのほうがやや弱い感じですね.
起動能力は使えますし,占術2もありませんので.
ですが,タップ状態の相手なら1マナで済むので服役よりもテンポは取りやすいです.
6.6 見栄え損ない
1マナインスタントで-2/-2修正はかなり使いやすくて有用です.
タフネス2以下の除去や交戦で一方的に相手を打倒出来ますから.
6.7 ギックスの愛撫
相手の一番やりたい動きを潰せるのでピーピングハンデスの脅威度は高いです.
手札情報も筒抜けになるので次ターン以降の動きを読みやすくなりますし.
しかも,パワーストーンも生成するので次のターンから動きやすくなります.
6.8 喉鳴らしの選定者
一工夫必要ですが,サイズアップする飛行は優秀です.
しかも,自身死亡時に自身のパワー以下のマナのクリーチャーをリアニメイトしますし.
幸いにも相手が起動能力のドローを用意出来ませんでした.
サイズがそこまで上がらない状態で処理出来たので最悪の事態は回避出来ました.
6.9 塹壕の忍び寄り
こちらも一工夫必要ですが,このサイズが接死と絆魂を持つのはかなりの脅威です.
相打ちするには一定以上の被害を出しますし,通し続けてしまえばダメージレースで圧倒的に不利になってしまいますから.
相手が継続的にドローする手段を用意出来なかったのでなんとかなりました.
6.10 土の帰還者
タップインとはいえ,3マナで延々リアニメイトするのはなかなか厄介でした.
生け贄コストに困りませんし,2ターンに1回チャンプブロックされてしまいますので.
今回はトランプルを採用出来なかったのでかなり時間を稼がれてしまいました.
こういうカードにこそ服役やウィークストーンの支配力を貼りたいです.
6.11 猿人の似姿
登場時に+1/+1カウンターを2個好きなクリーチャーに置けるのは優秀です.
蘇生も含めれば2回使えるためサイズ差で圧倒しやすくなるので.
自身が3マナ4/3になれるのもなかなかの脅威でした.
6.12 ヨーティアの造反者
アーティファクトを登場させる必要はありますが,+1/+1カウンターを好きなクリーチャーに置けるのは有用です.
これを2枚置かれた時は流石にかなり困りました.
相手の手札にあまりアーティファクトが来なかったのが救いでした.
2マナ1/1は戦力にカウントしにくいですが,ちゃんと使うとかなりの脅威です.
6.13 光波の歩哨
今セットは多色がメインじゃないので使えるカードだとは思っていませんでした.
ですが,光波の歩哨にヨーティアの戦術家や砂丘の英雄をブロックされ続けたのはかなり嫌でしたね.
お互いに死亡することは無いですが,延々打点を減らされ続けてしまったので.
幸い押し切れたから良かったものの,強力なカードを引かれていたらと思うとゾッとします.
6.14 狂気の祭壇
ライブラリーアウトで勝ちを狙う為のアーティファクトです.
1ターンに何回も使えますし,今セットは大型のクリーチャーが多いです.
そのため,膠着状態からこれ1枚で決着してしまうことも有り得ます.
今回使ったデッキは自分でライブラリーを削るカードをそれなりに採用しています.
それも相俟って危なくライブラリーアウトで負けるところでした.
まったく無警戒だったので流石に焦りました.
7. おわりに
想像以上に兵士シナジーが強いセットだと感じました.
なので,組めそうなら兵士シナジーを活かしたデッキはおすすめです.
最後までお読みいただきありがとうございました.
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