1. はじめに
ちびドラの追加カードのおかげで,強化されたユイ&ヘリカルフォートデッキを紹介します.
特に多面展開がスムーズに出来るようになったので,スクエアを埋めやすくなりました.
2. デッキレシピ
まずデッキレシピを紹介します.
※1 カード名の後ろの数字は採用枚数・1枚の値段となっています.
※2 カードの値段は記事作成時の遊々亭様の値段を参照させていただきました.
プレイヤー
青の竜の巫女ユイ 1・50
デュナミス
蒼雲を貫く旋機ヘリカルフォート 1・2480
大天竜醒テオゴニアス 2・300
蒼空竜醒ヘリカルフォート 1・1480
滅天竜ラストゼオレム 2・200
億劫なる『沈泥』ラハム 2・300
激流の制神ティアマト 1・50
教唆の『命慟』ティアマト 1・980
【原初剣臨】天穿神子ユイ 1・12800
睥睨せし『氾慄』エンリル 1・29800
IGOB
“典理祈装”ユイ上 3・3480
“典理祈装”ユイ下 1・7980
スタートカード
螺旋の名乗りヘリカルフォート 1・20
IG枠
面倒見のよい悪魔キリア ←LR 4・150
蒼を断つ十字ヘリカルフォート ←VB 4・100
青界天駆ヘリカルフォート 4・100
蒼海の爆砲王ドライブピニオン 4・100
地真竜テオゴニアス 4・400
非IG枠
コスト4
霜天の星翼ヘリカルフォート 4・150
ウォーター・スクーター ヘリカルフォート 3・50
コスト5
星道竜スリングドライバ 4・100
螺旋竜ヘリカルフォート 4・50
コスト7
竜海砲后ドライブピニオン 2・50
メイラル&ユイ 4・150
イベント
霜天に広げよ其が星翼 4・150
ユイ 典理の祈り 4・50
デュナミス合計:49190円
IGOB合計:19500円
メインデッキ合計:6320円
デッキ総額:75010円
メインデッキが比較的安価です.
なのでIGOBが安く手に入り,シフトを妥協できればもっと安く組めそうですね.
3. デッキの動かし方
おおまかなデッキの動かし方を説明していきます.
序盤はチャージと手札を整えつつ,IGOBイベントとリソースリンクを揃えます.
準備が整ったら,IGOBから一気に展開して盤面を埋め尽くします.
チャージが稼ぎにくいため,序盤は極力IGを控えたいです.
IGOB後は一気に手札を消費するため,手札の量と質どちらも重要になります.
3.1 1ターン目(3リソース時)
下記の3枚のいずれかをプレイします.
ドラゴンLv3を目指してウェイカーを表にしていきます.
基本的には大天竜醒テオゴニアスか滅天竜ラストゼオレムを捲っていきます.
青界天駆ヘリカルフォートは初ターンからドローかバウンスを選べるので非常に使いやすいです.
先行ならドロー,後攻の場合は状況によってバウンスと必要に応じて使い分けます.
蒼海の爆砲王ドライブピニオンはドラゴンを捲ることバウンスを使えます.
始動が少々遅いので,相手にチャージを与えずにゲーム速度を遅くするために使用します.
IGアイコンにギアドラゴンが欲しいため採用しているという理由もあります.
地真竜テオゴニアスはリソースリンクを揃えるのに非常に有効です.
しかし,このデッキは序盤IGをしないので,効果を使用出来るようになるのはやや遅めです.
3.2 2ターン目(4リソース時)
基本的には3リソース時と同じカードをプレイします.
このタイミングでのイグニッションは非推奨です.
理由はIGヒットの恩恵よりも,IGを外したときの損失が大きいからです.
このデッキは5リソース目にウェイカーをプレイすることが多いです.
そのため,ここでチャージを無駄に消費してしまうと後々困ります.
ちなみに,先行で初ターンに青界天駆ヘリカルフォートでドローしていて,手札に螺旋竜ヘリカルフォートがあるのなら,何もプレイしないことも選択肢に挙がります.
すると5リソース時に螺旋竜ヘリカルフォートの効果をノーコストで使えるようになります.
効果でドローとIGが出来るため,次ターン以降の展開が楽になります.
3.3 3ターン目(5リソース時)
状況に応じて主に3パターンの動きが考えられます.
3.3.1 蒼雲を貫く旋機ヘリカルフォートをプレイする場合
バウンスでチャージを与えずに時間を稼ぎます.
お互いにデッキトップを確定するため,相手は手札の質が低下し,こちらは次のターンIGヒットが期待できます.
3.3.2 大天竜醒テオゴニアスをプレイする場合
返しのターンに相手がIGOB出来ないのならばこちらを選びます.
低コストに2種バウンスがあるので,ク・リト以外なら問題ない場合が多いです.
覚醒条件と効果で2枚リソースを新しく出来るので,リソースリンクが揃いやすくなります.
霜天の星翼ヘリカルフォートの効果で手札のギアドラゴンのコストを1減らせます.
この効果は重複するため,複数枚あると手札が非常に軽くなり展開しやすくなります.
IGOBで動き始めるまでに,最低でも1枚はリソースリンクを成立させておきたいです.
霜天に広げよ其が星翼のリソリンによる登場効果も強力なので,早期に揃えたいです.
3.3.2 螺旋竜ヘリカルフォートをプレイする場合
リビルドにより,ノーコストで効果が使えるようになったのは非常に良いです.
このカードを相手が効果で除去しなければ往復で2ドロー出来るため,手札を一気に増やせます.
しかも,自ターンであればIGも可能なので,デッキトップ操作出来れば確実に展開出来ます.
後攻なら問題なく効果を使えるため,可能なら積極的にプレイしたいです.
先行の場合は難しいですが,3と4リソース時に手札を増やせれば効果は使えます.
3.4 4ターン目以降
ここから準備が整い次第一気に展開していきます.
リソースリンクが1枚づつ揃っている前提で話を進めます.
まずIGOBを行い効果でメイラル&ユイを登場させます.
“典理祈装”ユイの効果でデッキトップに戻すカードは上から下記の順番になるようにします.
(1)手札に引くカード
(2)蒼を断つ十字ヘリカルフォート
(3)手札に引くカード
(4)IGアイコン持ちゼクス
“典理祈装”ユイの効果でメイラル&ユイAの効果条件は満たされているため,手札からコスト4以下になっている螺旋竜ヘリカルフォートAを登場させます.
螺旋竜ヘリカルフォートAの効果でドローしつつ,イグニッションします.
蒼を断つ十字ヘリカルフォートが登場するので,効果でメイラル&ユイBを登場させます.
メイラル&ユイBの効果で螺旋竜ヘリカルフォートBを登場させます.
螺旋竜ヘリカルフォートBの効果でドローしつつ,イグニッションします.
一連の流れで下記のゼクスをスクエアに登場させられます.
・“典理祈装”ユイ × 1
・メイラル&ユイ × 2
・螺旋竜ヘリカルフォート × 2
・蒼を断つ十字ヘリカルフォート × 1
・IGアイコン持ちゼクス × 1
流れるように7体のゼクスを登場させられるため,スクエアを埋めやすいです.
上記3枚を駆使することで,連続攻撃が可能になり,一気にライフを削り切ることも可能です.
ちびドラ発売以前よりも大量展開するのが非常に容易になりました.
なので自壊やバウンス,移動を駆使して1ターンで決着するくらいの気持ちで勝利を目指します.
4. デッキの補足
いくつかこのデッキについて補足しておこうと思います.
4.1 メインデッキについて
4.1.1 螺旋の名乗りヘリカルフォート
自壊と展開が可能なスタートカードです.
自壊によりスクエアを空けられるため,連続攻撃にかなり役立ちます.
リソースリンクが揃っていれば,大型のギアドラゴンを登場させやすいのも良いです.
4.1.2 面倒見のよい悪魔キリア
手札を4枚以上に維持するために役立ちます.
螺旋竜ヘリカルフォートのために最低でも手札4枚は維持したいため採用しています.
展開し始めたときに手札が減りやすいため,それを抑える点でも使えます.
4.1.3 ウォーター・スクーター ヘリカルフォート
5止め対策カードです.
IGOB出来ないと勝ち筋がほぼ無いので5止め対策は必須です.
4.1.4 星道竜スリングドライバ
バウンスとドローが出来るため,出番の多いカードです.
サブプランの勝ち筋でもあります.
リソリンが成立していて,霜天の星翼ヘリカルフォートが3枚リソースにあるとします.
その場合,このカードを2リソースでプレイすることが可能です.
なので,星道竜スリングドライバ2枚で交互に攻撃とバウンスを繰り返すことで,リソースの続く限り攻撃し続けられます.
青単のためリソースはそれなりにしか伸びませんが,この戦法で攻め切ることも可能です.
こちらの戦法を主眼に置く場合は青緑にしてリソースを確保したほうが良いですね.
4.2 デュナミスについて
4.2.1 蒼空竜醒ヘリカルフォート
相手ゼクスをデッキトップに戻せるため,ドローロックが出来る強力なカードです.
7リソースでプレイするものが無いときや防戦に回ったときに使用します.
4.2.2 滅天竜ラストゼオレム
実質5コスト以下のゼクスを大量に破壊出来ます.
こちらでも自壊可能なので,連続攻撃に使用出来ます.
また,相手のゼクスのコストを下げられるのでディンギルの妨害も出来ます.
4.2.3 億劫なる『沈泥』ラハム
1面手札バウンス&連続攻撃&スクエアのゼクス回収用のカードです.
自分のゼクスを戻すことで連続攻撃が可能です.
さらに,重要なゼクスを手札に戻すことで再使用出来るのは大きな利点です.
このデッキだと蒼を断つ十字ヘリカルフォートを手札に戻すことが多いです.
4.2.4 激流の制神ティアマト
ノーマルスクエアのIGアイコンをデッキトップに戻しつつ,1ドロー出来ます.
盤面処理をしつつ,キーカードを探しに行けます.
相手のゼクスだけでなく,自分のゼクスを戻せるのが利点です.
なので,億劫なる『沈泥』ラハムと似たような動きも可能です.
チャージ消費が1枚なので,IGOBに繋げやすいのも嬉しいです.
4.2.5 教唆の『命慟』ティアマト
相手ゼクス2面手札バウンス&3ドロー&2枚山札へ戻すことが出来ます.
展開するためのスクエアが空いていない場合に使用します.
3ドロー出来るので,キーカードを探しやすいです.
ただし,チャージ消費が2枚なのでIGOBに繋げにくいのは難点です.
4.2.6 【原初剣臨】天穿神子ユイ
任意のギアドラゴンを手札に加え,蒼空竜醒ヘリカルフォートのような除去持ちです.
前者はキーカードを拾いに行けるため,展開が楽に行えるようになります.
後者は盤面を埋めた後に構えられると,非常に崩されにくくなります.
攻防共に優れているため,早い段階でシフト出来るようにしたいです.
状況によっては,IGOB → ディンギル → IGOBで一気にシフトするのも手です.
螺旋の名乗りヘリカルフォートのおかげで効果を使用した後に再IGOBするのも容易です.
4.2.7 睥睨せし『氾慄』エンリル
巫女デッキではお馴染みのリセットカードです.
青単の場合,赤の全体バーンや白の全体パワーマイナスのような絶界に効く効果が少ないです.
このデッキには絶界に対するカードがないため,他の巫女に比べてほぼ必須クラスだと思います.
5. おわりに
ちびドラ以前のデッキに比べるとずいぶんとゼクスを登場させやすくなりました.
メイラル&ユイや蒼を断つ十字ヘリカルフォートの追加,螺旋竜ヘリカルフォートのリビルドが大きいですね.
最初は大型のギアドラゴンを優先したので,螺旋竜ヘリカルフォートの枚数が少なめでした.
しかし,使っていくうちにかなり強力だと感じたので,最終的に4枚採用にするほどでした.
流れるような展開力と連続攻撃が爽快なので,よろしければ使ってみて下さい.
最後までお読みいただきありがとうございました.
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