1. はじめに
機械兵団の進軍のシールドで7勝出来ました.
使用したデッキはエンチャントやバトル多めのオルゾフ(白黒)カラーのデッキです.
置物でトークンを生成&強化が非常に楽しいデッキです.
今回は使用したデッキと各カードの使用感を記します.
他にも対戦相手に使用されて厄介だと思ったカードについても記します.
2. デッキレシピ
今回組んだデッキレシピと開封時に入手したカードを下記に記します.
デッキからサイドボードまでコピーしてインポートすればMTGアリーナで確認出来ます.
※しばらく前から日本語版MTGアリーナのインポートが使用不能になっています….
デッキ
1 這い回る偵察機 (MOM) 264
9 沼 (SIR) 285
1 彫り込まれた完成態 (MOM) 253
8 平地 (SIR) 279
1 ニューカペナへの侵攻 (MOM) 238
1 鬱牙のやっかいもの (MOM) 108
1 失敗した変換 (MOM) 103
1 刻印の徒党の破滅運び (MOM) 102
1 全軍突撃 (MOM) 122
1 命を奪う嘲笑 (MOM) 99
1 死滅都市の開封 (MOM) 128
1 刻まれた使い魔 (MOM) 101
1 胆液の影 (MOM) 112
1 トルヴァダへの侵攻 (MOM) 241
1 集団的悪夢 (MOM) 95
1 ベレノンへの侵攻 (MOM) 20
1 屑肉の再利用者 (MOM) 100
1 ファイレクシアの覚醒 (MOM) 30
1 族樹の精霊、アナフェンザ (MUL) 66
1 注意深い空守り (MOM) 7
1 次元壊しの掌握 (MOM) 33
1 ノーンの審問官 (MOM) 29
1 光輝の夜明け、ヘリオッド (MOM) 17
1 無力化 (MOM) 123
1 感染した離反者 (MOM) 18
サイドボード
1 割込み (MOM) 10
2 火山の悪意 (MOM) 170
2 本質の同化 (MOM) 47
1 大蛇刃の通り魔 (MOM) 205
2 エファラの分散 (MOM) 55
1 不穏な変換 (MOM) 54
1 焼炉のグレムリン (MOM) 139
1 ウラブラスク (MOM) 169
1 連合の大将軍、ラーダ (MUL) 120
1 平穏な入り江 (MOM) 275
2 森林地の古霊 (MOM) 210
1 忍耐の繋守り (MOM) 14
1 改宗獣 (MOM) 180
1 タルキールの砂丘造り (MOM) 43
3 二人組の叩き伏せ (MOM) 208
1 方程式の改変 (MOM) 50
1 ニューカペナへの侵攻 (MOM) 238
1 コグラとイダーロ (MOM) 244
1 希望の種子 (MOM) 204
2 屑鉄食いの悪忌 (MOM) 130
1 前兆の追跡者 (MOM) 201
1 ぎらつく氾濫 (MOM) 107
1 侵攻の伝令、ローナ (MOM) 75
1 死より選ばれしティマレット (MUL) 83
1 隠れる分析者 (MOM) 59
1 物静かな腐敗尾 (MOM) 199
1 光素跳び (MOM) 260
1 焼炉の徒党の突撃者 (MOM) 140
1 コーの矛槍 (MOM) 27
1 最期の一花 (MOM) 104
1 元凶の粉砕 (MOM) 164
1 鏡の騎士団 (MOM) 72
1 お告げの行商人 (MOM) 70
1 練達の職人、レヤブ (MUL) 122
1 花咲く砂地 (MOM) 268
2 飛車輪の競争車 (MOM) 259
2 鼓舞する突撃 (MOM) 19
1 精神の交差 (MOM) 66
1 ミラディンの悪断 (MOM) 154
1 戦争歴史家 (MOM) 214
1 芸術的な拒絶 (MOM) 46
1 ムラガンダへの侵攻 (MOM) 192
1 猛り狂うジオダーム (MOM) 251
1 逃亡者、梅澤哲子 (MUL) 77
1 水晶の甲殻 (MOM) 183
1 無法の戦慄艦 (MOM) 153
1 衝撃的な啓示 (MOM) 127
1 高潮の恐怖 (MOM) 82
1 光素蓄積のスカーブ (MOM) 60
1 キセレクスの投光騎士 (MOM) 85
1 種子中枢への襲撃 (MOM) 206
1 モアグへの侵攻 (MOM) 237
1 太陽恵みの守護者 (MOM) 38
1 ニヴ=ミゼット再誕 (MUL) 118
1 急流の崖 (MOM) 273
3. 今回使ったデッキについて
トルヴァダの侵攻や白のレアがあったので特に迷わずオルゾフカラーに決めました.
問題はデッキの内訳でした.
入れたいクリーチャー以外の呪文が多かったんですよね.
なので,クリーチャーを登場させるバトルや培養を持つエンチャントもクリーチャーとして数えることにしました.
珍しく使いたい除去が豊富過ぎて泣く泣く割込みや最期の一花を抜きましたね.
動きとしては除去で上手くコントロールしつつ,優秀なバトルやエンチャントを並べて有利な盤面を作って勝つ感じですね.
単体で強いカードはあまり無いので如何に上手く連携できるかが勝敗を分かつ感じです.
4. 採用しているクリーチャーの使用感について
このデッキで採用しているクリーチャーの使用感について記します.
4.1 族樹の精霊、アナフェンザ
強化対象は限られますが,クリーチャーを登場させるだけで良いのは使いやすいです.
トークンにも反応してくれれば良かったですが,流石に駄目ですよね.
4.2 ノーンの審問官
培養器を1サイズ大きく出来るので結構重要です.
培養器も含めると4マナで3/3と1/1を登場させるので見た目よりも使いやすいです.
4.3 屑肉の再利用者
退場確定のクリーチャーをダメージレースに活かせるのは便利でした.
1回あたりダメージレースで2点分有利になるので地味ながら割と有用でした.
自分も対象に出来るのでチャンプブロックしつつ効果を使えるのも良かったです.
4.4 注意深い空守り
培養器を主戦力として数えているため0コストで変身は非常に助かりました.
3マナ2/2&飛行なので培養器が無くてもアタッカーとして使いやすいですし.
4.5 刻まれた使い魔
相打ちしつつダメージレースで4点勝てるため攻防ともになかなか便利でした.
相打ちするのが仕事なので戦場に留まる時間は短かったですね.
4.6 胆液の影
成長するクリーチャーなので頼りになりました.
置いておくだけでサイズアップしていくので相手からすると厄介この上ないはずです.
トークンは墓地を経由して消滅するので培養器から変身したトークンが死亡した時に反応したのも良かったです.
4.7 這い回る偵察機
安定してマナを伸ばしたかったので採用しました.
サイズは貧弱ですが,好きな土地を持って来れるので重宝しました.
4.8 光輝の夜明け、ヘリオッド
墓地からエンチャントを拾えるのが非常に良かったです.
割られたエンチャントを回収出来ますから.
相手のクリーチャーを破壊した失敗した変換を再度使えるのは非常に好相性でした.
手札に余裕が無かったので歪んだ日食、ヘリオッドは目立った活躍をしませんでした.
タフネスが6になるので交戦に強いのは良かったですけど.
4.9 感染した離反者
ファイレクシアンなので色々なシナジーを受けられたのは良かったです.
死亡時に培養3を行うので盤面のクリーチャー数を維持出来ますし.
ですが,単体で使った時は少々微妙な感じでした.
4.10 刻印の徒党の破滅運び
ダメージレースで4点有利になるのは便利ですし,バトル破壊時にも役立ちました.
クリーチャーの攻撃でバトルを破壊出来ない時,相手は無理にブロックしませんでした.
なので,残ったバトルのカウンターをこれで消し飛ばせました.
単体だとちょっと微妙に見えますが,使い勝手はなかなか良かったです.
4.11 鬱牙のやっかいもの
このサイクルのクリーチャーは使いやすいです.
死滅都市の開封と相性が良いですし.
+1/+1カウンター2個と威迫を付与出来るのもかなり良かったです.
この賛助のおかげでバトルを破壊したり相手にトドメを刺すことも多かったですから.
5. 採用しているクリーチャー以外のカードの使用感について
このデッキで採用しているクリーチャー以外のカードの使用感について記します.
5.1 次元壊しの掌握
2マナでアーティファクトとクリーチャーを無力化出来るのは良かったです.
場合によってはサイズの大きい培養器にセットすることもありました.
ただし,エンチャント破壊を採用しているデッキ相手だと無効化されるのが難点です.
さらに常在能力も活きているので対象によっては厄介な能力が生きているのも困りました.
5.2 ニューカペナへの侵攻
生け贄さえ用意出来れば除去としてかなり頼りになります.
聖なる焼尽砲は滅茶苦茶強かったです.
聖なる焼尽砲のために今回は培養器含めてファイレクシアンを多めに採用しました.
なので,1回攻撃するたびに盤面が一気にサイズアップするのでとても面白かったです.
装備しているクリーチャーもサイズアップするので同タイプがたくさんいなくても1体はサイズアップしてくれるのも良かったです.
実のところニューカペナへの侵攻は2枚あったのですが,1枚採用にしました.
何故なら,生け贄をあまり用意出来なさそうだったので.
でも,聖なる焼尽砲が強いので除去は空打ちして置くだけでも良かったかもしれません.
5.3 ベレノンへの侵攻
3マナ2/2&警戒のクリーチャーとして扱えるのが良かったです.
やや手間でしたが,ベレノンの戦争頌歌の全体パンプもなかなか良かったです.
5.4 ファイレクシアの覚醒
ファイレクシアン多めにしたので全体警戒はかなり良かったです.
ただの置物ではなく,5マナ4/4&警戒付与として扱えるのも助かりました.
5.5 集団的悪夢
召集持ちなので非常に使いやすかったです.
土地がフルタップでも黒を含めたクリーチャーが3枚アンタップなら使えますからね.
そのため,防御時にかなり活躍してくれました.
5.6 無力化
バトルを多めに採用したので滅茶苦茶助かりました.
カウンター5個以下のバトルしか採用していなかったのですぐに破壊出来ましたから.
しかも,1ドロー出来るので手札が減りませんし.
相手のカウンターを除去出来るため培養器から変身したクリーチャー用の除去としても使えましたので.
5.7 死滅都市の開封
切削しつつ墓地からクリーチャー2枚回収は便利です.
ですが,今回はクリーチャー以外を多く採用しています.
そのため,切削で強力なカードが落ちて泣くこともしばしばありましたね….
5.8 命を奪う嘲笑
インスタントタイミングで使える確定除去は優秀です.
宝物トークンも役立ちましたし.
5.9 全軍突撃
召集持ちのインスタントの確定除去なので非常に優秀です.
防御に回った時の召集とインスタントの相性が抜群過ぎますからね.
5.10 彫り込まれた完成態
今回はファイレクシアンを多めにしているので全体パンプが良かったです.
2/2トークン(実質3/3)も生成出来るので戦力としてもカウント出来ますし.
5.11 失敗した変換
やや重い上に確定除去じゃないですが,活躍してくれました.
光輝の夜明け、ヘリオッドで回収出来るのが良かったです.
さらに,トルヴァダへの侵攻で墓地から即座に使えましたので.
5.12 トルヴァダへの侵攻
今回一番活躍したであろうバトルです.
5マナでパーマネントをリアニメイト出来るだけでもかなり良かったです.
失敗した変換を蘇生してブロッカーを排除したり,鬱牙のやっかいもので他のクリーチャーをパンプ&威迫を付与することですぐにトルヴァダへの侵攻を破壊しやすかったです.
壊れた空は名前の通り壊れていましたね.
毎ターン2/1&飛行&絆魂が増えるので時間が経つほど有利になりますから.
培養器から変身したトークンにもパンプと絆魂を付与出来たのも良かったです.
6. 使われて厄介だったカードについて
今回までのドラフト戦で相手に使われて厄介だったカードを記します.
6.1 空中ブースト
パンプ値自体は平凡ですが,召集持ちなのが厄介でした.
しかも,飛行を得るのでいきなりこちらのライフやバトルを攻撃されるのも困りました.
6.2 雪花石の徒党の仲裁者
このカードが生存している間とはいえ,追放除去はなかなか厄介でした.
培養器から変身したトークンに対しては確定除去として機能しますし.
このサイクルのクリーチャーと死滅都市の開封の相性の良さを対面で思い知らされました.
6.3 門口の断絶
メインから無理なく入るアーティファクトやエンチャント除去は厄介でした.
今回は置物が主戦力だったので物凄く刺さりました….
2マナ2/2としても使えるため使い勝手がかなり良いですよね.
6.4 影の大司祭
攻撃を通すたびにリアニメイトはだいぶイカレています.
幸い墓地に大型クリーチャーはおらず,すぐに対処出来たので大事には至りませんでした.
6.5 多元宇宙の突破
お互いの墓地にある最強のクリーチャーを相手の場に1体ずつ登場させるのは強力です.
ですが,今回厄介に感じたのは10枚切削のほうでした.
シールド戦はライブラリーが40枚です.
このカードを使われる頃にはライブラリーがかなり薄くなっているので10枚切削の影響が非常に大きいです.
これを使われた試合はライブラリーアウトで負けました….
盤面的には優勢だったんですけどね…(;_:)
6.6 最期の一花
小回りの利くパワーマイナスは厄介この上ないです.
しかも,生け贄コストを支払えば大型も処理出来るようになりますので.
6.7 焼炉の手綱
一時的とはいえこちらのクリーチャーを奪われるのは物凄く厄介です.
奪われたクリーチャーをブロックしてもしなくても損害を受けますからね.
奪われるだけでも痛いのに奪ったクリーチャーを生け贄に捧げられたので散々でした….
6.8 古の放漫トカゲ
マナ加速して4ターン目に2体で召集して10/10&トランプル&護法2を置かれました.
こちらは後攻でしたし,護法2のせいで除去を打てなくてそのまま負けました….
強力なクリーチャーだと思っていましたが,強さが半端じゃなかったです.
6.9 機械蜘蛛の順応
1マナで急にアンタップして飛行さえも止められるのはかなり厄介でした.
6.10 アトラクサの討死
2マナで色々対策出来るのはかなり厄介でした.
こちらの置物はたった2マナで処理されますし,相手のバトルも簡単に破壊出来るので.
6.11 ドゥームスカールの戦士
攻撃を通すだけで手札を稼げるのは強力です.
賛助で飛行などに付与出来ますし,トランプル持ちかつサイズも良好ですし.
6.12 種子中枢への襲撃
+1/+1カウンターを4個割り振れるのが厄介でした.
うまい具合に調整されてブロックしにくかったですから.
しかも,警戒&トランプル付与は全体なので攻防ともに相手が楽になりますし.
6.13 森林地の古霊
6/5&到達はなかなか崩しにくい壁でした.
トランプル持ちなのでアタッカーとしても厄介でしたし.
序盤はサイクリングで土地を伸ばすのに使えるため腐りにくいですし.
個人的に今セットのこのサイクルの評価がかなり高いです.
6.14 戦争歴史家
バトル攻撃時に破壊不能を持つのがかなり厄介でした.
タフネス4以上を用意出来ないとどんどん相手のペースになりますから.
賛助で強化されたりすると手に負えない感じでした.
自分が緑でバトルを多めに採用するなら是非採用したいと思いました.
6.15 コグラとイダーロ
エンチャントが主力だったのでそれらを割られるのはかなり困りました.
しかも,使用後は墓地からライブラリーに戻るので再利用も可能ですし….
今回は登場しなかったのでクリーチャーとしての脅威を体験しませんでした.
6.16 変異体の鑑定人
飛行&警戒のタフネス5は壁として非常に厄介でした.
パワーが全然上がらないのは救いでしたが,除去を引くまで対処に困りました.
6.17 侵略樹、次元壊し
毎ターンこちらを切削しつつ土地加速されるのはとても辛かったです.
多元宇宙の突破と組み合わせてライブラリーアウトで負けましたので….
盤面的には有利だったので悔しかったですね.
7. おわりに
普段リミテッド戦で組まないタイプのデッキだったので新鮮で面白かったです.
バトルは実際に使ってみると想像以上に強かったです.
裏面が強力なので嫌でもブロックに意識を割かれますから.
最後までお読みいただきありがとうございました.
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