1. はじめに
2020年11月26日にZ/X EXパック24弾「ジェネレーションX」が発売されます.
今弾は転身,シャドウ,輝聖,魔眼,マジカルの強化弾です.
上記5カテゴリのオーバーブーストとイデアライズが収録されます.
そのため,転身,シャドウ,輝聖,魔眼,マジカルのいずれかを組みたい人は要チェックです.
今回は魔眼の新カードを紹介します.
2. 使役スル不死ノ魔眼 ティリア
“闇夜契騎”インウィディア専用のヴォイドブリンガーです.
魔眼待望の魔眼名称をプレイ登場させられる強力な能力を持っています.
ティリアが言っているのはもしかしてアグリィのことでしょうか?
能力について
このカードがプレイされて登場したとき,スクエアにあなたの「“闇夜契騎”インウィディア」がある場合,このカードをトラッシュに置き,同名以外のあなたのトラッシュにある魔眼名称のゼクスを1枚選び,コストを支払わずにあなたのプレイヤースクエアにプレイします.
プレイ登場した自身と引き換えにトラッシュからPSに好きな魔眼をプレイ登場させられます.
登場させたいのは堕ツル星ノ魔眼ミーティアか忘我ニ入ル恋ノ魔眼 アモーレの2枚です.
僅か2コストでこの2枚のどちらかをPSに置けるのは非常に強力です.
プレイ登場なので,堕ツル星ノ魔眼ミーティアの2つ目の能力が使える点も優秀です.
3. 昏キニ沈ム奪明ノ魔眼 アシアム
デッキからトラッシュに魔眼を増やせるので,魔眼デッキの潤滑油的な存在です.
マインドデザイアに続き2枚目のリライト持ちカードでもあります.
「あの小物のように…?」
「インウィディアのことかーーーっ!!!!」
情報が少ないので何とも言えませんが,契りのフレーバーに安倍晴明は始祖とありましたし.
もしかしたら,百目鬼財団の他のゼクスの可能性もありますけどね.
1つ目の能力について
このカードが登場したとき,あなたの手札にあるカードを1枚選び,トラッシュに置いて良いです.置いたならば,あなたのデッキの上から7枚見て,その中にある魔眼名称のカードを2枚まで選び,トラッシュに置き,残りのカードを元に戻し,シャッフルします.
デッキ上7枚から魔眼を2枚トラッシュに置けるため,トラッシュの溜まりが早くなります.
魔眼は同名を必要とするカードが複数あるため,任意のカードを落とせるのは偉いです.
手札にダブついた魔眼を切れる点も使いやすいと思います.
2つ目の能力について
[起]リライト黒1
(このカードがトラッシュにあるとき,自ターンにプレイ出来る起動能力です.
コストとして黒1を支払います.
このカードが元々持つ“[起]リライト”以外の起動能力か自動能力かイベント能力を1つ選び,その効果を解決します.このカードを除外します.)
リライト能力はまだ数が少ないので,この機会に覚えておきたいです.
(ちなみに私もまだうろ覚えです.)
リライト能力のおかげで,1つ目の能力をトラッシュから黒1で使用出来ます.
トラッシュからイベントを使えるようなものなので,魔眼デッキにはかなり重要な能力です.
4. 麗シキ我ノ魔眼 エフェリー
魔眼2種類目の3コストIGアイコンです.
驕傲と嫉妬はスペルビアとインウィディアのことですね.
酷い言われような気もしますが,トップに相応しいことをしていた記憶がないのも事実です.
ですが,他の七大罪もトップに相応しい器かと言えば….
1つ目の能力について
このカードがスクエアにあるとき,あなたのトラッシュに魔眼名称のカードが12枚以上ある場合,このカードのパワーを+2000します.
トラッシュに魔眼名称が12枚以上あると4コストバニラと同じパワーになります.
IGで4コストバニラが出てくるとなれば,盤面の取り合いがより楽になります.
攻めはもちろん,ライフから登場すれば相手の計算を狂わせられます.
2つ目の能力について
このカードが登場したとき,あなたのデッキの1番上のカードをトラッシュに置いてよいです.置いたカードが魔眼名称のカードの場合,あなたのデッキの1番上のカードをトラッシュに置いてよいです.
条件を満たせば登場するだけでデッキ上を2枚削れます.
魔眼はトラッシュを大量に必要とするのでなかなか有用な効果です.
発動が任意なので,デッキが薄い時やトラッシュを増やしたくない時に助かります.
5. 残響スル音波ノ魔眼 パライム
トラッシュから3コスト以下の魔眼を回収出来てリライト持ちなのでかなり優秀です.
基本的にはリライトで能力を使うことが多くなりそうです.
そういえば,テラはソルのこと元帥って呼んでいましたっけ.
キュレータは初めて聞く言葉なので何を指しているかわからないです.
とりあえず,数え切れないZ/X用語に追加されるのを待つしかなさそうです.
もしくはtwtterで語り部ソトゥ子さんに訊けば教えてくれるかもしれません.
1つ目の能力について
このカードが破壊されたとき,あなたのトラッシュにある魔眼名称であるコスト3以下のゼクスを1枚まで選び,手札に戻します.
自身の破壊時にトラッシュから3コスト以下の魔眼を回収出来るため便利な能力です.
契リノ闇夜 魔眼インウィディアを回収出来るので非常に相性が良いです.
注意点は破壊以外でスクエアから離れても能力が発動しないことです.
バウンス,デッキ送り,リソ送り,除外などだと回収効果が使えません.
そのため,相手のデッキ次第ではノーマルスクエアに極力置きたくないです.
2つ目の能力について
[起]リライト黒1
(このカードがトラッシュにあるとき,自ターンにプレイ出来る起動能力です.
コストとして黒1を支払います.
このカードが元々持つ“[起]リライト”以外の起動能力か自動能力かイベント能力を1つ選び,その効果を解決します.このカードを除外します.)
リライトの説明です.
リライトのおかげで黒1と自身をトラッシュから除外するだけで契りを回収出来て優秀です.
黒にありがちなトラッシュにキーカードを落とし過ぎて回収出来ない事態を回避出来るのも◎.
6. 光サエ呑ム魔眼 ヴァニタス
一時的な魔眼登場能力と相手の攻撃したゼクスを破壊する効果が非常に強力です.
そういえば「おこがましい」って「烏滸がましい」って書くんですね.
1つ目の能力について
このカードがプレイされて登場したとき,あなたのトラッシュにある魔眼名称のゼクスを1枚まで選び,リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させます.ターン終了時,そのゼクスを破壊します.
プレイ登場限定ですが,トラッシュから制限なく魔眼を登場させられます.
状況に応じて魔眼を使い分けられますし,今後カードプールが増えるほど強力になる点も◎.
ターン終了時にトラッシュに置くのではなく破壊されるため,チャージが増えます.
2つ目の能力について
相手のゼクスが攻撃したとき,あなたのトラッシュにあるカードが14~16枚の場合,そのゼクスを破壊してよいです.破壊したならば,ターン終了時まで,あなたはこのカードのこの能力をプレイできません.
相手の攻撃に合わせて攻撃したゼクスを破壊出来ます.
恐ろしいのはプレイヤースクエアも対象かつ,オーバーブーストにも有効な点です.
しかも,この能力で破壊するまで何度でも誘発するので適当なゼクスがデコイになりません.
そのため,こちらにとって一番痛い攻撃を確実に潰すことが出来ます.
フレーバーの台詞も納得出来るくらい凶悪な能力です.
ちなみに光サエ呑ム魔眼 ヴァニタスが複数いる場合,能力はその枚数分発動します.
あくまで能力を使ったカードの能力がプレイ出来ないだけで,同名不可ではないですかね.
相手が光サエ呑ム魔眼 ヴァニタスを処理出来なかった場合は複数並ぶことも有り得ます.
割と有り得そうな展開なので,頭の片隅に覚えておきたいです.
7. おわりに
前回の紹介に続き,魔眼の強力なカードや便利なサポートカードが増えましたね.
特に使役スル不死ノ魔眼 ティリアで大型の魔眼を登場させられるようになったのが大きいです.
これはジェネレーションX発売後の魔眼がかなり恐ろしいことになりそうな予感です.
最後までお読みいただきありがとうございました.
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