1. はじめに
機械兵団の進軍のシールドで2回目の7勝を達成しました.
使用したデッキはゴルガリ(黒緑)カラーのデッキです.
マナ加速で相手よりも先に大型を登場させたり,墓地回収による手札差で勝利します.
今回は使用したデッキと各カードの使用感を記します.
他にも対戦相手に使用されて厄介だと思ったカードについても記します.
2. デッキレシピ
今回組んだデッキレシピと開封時に入手したカードを下記に記します.
デッキからサイドボードまでコピーしてインポートすればMTGアリーナで確認出来ます.
※しばらく前から日本語版MTGアリーナのインポートが使用不能になっています….
デッキ
1 終身油唱師 (MOM) 126
9 森 (SIR) 291
1 全軍突撃 (MOM) 122
1 刻印の徒党の破滅運び (MOM) 102
1 失敗した変換 (MOM) 103
1 鬱牙のやっかいもの (MOM) 108
1 溜め込む親玉 (MOM) 110
1 命を奪う嘲笑 (MOM) 99
2 死滅都市の開封 (MOM) 128
1 集団的悪夢 (MOM) 95
2 鼠の密通者 (MOM) 120
1 イコリアへの侵攻 (MOM) 190
8 沼 (SIR) 285
1 食らいつくカヴー (MOM) 179
1 戦争歴史家 (MOM) 214
1 大蛇刃の通り魔 (MOM) 205
1 ポルクラノスの再誕 (MOM) 200
1 巨大化した害獣 (MOM) 197
1 狩りに喚ばれしレナータ (MUL) 93
1 ゼンディカーへの侵攻 (MOM) 194
1 前兆の追跡者 (MOM) 201
1 雑草学の指導者 (MOM) 189
1 囁かれる希望の神 (MOM) 196
サイドボード
1 ミラディンの悪断 (MOM) 154
1 エルズペスの強打 (MOM) 13
2 物静かな腐敗尾 (MOM) 199
1 梁町の殴り棒 (MOM) 131
1 タルキールの砂丘造り (MOM) 43
1 お告げの行商人 (MOM) 70
1 不穏な変換 (MOM) 54
2 印章持ちの歩哨 (MOM) 37
1 レンの決意 (MOM) 173
2 経時的浄化 (MOM) 80
1 ファイレクシアの文書管理人 (MOM) 262
1 無力化 (MOM) 123
1 ザルファーの司令官 (MOM) 246
1 シッセイの後裔、シャナ (MUL) 124
1 岩だらけの高地 (MOM) 271
1 物静かな腐敗尾 (MOM) 199
2 門口の断絶 (MOM) 39
1 空中ブースト (MOM) 2
1 羽づくろう勇者 (MOM) 73
1 鏡の騎士団 (MOM) 72
1 ドミナリアへの侵攻 (MOM) 21
1 ぎらつく氾濫 (MOM) 107
1 寛大な夜明け、ラシエル (MUL) 115
1 花咲く砂地 (MOM) 268
1 黄金鱗の飛空士 (MOM) 15
2 カーサスの深淵守護兵 (MOM) 150
2 ボーラ投石手 (MOM) 8
1 モアグへの侵攻 (MOM) 237
1 存在の封印 (MOM) 35
1 忌まわしき眠り (MOM) 84
1 種子中枢への襲撃 (MOM) 206
1 侵攻の伝令、ローナ (MOM) 75
1 衝撃的な啓示 (MOM) 127
2 元凶の粉砕 (MOM) 164
1 ザルファーの形成術 (MOM) 87
1 這い回る偵察機 (MOM) 264
1 星界の飢餓 (MOM) 182
1 ニューカペナの熾天使 (MOM) 36
1 植物の喧嘩屋 (MOM) 220
1 悲劇の神託者 (MOM) 71
1 変異体の鑑定人 (MOM) 248
1 魂浸し、ダイナ (MUL) 102
1 茨森の滝 (MOM) 274
2 新たな連合の騎士 (MOM) 25
1 復讐する大地 (MOM) 212
1 停滞域 (MOM) 79
1 キセレクスの投光騎士 (MOM) 85
1 芸術的な拒絶 (MOM) 46
1 レガーサへの侵攻 (MOM) 148
1 黎明起こし、ザーダ (MUL) 130
1 決定的瞬間 (MOM) 67
1 眼魔の仔 (MOM) 69
1 戦鍛えの斬鬼 (MOM) 172
1 完成化という名の贈り物 (MOM) 106
1 カルドハイムへの侵攻 (MOM) 145
1 シェオルドレッドの心酔者、ローナ (MUL) 123
1 磨かれたやせ地 (MOM) 272
3. 今回使ったデッキについて
今回は2パターンデッキを組めそうだったのでどちらを使うかで迷いました.
1つ目のデッキは賛助などでガンガン攻めるセレズニア(緑白)アグロです.
レアは無いものの割とカードが揃っていたのでちゃんと動けばかなり良さそうでした.
ただ,除去がちょっと心許ない&序盤で失敗すると厳しそうでした.
2つ目のデッキはマナ加速と墓地回収で強力なクリーチャーを登場させるゴルガリ(緑黒)デッキです.
強力な分色拘束が厳しいですが,そこはマナ加速で何とかします.
こちらは序盤さえ凌げればカードパワーで押しきれそうなので今回はこちらを選択しました.
溜め込む親玉とポルクラノスの再誕が強いのでそれらを使い回しているだけで十分でした.
使いやすい除去があったのも助かりました.
4. 採用しているクリーチャーの使用感について
このデッキで採用しているクリーチャーの使用感について記します.
4.1 鼠の密通者
ハンデスで相手の行動を狭めつつ,チャンプブロックで時間を稼げるのは良かったです.
ですが,今回はなるべくチャンプブロックしないで残すことが多かったです.
溜め込む親玉の召集に使いたかったので.
このカードを残せていたことで1ターン早く登場させられる機会は多かったですし.
4.2 雑草学の指導者
2マナ1/3はあまり使いたくないのですが,ライフ3点回復は地味ながら助かりました.
疾病の発動者は想像していたよりも遥かに使いやすかったです.
タフネス3を除去出来ますし,他のカードの交戦と組み合わせても良いわけですから.
事前評価だと変身コストが重い割にサイズはそれなりなのでだいぶ物足りない感じでした.
ですが,実際に使ったり使われたりして丁度良い調整だと感じました.
4.3 前兆の追跡者
相手よりも早く重いカードを使えるので軽いマナ加速は大事です.
このカードのマナ加速に結構助けられましたので.
守備カウンターの能力も有用だと思いますが,今回はあまり使わなかったです.
4.4 囁かれる希望の神
3マナのマナ加速要員兼カウンター増加要員として有用でした.
自身に+1/+1カウンターを置けば一気にマナ加速出来るのも魅力でした.
狩りに喚ばれしレナータとの相性も抜群でした.
4.5 巨大化した害獣
両面カードか土地を探せるのは非常に良かったです.
安定して土地を伸ばせますし,ポルクラノスの再誕やゼンディカーへの侵攻やイコリアへの侵攻など重要なカードも探せましたから.
4.6 ポルクラノスの再誕
今回の勝利の立役者であるこのデッキのメインアタッカーその1です.
トリプルシンボルは非常に困りましたが,マナ加速で何とか出来たのが良かったです.
破滅のエンジン、ポルクラノスもかなり強かったですね.
6/6&到達&絆魂なので攻防ともに頼りになりましたので.
死亡時には3/3&到達と3/3&絆魂が残るで盤面も維持出来ますし.
破滅のエンジン、ポルクラノス突撃して相打ち&死滅都市の開封で回収が滅茶苦茶良かったです.
4.7 大蛇刃の通り魔
接死持ちなので時間稼ぎのブロッカーとして活躍してくれました.
4.8 戦争歴史家
このサイズがバトル攻撃時に破壊不能はかなり使いやすかったです.
防御されてもされなくても一定の成果を得られましたから.
3ターン目に登場&4ターン目にゼンディカーへの侵攻はかなり良い動きでした.
4.9 終身油唱師
相手の墓地が8枚になると頼りになります.
4.10 食らいつくカヴー
パワー2以下のブロックを許さないので攻撃を通しやすかったです.
この効果のおかげで小型複数体で相打ちされる事態も回避出来ますし.
4.11 狩りに喚ばれしレナータ
後続を+1/+1カウンターで強化出来るのがかなり良かったです.
特に囁かれる希望の神との相性は抜群でした.
クリーチャーが登場するたびにそれに+1/+1カウンターを2個置けますから.
信心分パワーが上がるのでポルクラノスの再誕と好相性でしたし.
4.12 刻印の徒党の破滅運び
基本的に序盤は押され気味なのでライフゲインしつつ壁になるのは良かったです.
この効果だけでゼンディカーへの侵攻を破壊出来るのも助かりました.
4.13 鬱牙のやっかいもの
このサイクルのクリーチャーは使いやすいです.
4.14 溜め込む親玉
今回の勝利の立役者であるこのデッキのメインアタッカーその2です.
召集とマナ加速のおかげで重さはほとんど気にならなかったです.
ETB能力で好きなカードをサーチ出来るのも強力でした.
基本的には死滅都市の開封を追放することが多かったです.
溜め込む親玉が退場しても追放したカードは唱えられます.
なので,すぐに回収して再登場させられますから.
5. 採用しているクリーチャー以外のカードの使用感について
このデッキで採用しているクリーチャー以外のカードの使用感について記します.
5.1 集団的悪夢
召集持ちなのでかなり使いやすい除去です.
5.2 死滅都市の開封
切削しつつ墓地からクリーチャー2枚回収は大変使いやすいです.
強力なクリーチャーを多く採用出来ているほど輝きます.
このカードのおかげでポルクラノスの再誕や溜め込む親玉を雑に使っても大丈夫でした.
このカードを採用出来ていると安心感が違います.
今回は2枚採用出来たので手札の維持が非常に楽で助かりました.
5.3 命を奪う嘲笑
インスタントタイミングで使える確定除去は優秀です.
宝物トークンも役立ちましたし.
5.4 全軍突撃
召集持ちのインスタントの確定除去なので非常に優秀です.
レアなのに今環境になってから物凄く縁があるカードです.
5.5 ゼンディカーへの侵攻
4マナでライブラリーから好きな土地を2枚戦場に置くのはかなり良かったです.
重い強力なカードを早く使えるようになりますし,色調整も簡単になるので.
単純にライブラリーを圧縮出来るのも助かっていたと思います.
覚醒したスカイクレイブはなかなか便利でした.
4/4&警戒なため戦いやすかったので.
しかも,マナ加速も出来るのでどんどん展開出来ましたから.
5.6 失敗した変換
やや重い上に確定除去じゃないですが,諜報2が良いですね.
5.7 イコリアへの侵攻
5マナでライブラリーからポルクラノスの再誕を登場させられるのが非常に良かったです.
そのため,実質ポルクラノスの再誕を2枚採用出来ているような感じでした.
墓地からリアニメイト出来るのも重宝しました.
イコリアの頂点、ジローサは1回も登場しませんでした.
強力なクリーチャーなのですが,守備カウンター6個取り除きは重かったです.
イコリアの頂点、ジローサを登場させるよりも相手を攻撃した方が早く勝てたというのもありますけどね.
6. 使われて厄介だったカードについて
今回までのドラフト戦で相手に使われて厄介だったカードを記します.
6.1 コーの矛槍
+1/+1修正&警戒付与は平凡ですが,取り回しやすさが魅力です.
序盤から1サイズ上かつ警戒持ちを出されると一方的にライフを削られますから.
中盤以降も大型に警戒を付与することで攻防ともに隙が出来にくくなりますし.
6.2 ファイレクシアの検閲官
ファイレクシアン以外タップインが想像以上に厄介でした.
今回使ったデッキはファイレクシアンをほとんど採用していませんでした.
そのため,毎ターンブロッカーが遅れることによる被害は甚大でした.
ファイレクシアンが多いセットだからそこまで有効ではないと思っていました.
ですが,とんでもない勘違いだったとこの身をもって味わいました.
6.3 次元壊しの掌握
自分のクリーチャーが墓地に置かれない疑似除去なので非常に困りました.
墓地に落ちてさえくれれば回収&再登場出来て問題なかったのですが….
今回は自分のクリーチャーを生け贄にするカードを採用していなかったのも駄目でした.
6.4 存在の封印
今回はクリーチャーを回収して投げるのがコンセプトなので追放除去は刺さりました.
こういう時に限ってエンチャントを破壊するカードを採用出来ていませんでしたし….
6.5 太陽降下
クリーチャーリセットはドラフトだと特に有効です.
しかも,追放除去なので墓地回収を封じられたのも物凄く痛かったです.
そのうえ,かなりのサイズの培養器も残るので相手側が有利過ぎました.
6.6 報復したミラディン
かすり傷が致命傷になって大型が葬られました.
これがあるからチャンプアタッカーもチャンプブロッカーも怖いです.
6.7 戦鍛えの斬鬼
絶対にバトルを破壊する強い意志を感じるクリーチャーです.
バトル攻撃時にパワー2倍ですし,威迫もあるので威圧感が半端ないです.
6.8 世界樹への貢納
トリプルシンボルがネックなだけで置ければ非常に強力なエンチャントでした.
2マナ2/2が4/4になりますし,パワー3以上を唱えれば手札が減りませんからね.
クリーチャーが主戦力になるドラフトではどちらの効果も非常に役立ちます.
6.9 ガルタとマーブレン
このカード以外が攻撃しても効果を誘発させられるのは強かったです.
簡単にトランプル持ちの高パワーを量産されたらとても太刀打ちできませんからね.
本体性能も極めて良好なので登場時に処理出来ないと絶望的です….
7. おわりに
溜め込む親玉とポルクラノスの再誕を投げ続けるのがとても楽しかったです.
死滅都市の開封で強力なクリーチャーを投げ続けるのが癖になりそうです.
メインから入るエンチャント対策カードは重要だと実感した回でもありました.
最後までお読みいただきありがとうございました.
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