1. はじめに
MTGアリーナのレアと神話レアのワイルドカードは結構貴重です.
入手機会は多いものの,生成したいカードが多いのですぐに底をついてしまいます.
なので,なるべく使う機会が多い優秀なカードにワイルドカードを使いたいです.
そこで今回は2022年3月版スタンダードの白のおすすめレア&神話レアを紹介します.
私見ですが,各カードのおすすめ度を5段階で点数付けしました.
MTGアリーナ初心者の方がワイルドカードに困らないための一助になれれば幸いです.
2. 白のおすすめ神話レア
白のおすすめ神話レアは3枚です.
2.1 剛胆な敵対者(4~5点)
白系アグロデッキで良く採用される2マナ3/1&絆魂のクリーチャーです.
登場時に追加コストを払った分+1/+1修正を味方全体(自身も含む)に付与します.
4マナで登場させれば全体+1/+1修正,6マナ払えば全体+2/+2修正を付与します.
そのため,序盤から終盤まで役割があるので優秀です.
2.2 神聖なる憑依(3~4点)
ナヤルーンなどのエンチャントデッキで良く採用されるエンチャントです.
エンチャントを唱えるたびに1/1トークンを生成するので横並べしやすいです.
しかも,スピリットの数だけサイズアップするので放置するととんでもないことになります.
さらにスピリット軍団に飛行&警戒も付与出来ると圧倒的な脅威になります.
2.3 放浪皇(5点)
白が入っているデッキならアグロからコントロールまで非常に良く採用されるPWです.
最大の利点は瞬速で登場して忠誠度能力を使えることです.
そのため,他のPWより場に残りやすく,相手ターンの妨害手段としても使えます.
白を絶対使わないという人以外はすぐにワイルドカードで作ることをおすすめしたいです.
3. 白のおすすめレア
白のおすすめレアは16枚です.
3.1 フロスト・ドラゴンの洞窟(3~4点)
白系デッキで幅広く使用されるミシュラランド(クリーチャー化する土地)です.
実質6マナで3/4&飛行クリーチャーとして使用出来ます.
飛行持ちなので攻撃を通しやすいのが魅力ですね.
余剰マナを活かしやすいのでミシュラランドを数枚積んでおくと動きやすいです.
アグロデッキやコントロールデッキなど幅広いデッキのフィニッシャーになりますから.
ただし,2022年9月頃までしかスタンダードで使用出来ない点には注意です.
3.2 皇国の地、永岩城(5点)
アンタップインの白土地が条件付きのクリーチャー4点ダメージとして使えるので優秀です.
引いたカードがただの基本土地か除去としても使えるかで状況は変わりますから.
条件があるとはいえ,3マナで4点まで焼けるのは結構助かります.
このサイクルの土地は非常に便利なので各色1~2枚作るのを推奨したいです.
ただし,伝説の土地なので同名は戦場に1枚しか置けません.
そのため,多く積み過ぎると土地事故要因になる可能性があるので気を付けたいです.
3.3 有望な信徒(3~4点)
白系アグロで良く採用される訓練でサイズアップする1マナ1/2のクリーチャーです.
大型化しやすいだけでなく,アーティファクトやエンチャント除去が使えるのも魅力です.
現環境だとアーティファクトやエンチャントが多いので除去対象に事欠かないですから.
3.4 光輝王の野心家(5点)
白系デッキで小型クリーチャーが欲しい時に真っ先に採用される2マナクリーチャーです.
毎ターン+1/+1カウンターを1個置ける非常に優秀なシステムクリーチャーです.
光輝王の野心家のおかげで小型で大型クリーチャーを圧倒しやすくなります.
光輝王の野心家は2022年9月頃にローテーションでスタン落ちしてしまいます.
ですが,それを考慮しても白を良く使う方なら優先的に生成したいカードです.
3.5 スレイベンの守護者、サリア(4点)
白系アグロデッキで良く採用される妨害能力持ちの2マナクリーチャーです.
クリーチャーでない呪文を唱えるためのコストが1増加するので非常に動きにくくなります.
相手の準備が整う前にライフを削り切りやすくなるのでアグロデッキと好相性です.
ただし,自分も影響を受けるのでクリーチャー以外のカードはなるべく採用したくないです.
3.6 運命的不在(4点)
アグロデッキからコントロールデッキまで比較的良く採用される除去です.
2マナインスタントでクリーチャーとPWを破壊出来るので使いやすいです.
使いやすい反面,相手に2マナで1ドローするアーティファクトトークンを与えてしまいます.
アドを与えてしまいますが,テンポをとれるのは大きいです.
3.7 祝福されし者の声(2~3点)
ライフを得るたびにどんどん強力になる2マナクリーチャーです.
ライフゲインデッキを組むなら非常におすすめです.
個人的にかなり好きなカードです.
しかし,ライフゲインデッキ以外だとほぼ使用されないので点数はやや低めです.
神河:輝ける世界実装前のデッキですが,私は上記記事のようなデッキで遊んでいました.
3.8 スカイクレイブの亡霊(4点)
白入りのデッキで良く見かける4マナ以下のパーマネントを追放するクリーチャーです.
他の白の追放除去とは違って追放したカードが相手に戻らないのはとても偉いです.
最近は置物が多く採用されるので4マナ以下で追放したい対象はかなり多いのも◎.
ただし,2022年9月頃までしかスタンダードで使用出来ない点には注意です.
3.9 永岩城の修繕(5点)
白系のコントロールデッキなど遅めのデッキで良く採用されているエンチャントです.
I&II章の基本平地サーチ&墓地から2マナ以下パーマネント蘇生はかなり便利です.
特に後者では土地も蘇生出来るので,白単でもマナ加速出来る点で優れています.
修繕する建築家は警戒持ちかつトークンを生成出来るので優秀です.
3.10 歓迎する吸血鬼(2~3点)
毎ターン1回だけパワー2以下のクリーチャーを登場させた時に1ドローします.
3マナ2/3&飛行で戦えますし,ドローソースとしても使えるのは良いです.
息切れしにくいので個人的には好きなのですが,思ったよりも見かける機会は少ないです.
3.11 輝かしい聖戦士、エーデリン(4点)
白単アグロで良く採用されている3マナのクリーチャーです.
警戒持ちかつ自分のクリーチャー分のパワーになるのでアグロデッキで活躍します.
しかも,自分のクリーチャーが攻撃するたびに1/1トークンを1体生成します.
輝かしい聖戦士、エーデリンが殴らなくてもトークンを生成出来るのも使いやすい点です.
3.12 婚礼の発表(5点)
白系のコントロールデッキなど遅めのデッキで良く採用されているエンチャントです.
毎ターン1/1を1体生成(合計3体まで)後は全体+1/+1修正を付与出来るようになります.
パッと見てそこまで強力な感じじゃないですが,実際使ってみると結構厄介です.
複数枚登場させればトークンがたくさん出ますし,パンプも重複しますからね.
蜘蛛の女王、ロルスなどのクリーチャートークンを生成するPWと相性抜群です.
3.13 精鋭呪文縛り(4点)
相手の手札を確認しつつ,1枚のコストを2マナ重くするので相手の動きを鈍らせられます.
相手の手札状況を確認することでその後の動きを予測出来るのは非常に大きいです.
その上で一番使われたくないカードを2マナ重くするので勝利が近づきやすくなります.
ただし,2022年9月頃までしかスタンダードで使用出来ない点には注意です.
3.14 粗暴な聖戦士(4点)
白系のビートダウンデッキで採用される除去内蔵クリーチャーです.
登場時に自身がいなくなるまでクリーチャー1体を追放出来ます.
クリーチャー故に対処されやすいですが,自身が攻撃出来るのは利点です.
しかも,月憤怒の粗暴者から粗暴な聖戦士に変身した時にも追放除去が発動します.
そのため,粗暴な聖戦士が残り続けると相手のクリーチャーを複数枚除去することも可能です.
3.15 ドゥームスカール(4点)
白系コントロールデッキで良く採用される全体除去です.
特筆すべきは予顕すると3マナで全体除去が使えることです.
早い段階で全体除去出来るため,アグロデッキに先行で押し切られて負ける展開が減ります.
アグロデッキが多い環境なら優先的に採用したい全体除去です.
ただし,2022年9月頃までしかスタンダードで使用出来ない点には注意です.
3.16 告別(4~5点)
白系コントロールデッキで良く採用される全体除去です.
6マナと重いですが,4つの対象を選択して追放出来る極めて強力な全体除去です.
個人的に告別が流行るような環境は嫌ですね.
4. おわりに
現環境は白で強いカードが多い印象です.
そのため,候補を絞ったつもりが結構多くなってしまいました.
どれも優秀なので使いたいデッキに応じて随時生成してみて下さい.
最後までお読みいただきありがとうございました.
他の色についても随時追加予定ですので,下記リンクをご覧いただければ幸いです.
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