1. はじめに
2020年4月23日にZ/X 32弾「異界探訪編 夢装<イデアライズ>」が発売されます.
今弾は新システムのイデアライズとイデアライズ対応のオーバーブーストが目玉です.
今回はE☆2とケット・シーの新カードを紹介します.
2. 四季を描くアンセル
手札からイベントのように使うことで効果を発揮します.
リソースを支払わずに2つの効果を使い分けられるため,なかなか使いやすそうです.
効果について
自ターンに自分のトラッシュに[E☆2]が5枚以上ある場合にプレイ出来る起動能力です.
手札からこのカードをトラッシュに置いた場合,(1)か(2)の効果を1つ選んで解決します.
(1)スクエアにある自分の[E☆2]を1枚選び,ターン終了時までパワーを+3000します.
(2)ノーマルスクエアにある相手のゼクスを1枚選び,5000ダメージを与えます.
(1)は2コスト分パワーを増やせるため,格上の相手を倒しやすくなります.
(Z/Xは3コストパワー5000,4コストパワー6500,5コストパワー8000とサイズが上がります.)
シンプルな効果ながら,なかなか活躍する機会の多そうな効果だと思います.
(2)はシンプルな使い勝手の良いバーン効果です.
8面埋められたときの返しや大型ゼクスを処理するときなどに活躍します.
このカードが手札にある枚数分効果を使えます.
そのため,手札消費は激しくなりますが,使えるリソース以上の動きが出来ます.
3. 湯けむりチャレンジ シエル
待望の白髪教団の二人 アンセル&シエルを活かせるカードが追加されました.
そして湯けむりチャレンジとは一体誰のどんなチャレンジなのでしょうか?
しかし,チャレンジの代償は高くついたみたいですね….
効果について
自ターンに1回のみプレイ可能な起動能力です.
スクエアの[E☆2]を1枚スリープすることで,スクエアにある[E☆2]を1枚リブートします.
攻撃に参加出来ないスクエアにいるリブート状態の[E☆2]を攻撃に活かせます.
この効果のおかげで赤主体の[E☆2]は連続攻撃回数がかなり増えそうです.
ちなみにこのカードが複数枚あれば,枚数分効果を発揮出来ます.
そのため,上手く登場させたり,盤面に残せれば非常に攻めやすくなります.
4. にゃんにゃんスライダー メインクーン
コストに対して低パワーですが,チャージ干渉とメインクーンの登場効果が強力です.
1つ目の効果について
このカードの登場時に相手のチャージにあるカードを1枚まで選び,トラッシュに置きます.
登場するだけで相手のチャージを1枚処理出来るのは強力です.
門のイベント効果を使わない場合,順当に行けば6リソース時にはイデアライズしたいです.
そのため,ニャインライブズ カールなどのディンギルをプレイする余裕がありません.
なので,相手のスタートカードを処理出来るこの効果は有用です.
2つ目の効果について
自分のリソースが6枚以上ある場合,このカードの登場時に誘発する自動能力です.
手札かチャージにある同名以外のメインクーン名称である6コスト以下のゼクスを1枚選び,リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させます.
この効果で下記3種のメインクーンを登場させられるため強力な効果です.
ですが,このカードを登場させる方法はプレイか英雄のイデア メインクーンしかないです.
さらに,登場タイミングが6リソース以上のときなのが少々ネックです.
やはり5リソース時に使えると強すぎるため,6リソース以上の制約が付いているんでしょうね.
5. ニャインライブズ無双騎士ターキッシュ
ニャインライブズの7匹目はターキッシュが任命されました.
青のような移動効果を持つ珍しいケット・シーです.
効果について
自ターンのみ1回使用出来る起動能力です.
自分のトラッシュにある[ケット・シー]を5枚好きな順番でデッキの下に置きます.
バトル中でないこのカードをゼクスのない指定スクエアに移動し,自身をリブートします.
攻撃後の自身をリブート状態で移動させることで,攻防共に活躍出来ます.
バトル中に移動出来ないのはPSに移動することでNS対象の除去を回避出来なくするためですね.
決死の防衛戦のようにレンジを付与するカードがあれば,再度攻撃に参加することも可能です.
6. おわりに
アンセル&シエルデッキは結構形になってきましたね.
欲を言えば3コストIGアイコンと予約特典のネコ耳ホリデー アンセル&シエルを活かせる4コストが欲しいところです.
メインクーンデッキは新しい展開手段を手に入れました.
上手く使えれば今まで以上に盤面を埋めることが出来そうです.
ニャインライブズ無双騎士ターキッシュはケット・シー単で連パンする際に活躍しそうです.
古物商タビーキャットや地下街の賢者マヌルから登場させられるため使いやすそうです.
最後までお読みいただきありがとうございました.
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