1. はじめに
MTG公式サイトにてストリクスヘイヴン:魔法学院の全ての収録カードが公開されました.
なので,プレミアドラフトに向けてドラフトで有用そうなアンコモン以下を確認します.
アンコモン以下はピックしやすく使う機会が多いですから,しっかり覚えておきたいです.
逆にレア以上はピックしにくく,使える機会が少ないため,今回は割愛します.
今回はストリクスヘイヴン:魔法学院のドラフトで有用そうな青のカード紹介です.
2. 本への没頭
クリーチャーをライブラリーの上から2番目にバウンスします.
ハンドバウンスと異なり相手に手札を与えないのがメリットです.
ですが,2ドローでまた手札に戻るのでテンポを稼ぐのが主な目的です.
5マナは重いですが,防御目的限定で使用すれば3マナで使えるのは利点です.
3. ゼロ除算
ほぼ何でも手札に戻せるのでかなり便利なバウンスカードです.
パーマネントだけでなく,インスタントやソーサリーをバウンス出来るのが利点です.
打ち消しではないのであくまで一時しのぎですが,相手の決定的な手を遅らせられるのは◎.
自分のパーマネントに使用して手札に逃がす目的でも使えますね.
履修もついているのでなかなか優秀なバウンスカードだと思います.
4. 霜のペテン師
3マナ2/2かつ飛行とクリーチャーとして十分なスペックです.
登場時に相手のクリーチャーを1ターンタップして封じられるのでかなり有用なカードです.
5. 導師の導き
プレインズウォーカー,ウィザード,クレリック,シャーマン,呪術師,ドルイドを多くピック出来ているデッキなら優秀なドローカードです.
占術1&1ドローを2回行えるので,手札に有用なカードを引き込み易いですから.
6. 無原則変身法
相手の厄介なパーマネントを1/1にして1ターンだけ封じられます.
もしくは自分のパーマネントを4/4にして攻め手を強化するのも良いです.
講義なのでサイドボードに積んでおいて必要なときに取り出すのが良さそうです.
7. 再造形
相手の強力なクリーチャーかアーティファクトをただの4/4に変換する疑似的な除去です.
4/4はだいぶ厄介なサイズなので,使用する対象はしっかり吟味したいです.
インスタントなので相手が攻撃したときに使用することでダメージを抑えると良いですね.
もしくは自分のパーマネントに使って突然4/4を場に出してブロックするのも有りですね.
8. 降雪日
1ターンクリーチャー2枚をタップして封じ,2ドロー1ディスとかなり有用なインスタントです.
効果は良いのですが,6マナと重いのがネックですね.
その重さ故,中盤~終盤にゲームを決めに行くときに使うくらいになりそうです.
今回は青緑デッキを組みやすいので緑でブーストするならだいぶ使いやすくなりそうです.
もしくは赤青デッキでコスト踏み倒しや宝物トークンで唱えるのも有りですね.
9. 方程式の求解
好きなインスタントかソーサリーを引けるので,どちらかと言えば構築向けのソーサリーです.
ですが,ゲームを決めるくらい強力なカードをピック出来ているなら採用も有りだと思います.
10. 渦の走者
自分の土地が8枚以上なら3/3かつブロックされなくなります.
アンブロッカブルは飛行を超える最強の回避能力です.
膠着しがちなドラフトの盤面に風穴を開けられるので強力です.
とはいえ,青単で土地8枚は大変なので基本的には青緑デッキ向けのカードだと思います.
11. 滝の曲芸師
4マナ3/1かつ飛行に護法2で軽い除去耐性もあるのでかなり優秀なクリーチャーです.
しかも,コモンなのでピックする機会が多いのも◎.
タフネス1と紙装甲ですが,護法があるので悪くないと思います.
滝の曲芸師に相手の飛行をぶつけられないように相手の飛行は優先的に潰しておきたいです.
12. ワームホールの海蛇
起動コストは重いものの,任意のクリーチャーをアンブロッカブルに出来るのは強力です.
大型のクリーチャーをアンブロッカブルにして一気に勝負を決めに行けます.
自身をアンブロッカブルにして3点ずつ刻んでいくのも有りですね.
13. おわりに
霜のペテン師と滝の曲芸師がどちらもコモンなので飛行を揃えやすいのは個人的に◎.
他のカードもテクニカルですが,なかなか良さそうに感じました.
その中でもゼロ除算は汎用性が高いので特に優秀だと思いました.
最後までお読みいただきありがとうございました.
コメント