[MTG]「カルロフ邸殺人事件」評価&点数(青編)「謎めいた外套」他36枚

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1. はじめに

今回はカルロフ邸殺人事件のドラフト評価(青編)です.

私見ですが,各カードの評価を10段階で点数付けしました.

各カードのピック優先度の目安になれば幸いです.

 

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2. レア&神話レアの評価

カルロフ邸殺人事件の青のレア&神話レアは10枚です.

 

2.1 プロフトの映像記憶(8点)

ドローついでに+1/+1カウンター強化を行えるので盤面を強固に出来ます.

手掛かりや1ドロー1ディス効果などを多く積みたいです.

とりあえず,このカード登場時に1ドローするので+1/+1カウンターを1個置けますね.

手札上限が無くなるのはドラフトだとほぼ意味がないです.

 

2.2 切望の隼(7点)

変装時に自分のパーマネントを相手に渡した枚数分ドローできるのは面白いです.

不要な土地や弱いクリーチャーやトークンなどを手札に変換できますから.

このカードの攻撃時に自分のパーマネントを取り返せるのでデメリットは消しやすいです.

ですが,攻撃前にこのカードを処理されてしまうと駄目です.

なので,相手にパーマネントを渡し過ぎるのは少々怖いです.

 

2.3 思考への侵入(8点)

インスタントで手札と飛行クリーチャーを同時に用意出来るのは良さそうです.

基本的には3と2の束に分けることになりそうですね.

手札2~3枚と2/2か3/3の飛行を得られますから.

ただ,状況によっては4:1や5:0も有りかもしれません.

 

2.4 犯行現場の再現(8点)

このターンに墓地に置かれたカードを何でもコピーできるのは良いです.

死亡した自分のクリーチャーのコピーを作ったり,唱えたインスタントやソーサリーなどをコピーして使うことも出来ますから.

この効果は相手のカードも対象に取れます.

なので,相手が切削したクリーチャーや唱えた除去などをコピーして利用することも可能です.

 

 

2.5 研究所荒らしの事件(1点)

インスタントやソーサリーのコスト-1は便利ですが,ドラフトだと微妙です.

解明条件はドラフトだとまず無理ですし….

 

2.6 蒸気核の学者(9点)

登場時に2ドロー&指定カード1枚か2ディスカードは便利です.

インスタントやソーサリーや飛行を捨てれば手札が減りません.

単純に2ドロー2ディスで手札を入れ替えられるだけでも十分です.

3マナ2/2&飛行&警戒と本体性能も良好です.

 

2.7 謎めいた外套(10点)

3マナ3/2&護法2&アンブロッカブルを登場させるのは優秀です.

偽装されたカードがクリーチャーならマナコストを払って表向きにできるのも良いです.

手札が増えたようなものですし,表にしたクリーチャー次第ではかなり有利な状況を作れます.

 

2マナ払ってこのカードを手札に戻せるのも良いです.

再度戦場に登場させることで3マナ3/2&護法2&アンブロッカブルを登場させますから.

このカードさえ除去されなければずっとクリーチャーを確保し続けられます.

なので,手札が無くてマナを大量に余らせることはなくなります.

 

2.8 迷路での迷子(8点)

タップ&麻痺カウンターで複数のクリーチャーを止めてテンポを稼げます.

常時自分のタップしているクリーチャーは呪禁を得るので守る手段としても使えます.

 

2.9 鑑識の利器師(7点)

今セットのアーティファクトは装備品ばかりなのでそんなに調査できなさそうです.

ですが,アーティファクトの起動能力のコストを減らせるので装備品との相性は良いです.

手掛かりを1マナで起動できるのも助かります.

 

2.10 陰謀の解明者(8点)

呪文のマナコストを証拠収集10で払えるのは面白いです.

色拘束もマナ総量も一切無視できるので色々悪さが出来そうです.

7マナ6/6&飛行なので飛行戦力として頼りになります.

 

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3. アンコモンの評価

カルロフ邸殺人事件の青のアンコモンは14枚です.

 

3.1 フェイの飛行(7点)

一時的に呪禁を得るので除去から守る手段として使いやすいです.

セット先が継続的に+1/+0&飛行を得るのも良いです.

 

3.2 不可能性の除外(6点)

全体-2/-0修整なのでクリーチャーを並べるデッキに対して効果的です.

ついでに容疑も晴らせるので威迫を無効化できるのも良さそうです.

調査も行うのでそちらも上手く活用したいです.

 

3.3 偵察監視員(8点)

証拠収集ついでに1/1&飛行を1体生成できるのは良いです.

ただし,最大限活用するには他の証拠収集と墓地確保手段が必須です.

 

3.4 唐突な後戻り(8点)

やや重いですが,インスタントでライブラリーへのバウンスは良いです.

自分のパーマネントをライブラリー上へ逃がす手段としても使えます.

珍しく呪文も対象に取れるので疑似的な打ち消しとしても使えます.

今セットは打ち消せないカードがいくつかあるのでそれらに対して有効です.

 

3.5 探偵社の装備役(7点)

墓地や手札やライブラリーから拡大鏡探偵帽を登場させるのは有用です.

拡大鏡は繰り返し調査できますし,探偵帽は+1/+2でセット先を強化できます.

どちらもコモンなので集めやすいのも◎.

探偵帽も考慮するなら5/5&飛行として使えます.

欲を言えばサイズ小さくて良いからもう少し軽くして欲しかったです.

 

3.6 暗路の急使(7点)

アーティファクト生け贄でブロックされないので攻撃を通しやすいです.

自身攻撃時に1ドロー1ディスできるのも助かります.

ブロックされなければ何度も手札入れ替え出来ますし.

最大限生かすために調査できるカードを多めに採用したいです.

 

3.7 泥棒隼の事件(7点)

1マナで調査するのは便利です.

解明完了でアーティファクト1個をを4/4&飛行にできるのも良さそうです.

ですが,解明条件のアーティファクト3つは意識すれば十分可能です.

 

3.8 燭台(7点)

攻撃時に諜報2を行うので証拠収集を軸にするデッキには必須級だと思います.

単純にドローを調整するだけでも十分です.

2マナ&自身生け贄で1ドローは困った時に助かるかもしれません.

 

3.9 生ける難題(4点)

条件達成で10/10&飛行&警戒&呪禁の超強力なクリーチャーになります.

呪禁のおかげで除去されて突然死しにくいのは良いです.

条件を満たせればかなり強いですが,そこに辿り着くまでがかなり大変そうです.

 

3.10 脱出の名人(7点)

変装時にクリーチャー1体をバウンスは便利です.

相手のクリーチャー除去だけでなく自分のクリーチャーを手札に戻すことも出来ますから.

パワー3以上にブロックされないのは膠着状態で活きるかもしれません.

 

3.11 証明責任(8点)

自分の探偵に対しては+2/+2のコンバットトリックのように使えます.

相手のクリーチャーを1/1にして疑似的な除去としても使えます.

それは探偵をブロックできないので探偵デッキだと活かしやすいです.

 

3.12 詮索的探求(8点)

攻撃を通すたびに調査を行うのはかなり良さそうです.

飛行やアンブロッカブルにセット出来ればかなりアドを稼げます.

+1/+1修整を得られるのも良いです.

 

3.13 鑑識の研究者(6点)

タップコストを要求するパーマネントを使いやすくなります.

疑似的な警戒を付与すると考えればクリーチャー戦でも使えます.

タップ能力は良いのですが,証拠収集3を要求されるのは気になりそうです.

 

3.14 霧水路のスパイ(6点)

変装時攻撃を通したクリーチャーが調査を行うのは便利そうです.

1マナ1/1ですが,飛行持ちかつ探偵なのも良いです.

 

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4. コモンの評価

カルロフ邸殺人事件の青のコモンは13枚です.

 

4.1 仮面の裏(6点)

1マナで基本サイズを4/3にできるのは便利です.

自分の小型クリーチャーをサイズアップしても相手の超大型をサイズダウンしても良いですから.

アーティファクトもOKなので手掛かりや装備品を4/3にするのも良さそうです.

証拠収集6なら1/1にサイズダウンできるので交戦で勝ちやすくなります.

 

4.2 凍らせ(6点)

やや重いですが,2体を2ターン封じつつ調査を行うのは便利です.

打ち消されず護法も無効化するのは良さそうです.

 

4.3 大胆な告発(8点)

セット先のクリーチャーをタップ状態で封じる疑似的な除去です.

青青を支払えばライブラリーバウンスとして使えるのも優れています.

 

4.4 妥当な疑惑(6点)

追加2マナ要求の何でも打ち消しなので相手の土地が伸びるまでは使いやすいです.

容疑をかけられるので威迫で攻撃を通したり,相手のクリーチャー1体をブロック不可に出来るのは便利です.

打ち消し対象がないと使えないので容疑だけかけられない点に注意です.

 

4.5 投光器の捜査員(8点)

比較的達成しやすい条件で1ドロー1ディス出来るので使いやすいです.

探偵を多く採用していれば墓地も貯めやすいので証拠収集しやすくなりますね.

 

4.6 推理(5点)

手札を減らさずに調査できるので上手く使いたいです.

 

4.7 有能な調査員(7点)

登場時にクリーチャーをハンドバウンスできるので有用です.

自分のクリーチャーを戻したら調査できるのも助かりそうです.

 

4.8 未解決事件解明者(9点)

4マナ3/3&飛行なので戦力として期待できます.

自身死亡時に調査を行うのも良いですね.

 

4.9 水底の犯罪学者(6点)

アーティファクトをドローに変換できるのは良いです.

手掛かりを生け贄にした場合は2マナ払わずに1ドローするようなものですね.

 

4.10 泡の密輸者(6点)

変装時に+1/+1カウンターを4個置くので6/5として使えます.

2マナ2/1としても3マナ2/2&護法2としても使えるので様々なタイミングで使いやすいです.

 

4.11 犯罪阻止のスプライト(8点)

唱えて登場した時に証拠収集6で麻痺カウンターを1個置けるのは有用です.

相手のクリーチャー1体を一時的に無力化してテンポを稼げますから.

3マナ2/2&飛行なのも良いです.

 

4.12 疲れ切った分析者(6点)

2マナ3/2&防衛なので序盤の壁として使えます.

手掛かりなどでドローすれば防衛を失い警戒を得て攻撃にも参加できるのは良いです.

 

4.13 許可なき脱出(7点)

2マナインスタントでパーマネント1つハンドバウンスはテンポを稼げて便利です.

状況次第では自分のパーマネントに使用するのも有りです.

諜報1がついているのも地味ながら助かります.

 

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5. おわりに

最後までお読みいただきありがとうございました.

 

他の色についての記事も順次追加予定なので,下記リンクから閲覧して頂けると嬉しいです.

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