イニストラード:真紅の契りドラフト評価(黒編)「血誓いの従士」他45枚

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1. はじめに

イニストラード:真紅の契り収録の各カードのドラフトにおける評価を確認します.

今回はイニストラード:真紅の契りの黒のカードのドラフト評価です.

全部確認するのは大変だと思いますが,ピックする機会や対戦相手に使用される機会が多いアンコモンとコモンだけでも確認しておきたいです.

私見ですが,各カードの評価を5段階で点数をつけました.

なので,各カードのピック優先度の目安になれば幸いです.

 

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2. レア&神話レアの評価

イニストラード:真紅の契りの黒のレア&神話レアは14枚です.

 

2.1 血瓶の調達者(4~5点)

4マナ5/6&飛行&トランプルなので非常に優秀なクリーチャーです.

しかし,相手は呪文を唱えるたびに血・トークンを入手してしまうデメリットがあります.

ですが,血瓶の調達者の攻撃時に相手の血・トークン1個に付き+1/+0します.

そのため,相手が血・トークンを使う余裕がない状況ならばメリットにもなります.

 

2.2 墓所の冒涜者(5点)

墓地対策しつつ,相手のカウンターを減らしたり,除去としても使えるので優秀です.

登場時だけでなく,死亡時にも誘発するため結構な損害を与えられそうです.

4/4&威迫なのでアタッカーとしても良さそうです.

 

2.3 悪魔の取り引き(1点)

ライブラリーから何でも持って来れるのは強力ですが,13枚追放が非常に気になります.

ドラフトは普段よりライブラリーが少ないので,欲しいカードを追放してしまい兼ねません.

さらに,自分でライブラリーアウトを誘発する危険性もありますからね….

構築戦でライブラリー枚数が規定より多い時や追放を利用するデッキなら使えそうです.

 

2.4 戦慄宴の悪魔(4~5点)

7マナと重いですが,6/6&飛行とフィニッシャーに相応しいクリーチャーです.

しかも,自ターン終了時に自分のクリーチャー1体を戦慄宴の悪魔に変換出来ます.

戦慄宴の悪魔生成能力もコピーされるはずなので,ターン経過で恐ろしいことになります.

そのため,戦慄宴の悪魔が生き残ればほぼ勝てるくらい強力な効果ですね.

 

2.5 奉仕への切望(3~4点)

手札を捨てるだけで1ターンに1回2/2ゾンビを生成出来ます.

ドロー&ディスカード出来るカードを多くピック出来ているなら良さそうですね.

自ターンと相手ターンに手札入れ替えするだけでどんどん2/2が増えるわけですから.

 

2.6 ファルケンラスの先祖(4~5点)

タフネス1はやや気になりますが,パワー3&飛行は良さそうだと思います.

血・トークン生成能力持ちかつ,血・トークン2個生け贄で自身を手札に戻せます.

そのため,血・トークン参照カードと好相性かつ場持ちが良さそうなのも利点ですね.

 

2.7 墓の肉裂き(2~3点)

濫用でプレインズウォーカー破壊は良いのですが,ドラフトだと対象が少ないです.

2マナ3/3は優秀なサイズなのですが,毎ターン1ダメージはなかなか厳しいです.

 

2.8 首無し騎手(3~4点)

首無し騎手か自分のトークンでないゾンビが死亡すると2/2ゾンビを1体生成します.

なので,ゾンビを多くピック出来ているとかなり盤面の頭数を維持し易くなります.

濫用を多くピックしている場合は生け贄コストに困りにくくなりますね.

単純に3/1が相打ちして2/2が残るだけでも仕事をしてくれますね.

 

2.9 危難の道(4~5点)

3マナで2マナ以下全体破壊だけでも結構強そうな気がします.

トークンを一掃出来ますし,自分の3マナ以上のクリーチャーは残せますからね.

切除すれば全破壊になるので,膠着気味か劣勢の状況をリセットすることも可能ですし.

 

2.10 不笑のソリン(5点)

ライフを失いますが,毎ターン手札を増やせるのは強力だと思います.

2/3&飛行&絆魂を生成出来るのも非常に優秀です.

このトークンがライフを維持してくれるのでライフ減少分はさほど気にならなそうです.

忠誠度-7出来れば13点バーン&ライフゲインなので,一気にゲームを決められるのも◎.

 

2.11 蝕むもの、トクスリル(4~5点)

7マナと重いですが,7/7はフィニッシャーに相応しいサイズのクリーチャーです.

お互いの終了ステップ開始時に相手の全生物に-1/-1カウンターを1個置きます.

そのため,時間さえ稼げば相手の盤面は勝手に溶けて無くなります.

しかも,溶けたクリーチャー1枚につき1/1ナメクジを1体生成出来て,頭数を揃えやすいです.

さらに,青黒&ナメクジ1体生け贄で1ドロー出来るため,手札にも困らなくなります.

 

2.12 隠し幕(4点)

序盤はタフネス4の壁,追加3マナ払えば3/4&威迫のアタッカーとして使えます.

しかも,相手の手札を見て一番厄介なカードを捨てられるので相手のプランを崩せます.

ただし,ハンデスした場合は1ドローされてしまうので,手札枚数は変わりません.

そのため,相手の手札が弱ければハンデスしない選択肢も有りですね.

 

2.13 ヘンリカ・ダムナティ(5点)

登場したターンはお互いクリーチャー1枚生け贄か1ドロー&1ダメージが良さそうです.

冥府の予見者、ヘンリカは3/4&飛行&接死&絆魂と効果モリモリで非常に優秀です.

飛行&接死で睨みを利かせつつ,絆魂でダメージレースを優位にしたいです.

飛行か接死か絆魂持ちを全て+1/+0出来るので,打点を稼ぎやすいのも◎.

3マナ払うごとに起動できるので,2回使って全体+2/+0くらいは容易に出来そうです.

 

2.14 ヴォルダーレンの投血士(4~5点)

2マナ2/1&飛行だけでも優秀ですが,自分のクリーチャー死亡時に血・トークンを生成します.

血コウモリの召喚士は自ターンに1回血・トークンを1個を2/2&飛行&速攻に出来ます.

そのため,変身のために用意した血・トークンが飛行クリーチャー軍団になりますね.

血・トークン5個は時間がかかりますけど,変身させる利点は大きいです.

 

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3. アンコモンの評価

イニストラード:真夜中の狩りの黒のアンコモンは14枚です.

 

3.1 スレイベンの大グール(3~4点)

自分のゾンビ死亡時にライブラリートップのゾンビを手札に加えられます.

そのため,ゾンビ多めの構築ならば手札が途切れにくくなりますね.

ライブラリートップがゾンビ以外の場合は墓地行きかそのまま戻すを選択出来ます.

なので,ライブラリートップ操作としても使えるのはなかなか良い感じです.

トークンのゾンビが死亡しても誘発するので誘発機会は多そうです.

 

3.2 戦慄の遁走(1~2点)

1マナで相手の手札情報を得られるハンデスは悪くないです.

しかし,ハンデス対象が2マナ以下かつ土地以外なのは微妙です.

3マナ払えば制限が無くなりますけど,3マナ払うなら制限のない2枚ハンデスがいいです.

相手が選ぶ2枚ハンデスだったとしてもドラフトでは土地を落とすのも結構効きますし.

 

3.3 エドガーの覚醒(3~4点)

黒に良く見られる5マナのリアニメイトです.

大型のクリーチャーや優秀なクリーチャーを再利用出来るのは良いですね.

手札から捨てた時は黒1で墓地からクリーチャーを回収出来るのも良さそうな感じがします.

 

3.4 不吉なとげ刺し(3~4点)

3マナ3/2&接死なので,相手にブロックを躊躇わせて攻撃しやすいです.

接死のおかげで大型と相打ち出来るのでブロックに回しても良いですね.

2点失うものの,濫用で2ドロー出来るので不要なクリーチャーを手札に変換出来るのも◎.

濫用の効果は相手も対象に出来るので2点ダメージでトドメを刺すのにも使えます.

 

3.5 新郎衣装(2~3点)

単体だと+2/+0の装備品です.

花嫁衣装を装備したクリーチャーがいれば+2/+2&接死になるので強力です.

ですが,花嫁衣装は白のアンコモンなので色拘束もカードを揃えるのも難しいです.

この書き方だと1体で両方の衣装を装備している場合でも追加効果を得られますね….

 

3.6 英雄の破滅(4点)

シンプルなクリーチャーかプレインズウォーカー破壊除去なので使いやすいです.

 

3.7 寄生性掌握(3~4点)

3マナでクリーチャーに3点ダメージ&3点ライフゲインなので使いやすい除去です.

対象が人間なら2マナで使えるのも良い点です.

 

3.8 潜伏する殺人者(3~4点)

相手のクリーチャーが1体だけならそのクリーチャーに-2/-2修正を与えます.

条件は厳しめですが,4/2を登場させつつ除去を使えると考えれば良さそうです.

 

3.9 アンデッドの執事(3~4点)

切削しつつ,自身の死亡時に墓地からクリーチャーを1枚回収出来ます.

積極的に墓地利用するデッキと好相性ですし,チャンプブロックや濫用コストにも良いですね.

 

3.10 婚礼の警備兵(3~4点)

血・トークンを婚礼の警備兵用+1/+1カウンターと1ドローに変換出来ます.

なので,血・トークン生成手段の多いデッキなら活躍してくれそうです.

 

3.11 血誓いの従士(4~5点)

4マナ3/3が2マナ&手札1枚で破壊不能を得られるのはかなり強そうです.

血誓いの騎士は破壊不能能力持ちで自分の墓地のクリーチャー分のサイズになります.

なので,上手く墓地を増やせるなら相手にとって非常に厄介な存在になりますね.

 

3.12 カタパルトの有象無象(2~3点)

3マナ1/5と壁なら悪くないですが,変身の条件もやや揃えにくく微妙な感じです.

カタパルト隊長で相手にダメージを与えられるのは悪くないですが,弾の準備が難点です.

総じて微妙な感じですが,後で紹介する不浄なる密集軍との組み合わせは夢があります.

 

3.13 無害な旅人(3~4点)

害意ある侵入者への変身は容易いので実質4マナ3/3&飛行として扱えるクリーチャーです.

相手が人間をコントロールしていれば5/3&飛行になるのでアタッカーとして頼りになります.

 

3.14 眠れぬ求血者(3~4点)

ライフゲインすれば自ターン終了時に血・トークンを1つ生成します.

なので,ライフゲイン多めなら血・トークン参照カードとも好相性です.

血に染まりし歓楽者は5マナで2ダメージ&2点回復を行えるので膠着時に助かります.

また,自力で血・トークンを生成出来るようになるので使いやすくなります.

 

4. コモンの評価

イニストラード:真夜中の狩りの黒のコモンは19枚です.

 

4.1 頭狙い(3点)

対象がゾンビだけに限られますが,追放除去は強力です.

2枚追放ハンデスも選択出来るので,相手が特定のデッキ以外でも腐らないのは良いですね.

 

4.2 骨の髄まで(4点)

-13/-13修正なので破壊不能も無効に出来る除去です.

しかも,死亡したクリーチャーは追放されるので再利用されないのも◎.

 

4.3 血の泉(3点)

1マナで血・トークンを1個生成出来るので血・トークンが欲しいなら悪くないです.

4マナ&自身生け贄で自分の墓地からクリーチャーを2枚回収出来るのも良いですね.

 

4.4 血に狂った社交家(3~4点)

4マナ3/3&威迫&血・トークンを1個生成出来るアタッカーです.

攻撃時に血・トークンを1つ生け贄にすると自身を+2/+2します.

なので,ブロックされてもされなくても相手に損害を与えやすいです.

 

4.5 コウモリの急使(3~4点)

3マナ2/2&飛行なので使いやすいクリーチャーです.

さらに,登場時にライフゲインしていれば墓地からクリーチャーを1枚回収出来るのも◎.

 

4.6 戦墓の死体あさり(3点)

4マナ2/3は物足りないですが,接死のおかげでそこまで悪くない感じです.

墓地追放しつつ,ダメージレースで4点優位に立てるのは良さそうですね.

 

4.7 悪運尽きた造反者(3~4点)

2マナ1/1は物足りないですが,死亡時に2/2ゾンビを1体生成出来ます.

チャンプブロックさせても良いですし,濫用コストにするのも良いですね.

 

4.8 牙の天稟(3~4点)

吸血鬼限定ですが,1マナで+2/+2修正を得られるのは良さそうですね.

相手の吸血鬼以外にセットすれば-2/-2修正になるので,除去的な扱いも出来ます.

 

4.9 大食の客人(2~3点)

血・トークンを生成しつつ,1/4の壁として機能します.

血・トークン生け贄で1点回復するのでライフゲイン手段としても使えそうです.

 

4.10 忌まわしき儀式(3~4点)

6マナは重いですが,クリーチャーかプレインズウォーカー破壊は良いですね.

血・トークンを2つ生成出来るので,そちらも加味すれば相応な重さと言った感じですね.

 

4.11 精神吸いのグール(3~4点)

2マナ2/2が濫用でハンデス1枚出来るのは良さそうですね.

ドラフトは手札を稼ぎにくいので,クリーチャー登場ついでのハンデスは厄介そうです.

 

4.12 しつこい標本(2~3点)

3マナで延々蘇生し続けられるので生け贄コストに最適です.

タップインなのは3マナで続けてチャンプブロック出来ないようにするためですね.

 

4.13 当て付けの議論(3~4点)

黒で良く見かける2点失う2ドローです.

血・トークンも生成出来るので,コストを払えばさらに手札を良く出来ますね.

 

4.14 腐浪のガルガンチュア(4点)

5マナ5/4&相手が選ぶ除去内蔵なのでなかなか良さそうな感じです.

お互いに一番弱いクリーチャーを生け贄に捧げることになりますね.

なので,相手が少数精鋭なら刺さるはずです.

 

4.15 不死なる悪意(3~4点)

死亡するクリーチャーを僅か黒1で蘇生しつつ,+1/+1を1個置けるのは良いですね.

破壊除去回避や相打ちの状況から自分のクリーチャーだけ生還させられますので.

オーナーのコントロール下で戻るので,強奪されたクリーチャーを奪い返せます.

 

4.16 不浄なる密集軍(1~2点)

5マナ1/13と非常に大きな壁ですが,攻撃力はほぼ無い上にタップインです.

大半のクリーチャーを止められますが,一部のカードと組み合わせないと使いにくいです.

 

4.17 吸血鬼の口づけ(2~3点)

相手に2点ダメージ&自分に2点回復と悪くないですが,少々地味な感じです.

ですが,血・トークンを2個生成出来るのでそちらが主目的になると思います.

 

4.18 不貞腐れる農家(3~4点)

3マナ2/2は小さいですが,絆魂持ちは良いですね.

不道徳な収穫者への変身は比較的容易で,変身すれば4/3&絆魂なので頼りになりそうです.

 

4.19 ほつれ服の世捨て人(3点)

2マナ2/1と及第点のサイズで,自分のターンに手札を捨てていれば変身出来ます.

憎まれ者の魔女は3/3&攻撃時相手に1ダメージ&自分を1点回復です.

そのため,ライフゲイン誘発能力と相性が良く,ダメージレースを優位に運びやすいです.

ですが,手札を捨てるカードが必要なので,やや変身させにくいのは気になりますね.

 

5. おわりに

今回の黒は吸血鬼とゾンビ,濫用がテーマな感じですね.

強力なレアも多数ありますし,アンコモン以下に除去も多いので強そうな感じがします.

 

最後までお読みいただきありがとうございました.

 

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