[MTG]イクサラン:失われし洞窟評価&点数(黒編)「最深の裏切り、アクロゾズ」他43枚

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1. はじめに

今回はイクサラン:失われし洞窟のドラフト評価(黒編)です.

私見ですが,各カードの評価を10段階で点数付けしました.

各カードのピック優先度の目安になれば幸いです.

 

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2. レア&神話レアの評価

イクサラン:失われし洞窟の黒のレア&神話レアは11枚です.

 

2.1 アクロゾズの放血者(8点)

自ターン限定で相手に与えるダメージが2倍になるようなものです.

戦闘ダメージも相手へのバーンも2倍になるので強力です.

本体は4マナ2/4&飛行なので4点アタッカーとして使えます.

優秀なのですが,4マナのトリプルシンボルなので登場させにくいのが難点です.

 

2.2 タリアンの日誌(9点)

不要なアーティファクトやクリーチャーを1ドローに変換出来るのは有用です.

ただし,ソーサリータイミングでしか使えないので除去を打たれた対象やチャンプブロッカーにした対象をドローに出来ないのは気になります.

 

アクロゾズの墓所に変身するには手札をすべて捨てる強烈なデメリットがあります.

ですが,毎ターン墓地からクリーチャー呪文を唱えられるメリットは大きいです.

最終カウンターが載るので倒されると追放されてしまいますが,墓地が手札になるようなものなので強固な盤面を築きやすくなります.

今セットは落魄があるので墓地は貯まりやすいと思いますから.

 

2.3 分派の説教者(9点)

このカードが攻撃した時に(1)か(2)が誘発します.

(1)相手のライフが多いか同点なら1/1&絆魂を1体生成する.

(2)自分のライフが多いか同点なら1ドロー&1点失う.

どちらも有用ですし,2/4&接死なので攻撃しやすいのも良いです.

同点なら(1)も(2)も両方誘発するのでお得ですね.

 

2.4 女王湾の聖騎士(8点)

登場時か攻撃時に墓地から吸血鬼を蘇生出来るのは有用です.

デメリットとして最終カウンターが置かれる&登場させたカードのマナ分ライフを失います.

ですが,登場&攻撃で2回は蘇生出来るので盤面を作れます.

ただし,コモンとアンコモンの吸血鬼が少なめなのでピックをしっかりしないと蘇生対象に困るかもしれません.

レア以上の吸血鬼をピック出来ているなら結構活躍出来そうです.

 

2.5 恐怖の潮流(9点)

全体マイナス修整によるリセットは劣勢を覆すのに役立ちます.

今セットは落魄があるので墓地を貯めやすく大型も処理しやすいはずです.

上手く墓地を調整して自分の大型だけ残せると美味しいです.

 

2.6 最後の贈り物の運び手(9点)

お互いのクリーチャーリセット&リセット前に墓地にあるクリーチャーをすべて蘇生するパワフルな効果です.

自分の場が弱くて墓地が強い&相手の場が強くて墓地が弱い時に一気に逆転出来ます.

墓地がそこまで強く無くても6/6&飛行は残るので劣勢な状態を覆す手段として有効です.

強力ですが,8マナは重いので緑と組んだりして土地を伸ばす工夫をしたいです.

処理は異なりますが,生ける屍っぽい効果ですよね.

 

2.7 最深の裏切り、アクロゾズ(10点)

攻撃時に相手は手札を1枚選んで捨てるか手札が0枚ならこちらが1ドローはかなりエグイです.

さらに,相手が土地を捨てるたびに1/1&飛行を生成するのも優秀です.

トークン生成効果は相手の能力でも誘発するので相手の1ドロー&1ディスなどで自動的に盤面が厚くなるのはヤバいですね☆

そのうえ,5マナ4/4&飛行&絆魂なのですからとんでもないくらいぶっ壊れています!

 

死亡しても死者の神殿に変身してマナ加速の仕事が出来ます.

手札が1枚以下のプレイヤーがいれば最深の裏切り、アクロゾズに変身出来るのも優れています.

特筆すべきは自分が手札1枚以下でも変身出来ることです.

相手の手札じゃなくてもOKなので再度変身させることはドラフトだと難しくないです.

 

最深の裏切り、アクロゾズを見たら流れを無視して黒に行きたくなるくらい強力です.

1番困るのは黒を全くやっていない時に3パック目の自分のパックから出てくることです.

流石にそこから方向転換は厳し過ぎますから.

ピックしたプレイヤーと戦わないアリーナのドラフトなら流す選択も有りです.

ですが,ピックしたプレイヤーと戦う紙のドラフトの場合は流したら後で地獄を見るので絶対に邪魔ピックしなければなりません.

 

2.8 迷いし者の骸(7点)

3マナで3/2&速攻のスケルトンを生成するので良さそうです.

落魄した場合は1点失えば手札に戻るので再度登場させてスケルトンを増やせます.

今セットはスケルトンが1種類しかいないので自身で生成したスケルトン以外でパンプを活かしにくいのは残念です.

 

2.9 迷いし者の魂(8点)

底なしの落魄で大型化するので墓地をしっかり増やせるならかなりの脅威になります.

追加コストはデメリットですが,落魄を達成する手段と捉えることも出来ます.

 

2.10 鍾乳石の追跡者(8点)

落魄すれば+1/+1カウンターで成長する威迫持ちなので有用です.

しかも,3マナ&自身生け贄でパワー分のパワーマイナスを与えるのも優れています.

 

2.11 飢えた亡霊(9点)

ETB能力で諜報2&上に置いた分1ドロー&3点ライフロスはハイリスクハイリターンです.

ですが,落魄8でドローするたびに相手1点ライフロス&自分は1点ライフゲインです.

この効果は規定のドローでも誘発します.

なので,置いておくだけで失ったライフを回復するだけでなく,相手を徐々に追い詰めることが出来ます.

 

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3. アンコモンの評価

イクサラン:失われし洞窟の黒のアンコモンは14枚です.

 

3.1 チュパカブラの残響(9点)

ETB能力でマイナス修整による除去を使えるため優秀です.

墓地をたくさん貯められれば大型を除去するのも難しくないですし.

 

3.2 大洞窟のコウモリ(8点)

ETB能力で相手の手札から好きなカードを1枚一時的に追放する変則的なハンデスを行えます.

このカードが倒されると追放したカードを返却します.

ですが,相手の手札を確認出来るメリットは大きいですし,相手の動きを抑制出来るので思いの外厄介なはずです.

2マナ1/1&飛行&絆魂持ちなのも良いです.

 

3.3 悪意ある覆い隠し(7点)

タフネス2以下をリセットするので小型を並べるデッキに刺さります.

追加効果で相手のクリーチャーが死亡したら追放するので墓地利用されなくなるのも良いです.

自分のクリーチャーは追放されないので自分の墓地は増やせます.

 

3.4 戦慄の容貌(7点)

相手の手札を確認しつつ,アーティファクトやクリーチャーを1枚捨てられるのは良いです.

ドラフトはクリーチャーが主体なので相手の動きを先に潰しやすくなりますから.

アーティファクトは残るのでアーティファクト参照効果と相性が良いです.

 

戦慄のオセオザウルスは登場時と攻撃時に2枚切削出来るので落魄と相性が良いです.

ただ,作製コストが少しだけ重いような気もします.

 

3.5 末梢の屍道士(6点)

死亡時に1/1&ブロック不可を2体生成するので頭数を維持出来ます.

生け贄を要求するカードとも相性が良さそうです.

 

3.6 洞窟を這い刺すもの(8点)

落魄4で攻撃時に1ドロー&1点ライフロスで手札を稼げます.

3マナ1/3は弱いですが,接死持ちなので攻防ともに使いやすいのは良いです.

 

3.7 深淵の暴虐忍び(8点)

ETB能力でお互いにクリーチャー2体生け贄はインパクトがあります.

相手が少数精鋭なら一気に状況を変えられます.

もちろん,自分の被害も大きいので生け贄用の小型を2体用意したいです.

生け贄を用意出来なければこのカードがそのまま生け贄になってしまいますから.

 

3.8 絡みつく影(8点)

3回限定ですが,単独の攻撃クリーチャーに接死&絆魂付与は優秀です.

ブロックされたら相手のクリーチャーをなぎ倒しつつ回復出来ますし,ブロックされないならダメージレースで2倍勝てますから.

アタッカーが大型であるほどリターンは大きいですね.

 

影の住処は3回限定ですが,1ドロー&1点ライフロスで手札を稼げます.

実質2マナで1ドローを3回使えるのでドラフトだとかなり大きな差になります.

絡みつく影の絆魂で回復しているはずなので1点ライフロスは気にならないはずです.

 

3.9 苦々しい勝利(8点)

2マナインスタントでクリーチャー破壊は優秀です.

ですが,追加コストがハンデス1枚か3点ライフロスと重めです.

なので,除去する対象は慎重に選ぶ必要があります.

 

3.10 血による列聖(7点)

落魄で毎ターン+1/+1カウンターを1個置けるのは有用です.

7マナは重いですが,4/3&飛行にもなるのでフィニッシャーとしても使えますし.

 

3.11 血茨のフレイル(6点)

1マナで設置出来てハンデス1枚で装備出来るのでガンガン殴るデッキと好相性です.

装備するテンポロス無しなのは有用ですが,手札管理には気を付けたいです.

3コストで装備するのは余程マナが余っていないなら微妙です.

 

3.12 超巨大ヒル(6点)

場か墓地にある洞窟分コストダウンするのは良さそうです.

洞窟2枚で6マナ5/5&絆魂なら結構優秀だと思います.

8マナだと微妙ですが,5/5&絆魂は良いです.

 

3.13 非化石化(8点)

自分の墓地から蘇生してそのクリーチャーに2回探検を行います.

土地を確保したり,+1/+1カウンターで強化出来るのでなかなか良さそうです.

今セットは落魄で墓地が貯まりやすいので蘇生の価値も高めだと思います.

 

3.14 魂のとぐろのバイパー(8点)

最終カウンターが載りますが,1マナ&自身生け贄で自分の墓地からクリーチャーを蘇生出来るのは有用です.

2ターン目までに大型を墓地に落として,3ターン目にこのカードを登場させ,4ターン目に大型蘇生も出来ますね.

 

4. コモンの評価

イクサラン:失われし洞窟の黒のコモンは19枚です.

 

4.1 アクロゾズの侍祭(4点)

生け贄1体で相手は1点失い,こちらは1点回復出来るのは便利です.

除去を打たれた対象やチャンプブロッカーを無駄なく利用出来ますから.

ですが,自身が3マナ1/4なのは結構気になります.

 

4.2 ヴィトの審問官(6点)

1マナ&生け贄で+1/+1カウンター1個置き&威迫は良さそうです.

インスタントタイミングで使用出来るので状況に応じてパンプ出来ますから.

 

4.3 不屈の菌類(7点)

+2/+0修整のコンバットトリックとして使えるエンチャントです.

セット先死亡時にタップ状態で蘇生するので相打ちしても良いですし,破壊系除去を疑似的に回避する手段としても使えます.

 

4.4 同族怒りのマイコイド(7点)

毎ターン落魄すれば1/1を登場させ続けられるのは良さそうです.

 

4.5 始源の齧り虫(6点)

5マナ5/2はタフネスに難有りですが,死亡時に発見3を行うのでアド損しにくいです.

 

4.6 強欲な掠め盗り(4点)

死亡時に占術1&宝物1個生成なので生け贄素材として良さそうです.

 

4.7 更なるチャンス(7点)

2枚切削&墓地から2枚クリーチャー回収は使いやすいです.

今セットは落魄があるので普段以上に活躍出来そうです.

 

4.8 死の重み(6点)

タフネス2以下に対する除去として使えます.

 

4.9 死天狗茸の操り人形(7点)

ETB能力で2枚切削するので落魄と好相性です.

2マナ1/1ですが,接死持ちなので壁として役立ちます.

 

4.10 死者の仲間入り(9点)

3マナダブルシンボルですが,インスタントで-5/-5修整は有用です.

落魄4なら-10/-10になるので大型も除去出来ますし.

 

4.11 毒気の薬(5点)

登場時と墓地に置かれた時に1ドロー&1点ライフを失うのでアドを稼ぎやすいです.

アーティファクトを生け贄に捧げる能力と好相性です.

 

4.12 泣き叫ぶ幻影(8点)

攻撃するたびに1枚切削するので落魄と好相性です.

3マナ2/2&飛行なので繰り返し攻撃しやすいのも良いです.

 

4.13 深淵のゴブリンの骨取り(6点)

落魄したターン終了時に+1/+1カウンターでサイズアップします.

威迫持ちなのでサイズアップ出来るとなかなか良さそうです.

 

4.14 熱狂的な献上(5点)

不要なアーティファクトやクリーチャーを2ドロー&地図1つに変換出来るのは良いです.

 

4.15 猛り狂うトゲ尾(8点)

ETB能力で+2/+0&破壊不能を付与するので攻撃し易くなります.

沼サイクリングが付いているのでかなり使いやすそうです.

 

4.16 破滅の光(8点)

5マナソーサリーは重めですが,クリーチャーや機体や基本でない土地1つを追放しつつ占術1は有用です.

今セットは墓地利用カードが色々あるので追放除去の価値は高いです.

珍しく土地も除去出来るので相手が優秀な土地を使っているなら土地を除去するのも有りだと思います.

 

4.17 税血の刃(6点)

相手が対象を選ぶので強さが安定しない除去です.

相手が少数精鋭だったり,護法や呪禁持ちに対しては有効です.

逆に相手がクリーチャーを多く並べるデッキだと効果的に使えません.

 

貪る墓所は毎自ターン2点ダメージレースで勝てるのでジリジリ追い詰められます.

作製コストは重めなので余裕がある時に使えれば良いです.

 

4.18 薄暮の残響(7点)

落魄4で2マナ3/3&絆魂はかなり有用です.

 

4.19 頭蓋マイマイ(6点)

ETB能力で相手が選ぶ1枚ハンデスは地味ですが,後々効いてきます.

追放なので相手の墓地が増えないのも良いです.

 

5. おわりに

今セットの黒は落魄がテーマみたいです.

普段以上に墓地利用が多い感じなので切削を意識的に採用したいです.

 

最後までお読みいただきありがとうございました.

 

他の色についての記事も順次追加予定なので,下記リンクから閲覧して頂けると嬉しいです.

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