1. はじめに
2021年10月21日にZ/X 38弾「無限<アンリミテッドブースト>」が発売されます.
今弾はアルターブレイクと併用したい新システム「アンリミテッドブースト」が目玉です.
さらに,新プレイヤーである竜の姫君の追加と新カテゴリである魔導書やサテライトやピュアティの追加も楽しみな弾です.
今回は竜の姫君の新カードを紹介します.
2. 好天に戯れる 姫君と竜
竜の姫君1種類目の3コストIGアイコンです.
手札を増やしつつ蒼穹の彼方よりをプレイ出来るので非常に重要なカードになりそうです.
1つ目の能力について
自分のデッキ上が[アストラルドラコ]か蒼穹の彼方よりならば,それを手札に加えます.
現状だと竜の姫君で手札を増やすカードは無いので,結構助かりそうな効果です.
ですが,38弾だけだとデッキを指定カードで固められないと思うので失敗も多そうです.
2つ目の能力について
条件を満たすと手札にある蒼穹の彼方よりを1枚コストを支払わずにプレイ出来ます.
そのため,このカードで蒼穹の彼方よりを引いてから即プレイすることも出来ますね.
IGで登場すれば比較的簡単に1ターンで2枚以上蒼穹の彼方よりをプレイ出来ますね.
閉じる無限のノクターンからこのカードを登場させれば連続攻撃も容易いですね.
同名のこの能力がターン1制限なのは,何回も出来てしまうとその動きが強すぎるからですね.
3. 虚数領域のアリア
竜の姫君専用イデアドライブです.
イデアライズが無いので3つ目の能力は控え目ですが,早期に使えるとなかなか便利そうです.
1つ目&2つ目の能力について
基本的には他のイデアドライブとほぼ同じです.
ですが,コストに[アストラルドラコ]か蒼穹の彼方よりを選べる点は異なっています.
蒼穹の彼方よりがデッキの40[%]近くを占めるからこその措置ですね.
3つ目の能力について
自ターン限定ですが,NSにある相手の5コスト以下を1枚破壊出来ます.
盤面を埋め尽くされた状況からでも反撃の糸口を掴みやすいのは良さそうですね.
ただし,手札1枚をデッキ下に置く必要があるので,ドローを補強したいですね.
4. 来たれ、星界の遥か
竜の姫君専用のゲートカードです.
虚数領域から多数のドラゴンが飛び去ったようですが,後々色々と影響しそうですね.
能力について
自分のターン終了時,デュナミスに表向きの蒼穹の彼方よりが5枚以上あるならば,蒼穹の彼方よりを1枚まで手札に加えます.
条件を満たせば毎ターン必ず1回は閉じる無限のノクターンを登場させられるようになりますね.
デュナミスからイベントを回収する術は今のところないので貴重な回収手段です.
5. 星を従える 姫君と竜
竜の姫君でメインデッキに入る1種類目の5コストです.
白の世界も衰退こそしましたが,新たな体制に移行して一定の秩序は保っていますね.
なので,並行未来世界の中では割とまともな方ですよね.
能力について
登場時に手札にある蒼穹の彼方よりを1枚までコストを支払わずにプレイします.
5コストを登場させつつ,蒼穹の彼方よりもプレイ出来るので助かりますね.
2体スクエアに登場させられるのでライフや盤面を取りやすいです.
他にも蒼穹の彼方よりのプレイが止まって貴き平和のバラードを生成出来ない時に助かります.
6. 雲河を照らす 姫君と竜
竜の姫君1種類目の2コストIGアイコンです.
蒼穹の彼方よりのコストを下げられるので閉じる無限のノクターンを登場させやすくなります.
1つ目の能力について
このカードがスクエアにいる時,手札にあるすべての蒼穹の彼方よりのコストを-1します.
蒼穹の彼方よりのコストが下がるため,1ターンに複数枚プレイしやすくなります.
この効果は重複するので2枚あれば蒼穹の彼方よりを白1でプレイ出来ますね.
2つ目の能力について
蒼穹の彼方よりをプレイしていた場合,このカードは絶界を得ます.
イデアドライブを回避してライフを取る際に役立ちそうです.
また,蒼穹の彼方よりは相手ターンにもプレイ出来ます.
そのため,相手ターンに蒼穹の彼方よりをプレイして絶界持ちの壁にするのも可能です.
7. 風と踊る 姫君と竜
竜の姫君1種類目のIGアイコン無しの2コストです.
青の世界の人類(管理対象になっているクローン人間)って自我を失ってましたっけ?
オリジナルXIIIシリーズは情動回路的なもので感情を制御されていたはずですけど.
能力について
登場時にデッキ上5枚から蒼穹の彼方よりを1枚まで手札に加えます.
2コストで蒼穹の彼方よりを探せるので悪くなさそうですね.
蒼穹の彼方よりをプレイしつつ使うとしたら5リソース以降になりそうです.
8. おわりに
好天に戯れる 姫君と竜のおかげで蒼穹の彼方よりをプレイしやすそうですね.
ですが,現状だと安定した運用にはまだまだカードが足りない印象です.
足りない枠で如何に不足している要素を補えるかがデッキ構築の鍵になりそうです.
最後までお読みいただきありがとうございました.
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