1. はじめに
2022年1月27日にZ/X 39弾「破天＜ワールドオーダー＞」が発売されます．
今弾は38弾で未収録のプレイヤーたちのアンリミテッドブースト関連が目玉です．
さらに，竜の姫君や魔導書，サテライトなどの新カテゴリの追加カードも楽しみな弾です．
今回は魔導書の新カードを紹介します．
2. 叡智の魔導書工房 セリオン
2種類目のセリオンです．
魔導書デッキはセリオンが要なので，この追加は助かりますね．
魔導書∴逢魔の宝石獣のセリオンサーチ効果が不発しにくくなるのも有難いです．
1つ目の能力について
登場時に手札1枚とデッキ上3枚のブレイバーかギガンティック入れ替えですね．
キーカードを探しやすく，コスト含めてトラッシュも3枚増えるのでなかなか有用です．
この効果でエヴォルシードが発動する点は見逃せません．
ESも色々ありますが，魔導書デッキならこの辺が候補になると思います．
聖獣オーラフォモールは不発しやすいですが，セリオンをPSに置けるのは良いですよね．
2つ目の能力について
手札のブレイバーを1枚捨てて1ドローするシンプルな手札入れ替えです．
各種魔導書の効果を起動させやすくなるので魔導書デッキ的にはかなり大事です．
ですが，魔導書の蒐集者 セリオンよりも起動回数が1回減っているのは気になります．
1つ目の能力で即座にアドバンテージを稼げるから調整されたのでしょうか．
3. 魔導書∴夜更の魔女
魔導書2種類目の3コストIGアイコン持ちのゼクスです．
このフレーバーの黒崎神門はもしかして赤の世界の黒崎博士でしょうか？
青の世界は終わってないのでソルっぽくないですし，今の神門の台詞とも思えませんし．
過去の台詞じゃない場合，もしかすると黒崎博士はまだ存命だったりするかもしれませんね．
てっきり倉敷博士以外の三博士は亡くなっていると思っていましたので少々意外です．
1つ目の能力について
登場時NSの相手ゼクス1枚に5000ダメージを与える赤らしい効果です．
IGで2面処理やパワー9500まで処理出来るようになるので使い勝手は良いです．
リソース条件は良いのですが，相手のゼクス3枚以上必要な点には気を付けたいです．
単なる5000ダメージならリソース条件だけでも良さそうな気がしますけど．
ブレイバーとギガンティックがあれば良いので条件が緩いからでしょうか．
2つ目の能力について
セリオンの効果で手札から捨てたらスリープでNSに登場します．
盤面を埋めつつ，5000ダメージを飛ばせるのでなかなか厄介そうですね．
特に相手ターンに上手く使えれば割と面倒な状況を作れそうです．
4. 魔導書∴紫雲の雷公
魔導書4種類目の4コストのゼクスです．
そういえば，数えきれないZ/X用語に魔導書やセリオンは載ってないんですよね．
なので，ギガント・クレストが何故ブレイバー/ギガンティックなのか把握出来ていません．
マイスターがギガンティックを装備している転身とはまた違いますし．
1つ目の能力について
セリオンの効果で手札から捨てる&赤1でリブートで相手PS以外に登場します．
4コストを僅か1コストで登場させられるのはなかなか有用だと思います．
魔導書は守りは堅固ですが攻め手に欠ける印象なのでアタッカーとして重宝しそうです．
2つ目の能力について
ブレイバーの能力で登場した時，相手のチャージを1枚まで除外します．
1つ目の能力で簡単に登場出来るので使い回せれば相当厄介ですね．
秘儀『魔導書再編・略式』や魔導書の蒐集者 セリオンがあるので回収は容易です．
月華の女神セレネや粗暴な海の神 戸塚 尊でも誘発するのでかなりチャージを削れるはずです．
5. 魔導書∴晴嵐の妖精
魔導書2種類目の5コストのゼクスです．
魔導書∴晴嵐の妖精は魔導書デッキのキーカードになりそうですね．
晴嵐の妖精というと艦これの艦載機の妖精を思い出しますよ．
能力について
条件は色々ありますが，赤2でトラッシュから魔導書を1枚リブートで登場させられます．
ターン終了時に除外されてしまいますが，パワー+3000もあるのでアタッカーとして頼れます．
魔導書なら何でも登場させられるので，今後どんどん重要度が増すカードになる予感です．
魔導書∴晴嵐の妖精のおかげで魔導書∴東雲の天使が本領発揮出来るようになりますね．
6. おわりに
色々なカードが追加されたので魔導書デッキはさらに強化された印象です．
セリオン頼りなデッキなので2種類目のセリオンが追加されたのはかなり大きそうですね．
コントロール札も増えたので，対峙した時は今まで以上に慎重に動かなければいけませんね．
最後までお読みいただきありがとうございました．
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